Users Guide
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <一次 DNS IP アドレス>
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <二次 DNS IP アドレス>
これで、拡張スキーマ機能の設定は完了しました。
標準スキーマの Active Directory の概要
Active Directory の統合に標準スキーマを使用する場合は、Active Directory と CMC の両方で設定が必要になります。
Active Directory 側では、標準グループオブジェクトがロール(役割)グループとして使用されます。CMC のアクセス権を持つユーザーはロールグループのメンバーとなります。
このユーザーに特定の CMC カードへのアクセスを与えるには、ロールグループ名とそのドメイン名を特定の CMC カードで設定する必要があります。拡張スキーマソリューションとは異なり、ロールと
特権レベルは Active Directory ではなく各 CMC カードで定義されます。各 CMC につき最大 5 つのロールグループを設定および定義できます。 表5-10はロールグループの権限レベルを、表7-
8 はロールグループのデフォルト設定を示したものです。
図 7-4.ActiveDirectoryと標準スキーマによる CMC の設定
表 7-8. ロール(役割)グループのデフォルト権限
標準スキーマ Active Directory を有効にするには、次の 2 つの方法があります。
l CMC ウェブインタフェースの使用。 標準スキーマ Active Directory とウェブインタフェースを使用した CMC の設定を参照してください。
ロール(役割)
グループ
デフォルトの権
限
レベル
許可する権限
ビットマスク
1
なし
l CMC ログインユーザー
l シャーシ設定システム管理者
l ユーザー設定システム管理者
l ログのクリアシステム管理者
l シャーシ制御システム管理者(電源コマンド)
l スーパーユーザー
l Server Administrator
l テスト警告ユーザー
l デバッグコマンドユーザー
l ファブリック A システム管理者
l ファブリック B システム管理者
l ファブリック C システム管理者
0x00000fff
2
なし
l CMC ログインユーザー
l ログのクリアシステム管理者
l シャーシ制御システム管理者(電源コマンド)
l Server Administrator
l テスト警告ユーザー
l ファブリック A システム管理者
l ファブリック B システム管理者
l ファブリック C システム管理者
0x000000f9
3
なし
CMC ログインユーザー
0x00000001
4
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
5
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
メモ: ビットマスク値を使用するのは、RACADM で標準スキーマを設定する場合に限ります。
メモ: ユーザー権限の詳細については、「ユーザータイプ」を参照してください。