Users Guide
CMC または iKVM 上のデータベースプロパティのエントリをすべて削除し、出荷時のデフォルト設定を復元します。データベースプロパティの復元後、CMC は自動的にリセットします。
racresetcfg を使用してデフォルトプロパティを復元すると、iKVM も自動的にリセットします。
注意: このコマンドは CMC の現在の設定を削除し、CMC とシリアル設定を最初のデフォルト設定に戻します。リセット後のデフォルトの名前とパスワードはそれぞれ root と calvin で、IP アド
レスは 192.168.0.120 です。ネットワーククライアント(例:対応ウェブブラウザや Telnet/SSH)から racresetcfg を発行する場合は、デフォルトの IP アドレスを使用する必要があります。
使用方法
racadm racresetcfg [-m <モジュール>]
オプション
表A-26 に、racresetcfg サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-26.racresetcfgサブコマンド オプション
例
racadm racresetcfg -m kvm
工場出荷時のデフォルトへの設定復元が開始しました。
serveraction
説明
指定したサーバーにサーバーリセット、電源投入、電源切断、パワーサイクルなどを実行します。
使用方法
racadm serveraction [-m <server-n>] <処置>
racadm serveraction [-a] <処置>
オプション
表A-27 に、serveraction サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-27.serveractionサブコマンドオプション
オプション
説明
-m <モジュール>
データベースプロパティをリセットするモジュールを指定します。
<モジュール> は次のいずれかになります。
l シャーシ
l kvm
l server-n (n=1 - 16)
デフォルト: chassis
メモ: このサブコマンドを使用するには、システム管理者の権限が必要です。
オプション
説明
-m server-n
サーバーをシャーシ内のスロット番号(1 ~ 16)で指定します。例:server-2.