Users Guide

Chassis Management Controller
CMCSecure DigitalSD)カード
の技術仕様
CMC ファームウェアバージョン 1.1 は、オプションの FlexAddress 機能をサ
ポートしています。この機能を利用するには、サーバーモジュールの BIOS
iDRAC ファームウェア、I/O メザニンの BIOS またはファームウェア、
よび CMC ファームウェアのアップデートと、SD カードの取り付けが必要
になります。FlexAddress 機能は 1 台のシャーシと結合します。いったん割
当てられると、結合を解除しなければ、この機能を使用したり別のシャーシ
に割り当てたりできません
メモ: FlexAddress 機能は SD カードに格納されています。システム機能障害の発
生を防ぐため、SD カードに格納されているデータは暗号化されており、いかな
る複製や変更も禁止されています。
メモ: SD カードはシャーシ 1 台につき 1 枚のみ使用できます。シャーシが複数
台ある場合は、必要な台数分の SD カードを別途購入してください。
FlexAddress に必要なアップデート
FlexAddress 機能をアクティブにするには、 複数のアップデートが必要になり
ます。FlexAddress をアクティブにしない場合、これらのアップデートは不
要です。このアップデートには、サーバーモジュールの BIOS iDRAC
ファームウェア、I/O メザニンの BIOS またはファームウェア、および CMC
ファームウェアなどが含まれます。FlexAddress を有効にする前に、これらの
アップデートを適用する必要があります。これらのアップデートを適用しな
いと、FlexAddress が正しく機能しません
コンポーネント 最低必要バージョン
Ethernet メザニンカー - Broadcom
M5708t
ブートコードファームウェア 4.4.1 以降
iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降
PXE ファームウェア 4.4.3 以降
FC メザニンカード - QLogic QME2472 BIOS 2.04 以降
FC メザニンカード - Emulex LPe1105-M4 BIOS 3.03a3 とファームウェア 2.72A2 以降