Users Guide
3. アラート タブをクリックします。シャーシイベント ページが表示されます。
4. トラップ設定 タブをクリックします。シャーシイベントアラート送信先 ページが表示されます。
5. 送信先の隣にある テストトラップ 行の 送信 をクリックします。
RACADM の使用
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. アラートを有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3. CMC に生成させたいイベントを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <マスク値>
ここで、<マスク値> は 0x0 ~ 0xffffffff の 16 進値です。
マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、<OR> キーで各マスクの第 2 値(1、2、4、...)を追加します。
たとえば、バッテリプローブ警告(0x2)、電源装置エラー(0x1000)、KVM エラー(0x80000)用トラップ警告を有効にするには、2 <OR> 1000 <OR> 200000 を入力して <=> キーを
押します。
結果の 16 進値は 208002 で、RACADM コマンドのマスク値は 0x208002 です。
表 12-3.イベントトラップのフィルタマスク
4. トラップアラートを有効にするには、次を入力します。
メモ: トラップ送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または IPv4)、または完全修飾されたドメイン名(FQDN)で指定できます。お使いのネットワーキング技術 / インフラストラ
クチャと一貫性のあるフォーマットを選択します。テストトラップ 機能では、現在のネットワーク設定に不適切な選択項目は検出されません(IPv4 専用の環境で IPv6 送信先を使用する場合
など)。
メモ: SNMP と E-メールアラートの両方に設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。既にフィルタマスクを選択している場合は、手順 2 をスキップできます。
イベント
フィルタマスク値
ファンプローブエラー
0x1
バッテリプローブ警告
0x2
温度プローブ警告
0x8
温度プローブエラー
0x10
冗長性低下
0x40
冗長性喪失
0x80
電源装置警告
0x800
電源装置エラー
0x1000
電源装置の不在
0x2000
ハードウェアログエラー
0x4000
ハードウェアログ警告
0x8000
サーバーの不在
0x10000
サーバーエラー
0x20000
KVM の不在
0x40000
KVM エラー
0x80000
IOM の不在
0x100000
IOM エラー
0x200000
ファームウェア バージョンの不一致
0x00400000
シャーシ電力しきい値エラー
0x01000000
SDCARD 不在
0x02000000
SDCARD エラー
0x04000000
シャーシグループエラー
0x8000000