Users Guide
ウェブインタフェースの使用
シャーシとシャーシコンポーネントの正常性を表示するには、次を入力します。
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで Chassis (シャーシ) を選択します。シャーシサマリ ページが表示されます。
シャーシグラフィックス セクションは、シャーシの前面および背面図をグラフィック表示します。グラフィック表示により、シャーシに内蔵されたコンポーネントおよびステータスの概要を視覚的に
把握することができます。
各グラフィックは、取り付けられたコンポーネントをリアルタイムに表します。コンポーネントの状態は、コンポーネントのサブグラフィックの色で示されます。
l 緑色 - コンポーネントが存在し、電源がオンで CMC と通信中。悪条件の兆候なし。
l オレンジ色 - コンポーネントが存在し、電源がオンまたはオフで CMC と通信中または通信しておらず。悪条件が存在する可能性があり。
l 灰色 - コンポーネントが存在するが、電源がオフ。CMC とは通信しておらず、悪条件の兆候はなし。
コンポーネントのサブグラフィックにマウスのカーソルを移動すると、該当するテキストヒントまたは画面ヒントが表示されます。コンポーネントステータスは動的に更新され、現在の状態を反映す
るように、コンポーネントのサブグラフィックの色およびテキストヒントも自動的に変更します。
コンポーネントのサブグラフィックは、該当する CMC GUI ページにハイパーリンク付けされ、対象のコンポーネントのステータスページに瞬時に移動することができます。
コンポーネントの正常性 セクションは、アイコンと共に各コンポーネントのステータスを表示します。 表11-7は、各アイコンを説明します。
表 11-7.正常性状態インジケータ
RACADM の使用
CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開いて、ログイン後、以下を入力します。
racadm getmodinfo
イベントログの表示
ハードウェアログと CMC ログ ページに、管理下システムで発生した重大なシステムイベントが表示されます。
ハードウェアログの表示
CMC は、シャーシで発生したイベントのハードウェアログを生成します。ハードウェアログは、ウェブインタフェースとリモート RACADM を使用して表示できます。
項
目
説明
OK
コンポーネントが存在し、CMC と通信していることを示します。
情報
正常性の状態に変化がない場合は、コンポーネントに関する情報が表示されます。
警告
警告のみが発行され、システム管理者が設定した時間内 に修正処置が 必要であることを示します。管理者が指定した時間内に修正処置を取らなかった場合は、コンポーネントエ
ラーや、コンポーネントと CMC 間の通信エラー、シャーシの整合性に影響する重要または重大なエラーを引き起こす可能性があります。
重大
少なくとも 1 つのエラー警告が発行されたことを示します。つまり、CMC はまだコンポーネントと通信できますが、正常性に関する深刻な状態が報告されています。速やかな対応処
置が必要です。修正しなかった場合は、コンポーネントに障害が発生し、CMC との通信が停止します。
不明
シャーシに初めて電源が投入されたときに表示されます。すべてのシャーシコンポーネントは最初、完全に電源が投入されるまで 「不明」 と表示されます。
値な
し
コンポーネントがスロットにないか、CMC がコンポーネントと通信できないことを示します。
メモ: シャーシが不在になることはあり得ません。
メモ: ハードウェアログをクリアするには、ログのクリアシステム管理者の権限が必要です。
メモ: 特定のイベントが発生したときに電子メールまたは 電子メールSNMP トラップを送信するように CMC を設定できます。警告を送信するように CMC を設定する方法については、「SNMP
アラートの設定」および「電子メール警告の設定」を参照してください。