Users Guide
4. 警告の有効化:
a. 警告を有効にするイベントのチェックボックスを選択します。すべてのイベントの警告を有効にするには、すべて選択 チェックボックスを選択します。
b. 適用 をクリックして設定を保存します。
5. トラップ設定 サブタブをクリックします。シャーシイベント警告送信先 ページが表示されます。
6. 空白の送信先の IP アドレス フィールドに有効な IP アドレスを入力します。
7. 送信先管理ステーションが属する SNMP コミュニティ文字列 を入力します。
8. Apply (適用) をクリックして変更を保存します。
警告送信先へのイベントトラップをテストするには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで シャーシ を選択します。
3. 警告管理 タブをクリックします。シャーシイベント ページが表示されます。
4. トラップ設定 タブをクリックします。シャーシイベント警告送信先 ページが表示されます。
5. 送信先の隣にある テストトラップ 行の 送信 をクリックします。
RACADM の使用
1. CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開いて、ログインします。
2. 警告を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3. CMC に生成させたいイベントを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <マスク値>
ここで、<マスク値> は 0x0 ~ 0x003fffdf の間の 16 進値です。
マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、 <OR> キーでもって各マスクの第 2 値(1、2、4、...)を追加します。
たとえば、バッテリプローブ警告 (0x2)、電源装置エラー (0x1000)、KVM エラー (0x80000) 用トラップ警告を有効にするには、2 <OR> 1000 <OR> 200000 を入力して <=> キーを
押します。
結果の 16 進値は 208002 で、RACADM コマンドのマスク値は 0x208002 です。
表 11-2.イベントトラップのフィルタマスク
メモ: シャーシイベント警告送信先 ページのコミュニティ文字列は、シャーシ® ネットワーク / セキュリティ® サービス ページのコミュニティ文字列とは異なります。SNMP トラ
ップのコミュニティ文字列は、CMC が管理ステーション宛の送信トラップに使用します。シャーシ® ネットワーク / セキュリティ® サービス ページのコミュニティ文字列は、管理ス
テーションが CMC の SNMP デーモンにクエリする際に使用されます。
メモ: SNMP と電子メール警告の両方に設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。既にフィルタマスクを選択している場合は、手順 2 をスキップできます。
イベント
フィルタマスク値
ファンプローブエラー
0x1
バッテリプローブ警告
0x2
温度プローブ警告
0x8
温度プローブエラー
0x10
冗長性低下
0x40
冗長性喪失
0x80
電源装置警告
0x800
電源装置エラー
0x1000
電源装置がありません
0x2000