Users Guide

Dell Update PackagesDUP)は Lifecycle Controller を使ったファームウェアのアップデートを行うために使用
します。オペレーティングシステムドライバパックコンポーネントの DUP はこの制限を超えており、拡張ス
トレージ機能を使用して別途アップデートする必要があります。
Lifecycle Controller は、iDRAC7 以降のサーバー向けのモジュールアップデートサポートを提供します。
Lifecycle Controller を使用してファームウェアをアップデートするには、iDRAC ファームウェアがバージョン
2.3 以降になっている必要があります。
メモ: Lifecycle Controller ベースのアップデート機能を使用する前に、サーバーファームウェアのバージ
ョンをアップデートする必要があります。また、サーバーコンポーネントファームウェアモジュールを
アップデートする前に、CMC ファームウェアをアップデートする必要もあります。
サーバーコンポーネントファームウェアは常に以下の順序でアップデートしてください。
BIOS
Lifecycle Controller
iDRAC
CMC ウェブインタフェースを使用してサーバーコンポーネントファームウェアをアップデートするには、
ャーシ概要 サーバー概要アップデート サーバーコンポーネントアップデート をクリックします。
サーバーが Lifecycle Controller サービスをサポートしない場合、コンポーネント / デバイスのファームウェア
インベントリ セクションでは 未対応 と表示されます。最新世代のサーバーには、Lifecycle Controller ファー
ムウェアをインストールして iDRAC ファームウェアをアップデートし、サーバーで Lifecycle Controller サービ
スが有効になるようにします。古い世代のサーバーの場合は、このアップグレードができません。
通常、Lifecycle Controller ファームウェアは、サーバーのオペレーティングシステムで実行される適切なイン
ストールパッケージによってインストールされます。対応するサーバーでは、.usc ファイル拡張子を持つ特
別な修復パッケージまたはインストールパッケージを利用できます。このファイルによって、ネイティブの
iDRAC ウェブブラウザインタフェースで利用できるファームウェアアップデート機能から Lifecycle Controller
ファームウェアをインストールすることが可能になります。
また、サーバー OS で実行された適切なインストールパッケージを介して、Lifecycle Controller ファームウェア
をインストールすることもできます。 詳細は、
Dell Lifecycle Controller ユーザーズガイド
を参照してくださ
い。
Lifecycle Controller サービスがサーバーで無効になっている場合、コンポーネント / デバイスファームウェア
インベントリ セクションに次のメッセージが表示されます。
Lifecycle Controller may not be enabled.
Lifecycle Controller の有効化
サーバーへの電源投入時に次の操作を実行することによって Lifecycle Controller サービスを有効化すること
ができます。
iDRAC6 サーバーの場合、起動コンソールで次のメッセージが表示されたら、<Ctrl><E> を押します。
リモートアクセスセットアップには 5 秒内に <CTRL-E> を押してください。
次に、セットアップ画面で システムサービス をクリックします。セットアップユーティリティメインメ
ニュー ページに移動し、終了 をクリックして設定を保存します。
iDRAC7 サーバーの場合、起動コンソールで セットアップユーティリティ にアクセスするには、<F2> キー
を押します。
セットアップユーティリティメインメニュー ページで iDRAC 設定Lifecycle Controller に移動し、有効
クリックします。セットアップユーティリティメインメニュー ページに移動し、終了 をクリックして設
定を保存します。
システムサービスをキャンセルすると、 保留中のすべてのスケジュール済みジョブがキャンセルされ、それ
らがキューから削除されます。
Lifecycle Controller と対応サーバーコンポーネント、およびデバイスファームウェアの管理についての詳細は、
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