Users Guide
setniccfg
説明
指定したモジュールの IP 設定を行います。
使用方法
racadm setniccfg [-m <モジュール>] [-d] [-o] [-s <ip アドレス> <サブネットマスク> <ゲートウェイ>] [-k <速度> <デュプレックス>]
racadm setniccfg [-m <モジュール>] -d
racadm setniccfg [-m <モジュール>] -s <ip アドレス> <ネットマスク> <ゲートウェイ>
racadm setniccfg [-m <モジュール>] -o
racadm setniccfg [-m <モジュール>] -k [<速度> <デュプレックス>]
オプション
表A-31 に、setniccfg サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-31.setniccfgサブコマンド オプション
例
l racadm setniccfg -m server-1 143.166.152.39 143.166.152.1 255.255.255.0
OK
l racadm setniccfg -m server-9 143.166.152.39 143.166.152.1 255.255.255.0
ERROR: Server in slot 9 is an extension of the server in slot 1.
(エラー: スロット9 のサーバーは、スロット1のサーバーの拡張です。)
l racadm setniccfg -k 100 full
Speed and Duplex settings modified successfully.
(速度とデュプレックスの設定変更に成功しました。)
メモ: このサブコマンドを使用するには、システム管理者の権限が必要です。
オプション
説明
-m <モジュー
ル>
IP を設定するモジュールを指定します。
<モジュール> は次のいずれかになります。
l server-n(n=1~16)
l switch-n(n=1~6)
l シャーシ
-m オプションを実行すると、モジュールはデフォルトのシャーシになります。
-d
Ethernet 管理ポートの DHCP を有効にします(デフォルトは DHCP が有効です)。
-s
IP アドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイを指定して、静的 IP 設定を有効にします。<IP アドレス>、<ネットマスク>および<ゲートウェイ> は、文字列をドットで区切
って入力する必要があります。
このオプションを入力しなければ、既存の静的設定が使用されます。
-o
Ethernet 管理ポートを完全に無効にします。
-k
NIC の速度とデュプレックスを指定します。
l 速度: 10, 100
l デュプレックス: 半二重, 全二重l
l (値を入力しません):オートネゴシエーション