Users Guide
目次ページに戻る
CMC の概要
ユーザーズガイド
CMC 管理機能
セキュリティ 機能
シャーシの概要
ハードウェア仕様
対応リモートアクセス接続
対応プラットフォーム
対応ウェブブラウザ
対応管理コンソールアプリケーション
WS-Management のサポート
その他のマニュアル
Dell™ChassisManagementController(CMC)はホットプラグ可能なシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアのソリューションで、Dell M1000e シャーシシステムのリモート管理と電源
制御の機能を提供するように設計されています。
CMC は、温度、ハードウェアの誤った構成、電源障害、ファン速度に関する警告やエラーの電子メール警告や SNMP トラップ警告を送信するように設定できます。
CMC は自身のマイクロプロセッサとメモリを持っており、差し込んだモジュラシャーシから電源が供給されます。
CMC の利用を開始するには、「CMC のインストールと設定」を参照してください。
CMC 管理機能
CMC は次の管理機能を提供します。
l CMC 冗長環境
l 動的ドメイン名サービス (DNS) 登録
l SNMP、ウェブインタフェース、iKVM、または Telnet/SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視
l Microsoft®Active Directory®認証のサポート - 標準スキーマまたは拡張スキーマを使ってユーザー ID とパスワードを Active Directory で一元管理
l 監視(モニター) - システム情報やコンポーネントのステータスにアクセス可能
l システムイベントログへのアクセス - ハードウェアログと CMC ログへのアクセスを提供
l さまざまなコンポーネントのファームウェアアップデート - CMC、サーバー、iKVM および I/O モジュールの基盤デバイス
l DellOpenManage™ソフトウェアインテグレーション - Dell OpenManage Server Administrator または IT Assistant からCMC ウェブベースインタフェースを起動
l CMC 警告 - 電子メールメッセージまたは SNMP トラップを使って管理対象ノードに関する潜在的な問題を警告
l リモート電源管理 - シャーシコンポーネントのシャットダウンやリセットといったリモート電源管理機能を管理コンソールから提供
l 電源使用率のレポート
l Secure Sockets Layer(SSL)暗号化 - ウェブインタフェースからセキュアなリモートシステム管理を提供
l パスワードレベルのセキュリティ管理 - リモートシステムへの不正アクセスを防止
l 役割(ロール)ベースの権限 - さまざまなシステム管理タスクに応じて割り当て可能な権限
l Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) ウェブインタフェースの起動ポイント
l WS-管理のサポート(詳細は、「WS-Management のサポート」を参照)
l FlexAddress 機能 - 特定のスロットに対して、工場で割り当てられた World Wide Name/Media Access Control(WWN/MAC) ID のシャーシに割り当てられた WWN/MAC ID へ
の置き換え(詳細は、「FlexAddress の使用」を参照)
l シャーシのコンポーネントステータスおよび正常性のグラフィック表示
l 単一およびマルチスロットサーバーのサポート
セキュリティ 機能
CMC は次のセキュリティ機能を提供しています。
l Microsoft Active Directory(オプション)またはハードウェアに保存されているユーザー ID とパスワードによるユーザー認証
l システム管理者が各ユーザーに特定の権限を設定できる役割(ロール)ベースの権限
l ウェブインタフェースを介してのをユーザー ID とパスワードの設定
l ウェブインタフェースは 128 ビット SSL 3.0 暗号化と 40 ビット SSL 3.0 暗号化 (128 ビットが使用できない国向け)をサポート