Users Guide
Reference Guide』(Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドライ
ンリファレンスガイド
)を参照してください。
メモ: PCIe カードの名前は、BIOS が関連するスレッドで POST を完了した後でしか表示されません。
それまでは、デバイス名は 不明 として表示されます。
• サーバーに対する PCIe デバイスの現在の割り当てを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg -a
• FQDD を使用して PCIe デバイスのプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg [-c <FQDD>]
たとえば、PCIe デバイス 1 のプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg -c pcie.chassisslot.1
• 既存の PCIe 設定を表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getconfig-g cfgPCIe
メモ: メザニンカードが関連スレッドに存在しない場合、PCIe カードの電源はオンになりません。
PCIe の再割り当て
PCIe の再割り当て機能を使用すると、 下部ベイのコンピュートスレッドに割り当てられている PCIe スロッ
トを上部ベイのコンピュートスレッドにマップすることができます。
CMC ウェブインタフェース、CMC WSMAN または RACADM を使用して PCIe の再割り当てオプションを有
効化または無効化することができます。再割り当ての設定を設定または変更するには、シャーシ構成権限が
必要です。再割り当ての設定を変更する前に、シャーシ内のコンピュートスレッドのすべての電源を切りま
す。再割り当てが変更された後に、コンピュートスレッドの電源がオンになると、下段のベイのコンピュー
トスレッドに以前に割り当てられていたスロットが、上段のベイのコンピュートスレッドに対応してマップ
されます。以下に PCIe の再割り当ての例を示します。
• フル幅(FW)FC830 での PCIe 再割り当て。
– FW スレッド -3(PCIe スロット 1~4)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当て
られました。スレッド –1 は PCIe スロット 1~8 にマップされるようになりました。
• ハーフ幅(HW)FC630 での PCIe 再割り当て。
– HW スレッド -3(PCIe スロット 5~6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当
てされました。スレッド -1 は PCIe スロット 5~8 にマップされるようになりました。
– HW スレッド -4(PCIe スロット 1~2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -2 に再割り当て
されました。スレッド
-2 は PCIe スロット 1~4 にマップされるようになりました。
• クオーター幅(QW)FC430 での PCIe 再割り当て。
– QW スレッド -3a(PCIe スロット 6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1 に再割り当てさ
れました。スレッド
-1a は PCIe スロット 6~8 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3b(PCIe スロット 5)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1b に再割り当て
されました。スレッド -1b は PCIe スロット 5 と 7 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3c(PCIe スロット 2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1c に再割り当て
されました。スレッド -1c は PCIe スロット 2 と 4 にマップされるようになりました。
– QW スレッド -3d(PCIe スロット 1)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1d に再割り当て
されました。スレッド
-1d は PCIe スロット 1 と 3 にマップされるようになりました。
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