Users Guide

ユーザーが存在するかどうかを確認するには、CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインし
てから、116 のインデックスごとに、次のコマンドを一度入力します。
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <index>
メモ: racadm getconfig -f <myfile.cfg>> と入力して、CMC 設定パラメータのすべてが含まれ
myfile.cfg ファイルの表示や編集を行うこともできます。
複数のパラメータとオブジェクト ID が、それぞれの現在の値と共に表示されます。重要な 2 つのオブジェク
トは、次のとおりです。
# cfgUserAdminIndex=XX cfgUserAdminUserName=
cfgUserAdminUserName オブジェクトに値がない場合、cfgUserAdminIndex オブジェクトで示される
インデックス番号を使用できます。名前が
=の後に表示されている場合、そのインデックスはそのユーザ
ー名によって使用されています。
racadm config サブコマンドを使用してユーザーを手動で有効または無効化する場合は、-i オプションでイ
ンデックスを指定する必要があります。
コマンドオブジェクト内の「#」文字は、それが読み取り専用オブジェクトであることを示しています。ま
た、racadm config -f racadm.cfg コマンドを使用して、書き込み用に任意の数のグループ / オブジェ
クトを指定する場合、インデックスは指定できません。新規ユーザーは最初の使用可能なインデックスに追
加されます。この動作は、メイン CMC と同じ設定での第 2 CMC の設定におけるより優れた柔軟性を可能
にします。
RACADM を使用した CMC ユーザーの追加
CMC 設定に新しいユーザーを追加するには、次の手順を実行します。
1. ユーザー名を設定します。
2. パスワードを設定します。
3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 ユーザーのタイプ」を参照してくださ
い。
4. ユーザーを有効にします。
例:
次の例は、パスワードが「123456」で CMC へのログイン権限のある「John」という新しいユーザーを追加す
る方法を示しています。
メモ: 特定のユーザー権限に対する有効なビットマスク値のリストについては、Chassis
Management
Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。デフ
ォルトの権限値は 0 で、これはユーザーの権限が有効化されていないことを示します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i 2 john racadm config -
g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPassword -i 2 123456 racadm config -g
cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminPrivilege 0x00000001 racadm config -g
cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminEnable 1
正しい権限を持つユーザーが追加されたことを確認するには、次のコマンドを実行します。
racadm getconfig –g cfgUserAdmin –i 2
RACADM コマンドの詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis
Management Controller for
PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
CMC ユーザーの無効化
RACADM を使用しているときは、各ユーザーを手動で個別に無効化する必要があります。設定ファイルを使
用してユーザーを削除することはできません。
120