Users Guide
メモ: サーバーによっては、デフォルトで iDRAC LAN インタフェースが無効になっています。この
情報は、CMC ウェブインタフェースの サーバー概要 → セットアップ で確認できます。これは、
高度なライセンスオプションである可能性があり、その場合は、サーバーごとに セットアップ 機
能を使用する必要があります。
9. CMC ウェブインタフェースで、IO モジュールを IP アドレスで入力します。IP アドレスは、I/O モジュー
ル概要 をクリックしてから、セットアップ をクリックすることで取得できます。
10. ウェブブラウザを介して各 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は
root、パスワードは calvin です。
11. ウェブブラウザを使用して I/O モジュールに接続し、I/O モジュールの最終設定を行います。
12. サーバーの電源を入れ、オペレーティングシステムをインストールします。
CMC の基本的なネットワーク接続
最大限の冗長性を得るためには、使用可能な各 CMC を管理ネットワークに接続してください。
管理ステーションへのリモートアクセスソフトウェアのイン
ストール
Telnet、セキュアシェル(SSH)、またはオペレーティングシステム付属のシリアルコンソールユーティリテ
ィなどのリモートアクセスソフトウェア、またはウェブインタフェースを使用して、管理ステーションから
CMC にアクセスできます。
管理ステーションからリモート RACADM を使用するには、システムに付随する『
Dell Systems Management
Tools およびマニュアル DVD
』を使用してリモート RACADM をインストールします。この DVD には、次の Dell
OpenManage コンポーネントが含まれます。
• DVD ルート - Dell System Build and Update Utility が含まれます。
• SYSMGMT - Dell OpenManage Server Administrator を含むシステム管理ソフトウェアの製品が含まれます。
• Docs: このディレクトリには、システム、システム管理ソフトウェア製品、周辺機器および RAID コントロ
ーラのマニュアルが入っています。
• SERVICE - システムを設定するために必要なツールやシステムの最新の診断および Dell 最適化ドライバが
含まれます。
Dell OpenManage ソフトウェアコンポーネントのインストールの詳細については、DVD または dell.com/
support/manuals にある『Dell
OpenManage のインストールとセキュリティユーザーガイド』を参照してくださ
い。Dell DRAC ツールの最新バージョンは、デルのサポートサイト support.dell.com からもダウンロードできま
す。
RACADM の Linux 管理ステーションへのインストール
1. 管理下システムコンポーネントを取り付けようとしている、サポートされた Red Hat Enterprise Linux また
は SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行するシステムに、root 権限でログインし
ます。
2. DVD ドライブに『
Dell Systems Management Tools およびマニュアル
』DVD を挿入します。
3. DVD を必要なロケーションにマウントするには、mount コマンドまたは類似のコマンドを使用します。
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプショ
ンで自動的にマウントされます。このオプションは
DVD からの実行ファイルの実行を許可しませ
ん。DVD-ROM を手動でマウントしてから、コマンドを実行する必要があります。
4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインストールす
るには、次のコマンドを入力します。
rpm -ivh *.rpm
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