Users Guide
DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress <静的 IP アドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicGateway <静的ゲートウェイ>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicNetmask <静的サブネットマスク>
現在のネットワーク設定の表示
NIC、DHCP、ネットワーク速度、デュプレックス設定の概要を表示するには、次を入力します。
racadm getniccfg
または
racadm getconfig -g cfgCurrentLanNetworking
シャーシの IP アドレスとDHCP、MAC アドレス、DNS 情報を表示するには、次を入力します。
racadm getsysinfo
ネットワーク LAN の設定
CMC NIC の有効化
CMC NIC を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
NIC アドレスの DCHP の有効 / 無効化
有効にすると、CMC の DHCP を使って NIC アドレスを取得する機能は、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーから自動的に IP アドレスを要求して取得します。この機能はデフォルトで有効に
なっています。
DHCP を使って NIC アドレスを取得する機能を無効にして、静的 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを指定することもできます。手順については、「CMC への初期アクセスの設定」を参照して
ください。
DHCP を使用した DNS IP アドレスの取得機能の有効 / 無効化
CMC の DHCP を使って DNS アドレスを取得する機能はデフォルトで無効になっています。この機能を有効にすると、プライマリとセカンダリ DNS サーバーアドレスが DHCP サーバーから取得され
ます。この機能を使用すると、DNS サーバーの静的 IP アドレスを設定する必要はありません。
DHCP を使用した DNS アドレスの取得機能を無効にして、プライマリとセカンダリ DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP
DNS の静的 IP アドレスの設定
プライマリ DNS IP アドレスを設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <IP アドレス>
セカンダリ DNS の IP アドレスを設定するには、次を入力します。
メモ: 以下の手順を行うには、シャーシ設定システム管理者の権限が必要です。
メモ: コミュニティ文字列や SMTP サーバー IPアドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。
メモ: シャーシに 2 つの CMC(プライマリとスタンバイ)があり、両方ともネットワークに接続していると、プライマリ CMC が故障した場合にスタンバイ CMCが自動的にそのネットワーク設定を
継承します。
メモ: CMC NIC はデフォルトで有効になっています。
メモ: DHCP を使って NIC アドレスを取得する機能を無効にした後で再び有効にすると、静的 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ設定は失われます。
メモ: これらの設定は、DHCP を使用した DNS アドレスの取得機能が無効になっていない場合は、無効になります。