Users Guide
a. SMTP(電子メール)サーバー フィールドを見つけて、SMTP ホスト名または IP アドレスを入力します。
b. 警告を発信する任意の送信元電子メールアドレスを入力します。デフォルトの送信元電子メールアドレスを使用する場合は、空白のままにします。デフォルトの送信元アドレスは、
cmc@[IP アドレス] です。ここで、[IP_address] は、CMC の IP アドレスを指します。値を入力する場合は、電子メールアドレスの構文は、「電子メール名[@ドメイン] 」です。電子メ
ールドメインは、オプションで指定することができます。「@ドメイン」 を指定しない場合、かつアクティブな CMC ネットワークドメインが存在する場合は、差出人電子メールアドレスとして
「電子メール名 @cmc.ドメイン」 が使用されます。「@ドメイン」 を指定しない場合、かつアクティブな CMC ネットワークドメインが存在しない場合は、CMC の IP アドレスが使用されま
す。(例: 電子メール名@[IP アドレス] )
c. 適用 をクリックして変更を保存します。
7. 警告を受け取る電子メールアドレスを指定します。
a. 空白の送信先電子メールアドレス フィールドに有効な電子メールアドレスを入力します。
b. オプションで 名前 も入力できます。この名前は、電子メールを受信するエンティティとなります。無効な電子メールアドレスに入力された名前は、無視されます。
c. 適用 をクリックして設定を保存します。
電子メール警告の送信先にテスト送信するには
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで シャーシ を選択します。
3. 警告管理 タブをクリックします。シャーシイベント ページが表示されます。
4. 電子メール警告設定 サブタブをクリックします。電子メール警告の送信先 ページが表示されます。
5. 送信先の隣にある 送信先電子メールアドレス 行の 送信 をクリックします。
RACADM の使用
1. CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開いて、ログインします。
2. 警告を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3. CMC に生成させたいイベントを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <マスク値>
ここで、<mask value> は 0x0 および 0x003fffdf の間の 16 進数値で、0x の文字で始まる形式でなければなりません。 表11-2 は、各イベントタイプのフィルタマスクを提供します。有
効にするフィルタマスクの 16 進値の計算方法は、「RACADM の使用」 の手順 3 を参照してください。
4. 電子メール警告を有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable 1 -i <インデックス>
ここで、<インデックス> は 1~4 の値です。インデックス番号は、CMC により 4 つまでの設定可能な電子メール送信先の識別に使用されます。
5. 電子メール警告を受信する送信先電子メールアドレスを指定するには、次のように入力します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress <電子メールアドレス> -i <インデックス>
ここで、<電子メールアドレス> は有効な電子メールアドレスで、<インデックス> は手順 4 で指定したインデックス値です。
6. 電子メール警告の受信者の名前を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress <電子メール名> -i <インデックス>
ここで、<電子メール名> は、電子メール警告を受信する人またはグループの名前で、<インデックス> は手順 4 と 5 で指定したインデックス値です。電子メール名は、32 文字以内の英数
字、ハイフン、下線、ピリオドで指定します。スペースは使用できません。
トラップ警告の送信先 IP アドレスを 4 つまで設定できます。それ以上の IP アドレスを追加するには、手順 2~6 を繰り返します。
メモ: CMC の IP アドレスから送信された電子メールを受け入れるように SMTP 電子メールサーバーを設定する必要があります。この機能は通常、セキュリティ上、ほとんどのメール
サーバーでオフになっています。この設定をセキュアに行う手順は、SMTP サーバーに付随するマニュアルを参照してください。
メモ: SNMP と電子メール警告の両方に設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。既にフィルタマスクを選択している場合は、手順 3 をスキップできます。
メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス (1~4) の既存の設定をすべて上書きします。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、racadm get config -g
cfgEmailAlert -i <インデックス> を入力します。インデックスが設定されていると、その値が cfgEmailAlertAddress と cfgEmailAlertEmailName オブジェクトに表示されます。