Users Guide

4. トラップアラートを有効にします。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i <index>
ここで、<index> 14 の値です。CMC はインデックス番号を使用して、トラップアラート用の設定
可能送信先を最大 4 つまで識別します。送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または
IPv4)、または完全修飾ドメイン名(FQDN)で指定できます。
5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr <IP address> -i <index>
ここで、<IP address> は有効な IP アドレスで、<index> は手順 4 で指定したインデックス値です。
6. コミュニティ名を指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsCommunityName <community name> -i
<index>
ここで <community name> はシャーシが属する SNMP コミュニティの名前で、<index> は手順 4 およ
5 で指定したインデックス値です。
トラップアラートの送信先 IP アドレスを 4 つまで設定できます。送信先をさらに追加するには、手順 2
6 のタスクを実行します。
メモ: 手順 26 のコマンドは、指定するインデックス(14)の既存の設定をすべて上書きしま
す。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、racadm getconfig -g
cfgTraps -i <インデックス> を入力します。インデックスが設定されていると、
cfgTrapsAlertDestIPAddr オブジェクトおよび cfgTrapsCommunityName オブジェクトに値が表示され
ます。
7. アラート送信先へのイベントトラップをテストするには、次を入力します。
racadm testtrap -i <index>
ここで、<index> 14 の値で、テストするアラート送信先を表します。
インデックス番号が不明な場合は、次のコマンドを実行します。
racadm getconfig -g cfgTraps -i <index>
E-メールアラートの設定
CMC が環境についての警告やコンポーネント障害などのシャー シイベントを検出した場合、1 つ、または複
数の E-メールアドレスに E-メールアラートを送信するように設定できます。
CMC IP アドレスから送信された E-メールを受け入れるように SMTP E-メールサーバーを設定する必要が
あります。この機能は通常、セキュリティ上、ほとんどのメールサーバーでオフになっています。これをセ
キュアな方法で行うための手順は、SMTP サーバーに同梱のマニュアルを参照してください。
メモ: メールサーバーが Microsoft Exchange Server 2007 である場合、iDRAC7 から E-メールアラートを受信
するには、そのメールサーバー用に iDRAC7 ドメイン名が設定されていることを確認してください。
メモ: E-メールアラートは IPv4 および IPv6 アドレスの両方をサポートします。IPv6 を使用する場合に
は、DRAC DNS ドメイン名を指定する必要があります。
ご利用のネットワークに定期的に IP アドレスを解放し、異なるアドレスで更新する SMTP サーバーが存在す
る場合、指定した SMTP サーバーの IP アドレスが変更されるときに、このプロパティ設定が機能しない期間
が生じます。そのような場合は、DNS 名を使用してください。
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