Users Guide

4. 冗長 CMC モジュールシステムではパッシブモジュールに、冗長なしのシステムでは CMC モジュール 1
つに SD カードを挿入します。
メモ: FlexAddress をサポートする CMC ファームウェア(バージョン 1.10 以降)がインストールされ
ていない場合、FlexAddress の機能はアクティブ化されません。
SD カードの取り付け手順については、Chassis
Management Controller CMC)セキュアデジタル
SD)カード技術仕様』文書を参照してください。
メモ: SD カードには FlexAddress 機能が搭載されており、SD カードに格納されているデータは暗号
化されています。システム機能を妨げ、システムの誤作動を招く可能性があることから、どのよう
な方法でも複製または改変することはできません。
メモ: SD カードの使用は、1 台のシャーシのみに限定されています。シャーシが複数台ある場合は、
必要な台数分の SD カードを別途購入してください。
FlexAddress 機能のアクティブ化は、SD 機能カードが取り付けられている CMC の再起動時に自動的に行
われます。これにより、この機能が現在のシャーシにバインドされます。SD カードを冗長 CMC システ
ムに取り付けた場合は、冗長 CMC がアクティブになるまで FlexAddress 機能もアクティブ化されません。
冗長 CMC のアクティブ化方法については、Chassis
Management ControllerCMCセキュアデジタルSD
カード技術仕様』文書を参照してください。
CMC が再起動したら、アクティブ化プロセスを検証してください。FlexAddress のアクティブ化の詳細に
ついては、FlexAddress アクティブ化の検証」を参照してください。
FlexAddress Plus のアクティブ化
FlexAddress Plus は、FlexAddress 機能と共に FlexAddress Plus SD カードで提供されます。
メモ: FlexAddress のラベルの付いた SD カードには FlexAddress のみが含まれ、FlexAddress Plus のラベル
の付いたカードには FlexAddress FlexAddress Plus が含まれます。機能をアクティブ化するには、カー
ドを CMC に挿入する必要があります。
一部のサーバーでは、それらの設定方法に応じて、FA CMC に提供できる数より多くの MAC アドレスを必
要とする場合があります。これらのサーバーでは、FlexAddress Plus へのアップグレードにより WWN/MAC
定の完全な最適化が可能になります。FlexAddress Plus 機能のサポートを受けるには、デルにお問い合わせく
ださい。
FlexAddress Plus 機能をアクティブ化するには、サーバー BIOSサーバー iDRACおよび CMC ファームウェア
のソフトウェアアップデートが必要です。これらのアップデートが適用されていない場合は、FlexAddress
能しか使用できません。これらのコンポーネントの最低必要バージョンについては、dell.com/support/manuals
にある『Dell
Chassis Management ControllerCMCfor Dell PowerEdge VRTX バージョン 1.00 リリースノート』
を参照してください。
FlexAddress 有効化の検証
機能カードには、FlexAddressFlexAddress Plus、および拡張ストレージ、またはそのいずれかが搭載されて
います。SD 機能カードとその状態を確認するには、次の RACADM コマンドを実行します。
racadm featurecard -s
25. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ
状態メッセージ 処置
機能カードが挿入されていません。
CMC をチェックして、SD カードが正しく挿入されて
いることを確認します。冗長 CMC 構成では、SD 機能
カードが取り付けられている CMC がスタンバイ
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