Users Guide
トラブルシューティング
表4-3 は、リモート RACADM に関する一般的な問題を掲載しています。
表 4-3.シリアルおよび racadm コマンドの使用。
よくある質問(FAQ)
CMC 1.20 のコマンドアップデート
CMC 1.20 リリースでは、以下のコマンドがアップデートされています。
l chassisaction
¡ -d および -w は廃止予定
¡ nongraceshutdown の追加
l gettracelog/gettraclog/getsel
¡ -A および -o の追加出力の生成なし。既存スクリプトの後方互換性を提供。
l getsensorinfo
¡ -s および -G は廃止予定
l serveraction
¡ サーバーの指定は -s から -m に変更。
¡ -A はエンクロージャ内のすべてサーバーに serveraction コマンドを適用します。
¡ graceshutdown は廃止予定
l fwupdate
¡ FTP サーバーの IP アドレス、ユーザー名およびパスワードを指定するために、 {-f <ftp server ip address> <username> <password>} を追加
¡ ファームウェアアップデートをキャンセルするための -c を追加
l getpbinfo
¡ 新しい電力バジェットのステータスアイテムおよびレポート値の追加。
l getpminfo
¡ 電力管理のステータスアイテムおよび値を提供する新しいコマンド。
これらコマンドのアップデートの詳細に関しては、「RACADM サブコマンド」で各コマンドの詳細セクションを参照してください。
質問
回答
RACADM racreset サブコマンドを使用して CMC リセットを実行した後で、コマンドを発行する
と次のメッセージが表示されます。
racadm <サブコマンド> Transport: ERROR: (RC=-1)
このメッセージは何を意味しますか?
CMC のリセットが完了するまで待ってから、別のコマンドを発行してください。
RACADM サブコマンドを使用するとき、理解できないエラーが発生します。
RACADM を使用するとき、次のようなエラーが 1 つまたは複数発生することがあります。
l ローカルエラーメッセージ - 構文、入力ミス、誤った名前などの問題。
例:
ERROR: <メッセージ>
RACADM help サブコマンドを使って、正しい構文と使用方法を表示します。
l CMC 関連のエラーメッセージ- - CMC が対処できないエラー。「racadm コマンドエラ
ー」と表示されることもあります。
デバッグ情報を取得するには、racadm gettracelog と入力します。
リモート RACADM を使用しているとき、プロンプトが「>」に変わって「$」に戻せません。
コマンド内で二重引用符 (") を入力すると、CLI が「>」に変わって、すべてのコマンドがキューされ
ます。
「$」のプロンプトに戻すには、<Ctrl>-d と入力します。
以下のコマンドの利用を試みましたが、「見つかりません」のエラーが返されました。
$ logout
$ quit
logout および quit コマンドは、CMC CLI インタフェースでサポートされていません。