Users Guide
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <IP アドレス>
DNS 設定
l CMC 登録 DNS サーバー上に CMC を登録するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1
l CMC 名 デフォルトでは、DNS サーバー上の CMC 名は cmc-<サービスタグ> です。 DNS サーバー上の CMC の名前を変更するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName <名前>
ここで、<名前> は英字で始まる 63 文字以内の英数字とハイフンで指定します。例:cmc-1、d-345
l DNS ドメイン名 デフォルトの DNS ドメイン名は空白文字 1 文字です。DNS ドメイン名を設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSDomainName <名前>
ここで、<名前> は英字で始まる 254 文字以内の英数字とハイフンで指定します。例:p45、a-tz-1、r-id-001
オートネゴシエーション、デュプレックスモード、ネットワーク速度の設定
オートネゴシエーション機能は、有効にした場合、最も近いルーターまたはスイッチと通信することで CMC が自動的にデュプレックスモードとネットワーク速度を設定するかどうかを判定します。オート
ネゴシエーションはデフォルトで有効になっています。
オートネゴシエーションを無効にして、デュプレックスモードとネットワーク速度を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicEnable 0
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicFullDuplex <デュプレックスモード>
l <デュプレックスモード> は 0(半二重)または 1(全二重 、デフォルト)です。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed <速度>
このコマンドで、
l <速度> は 10 または 100(デフォルト)です。
最大転送単位(MTU)の設定
MTU プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズを設定できます。MTU を設定するには、次を入力してください。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu <mtu>
ここで、<mtu> は 576~1500 の数値です(デフォルトは 1500)。
SMTP サーバー IP アドレスの設定
CMC を有効にすると、指定した IP アドレスに Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)を使って電子メール警告を送信できます。この機能を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsFwUpdateIpAddr <SMTP IP アドレス>
ここで、<SMTP IP アドレス> はネットワーク上の SMTP サーバーの IP アドレスです。
ネットワークセキュリティの設定
IP 範囲チェックの有効化
IP フィルタは着信ログインの IP アドレスを、次の cfgRacTuning プロパティで指定する IP アドレス範囲と比較します。
メモ: DNS サーバーによっては、31 文字以内の名前しか登録できません。指定する名前が DNS で要求される上限以下であることを確認してください。
メモ: 以下の設定は、cfgDNSRegisterRac を 1 に設定することで DNS サーバー上に CMC を登録した場合にのみ有効です。
メモ: ネットワークに、IP アドレスのリースを定期的に発行したり更新したりする SMTP サーバーがあり、アドレスが異なる場合は、指定した SMTP サーバー IP アドレスの変更によって、この
プロパティ設定が機能しない期間があります。そのような場合は、DNS 名を使用してください。
メモ: 以下の手順を行うには、シャーシ設定システム管理者の権限が必要です。