Users Guide
CMC のトラブルシューティング
CMC ウェブインタフェースは、シャーシの識別、診断、およびトラブルシューティングツールを提供します。トラブルシューティングの詳細については、トラブルシューティングとリカバリを参照してくだ
さい。
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このセキュリティ問題に対応するには、CMC の IP アドレスに対して発行された CMC サーバー証明書をアップロードします。証明書の発行に使用
する証明書署名要求(CSR)を生成するとき、CSR のコモンネーム(CN)が CMC の IP アドレス(例:192.168.0.120)または登録済みの
DNS CMC 名と一致することを確認してください。
CSR を登録されている DNS CMC 名と一致させるには:
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. ネットワーク タブをクリックしてから ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページが開きます。
3. DNS への CMC の登録 チェックボックスを選択します。
4. DNS CMC 名 フィールドに CMC 名を入力します。
5. 変更の適用 をクリックします。
CSR の生成と証明書の発行については、SSL とデジタル証明書を使用した CMC 通信のセキュリティ確保を参照してください。
プロパティを変更すると、リモート RACADM
とウエブベースのサービスを使用できなくなる
のはなぜですか。
CMC ウェブサーバーをリセットすると、リモート RACADM サービスとウエブインタフェースに再度アクセスできるようになるまで 1 分ほどかかる場
合があります。
次のような状況で CMC ウェブサーバーはリセットされます。
l CMC ウェブインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロパティの変更する場合
l cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f <設定ファイル> によって変更された場合を含む)
l racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップがリストアされた。
l CMC がリセットされた
l 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた
DNS サーバーで CMC を登録できない理由
は何ですか?
一部の DNS サーバーは 31 文字以内の名前しか登録しません。
CMC ウェブインタフェースにアクセスする場合
に、SSL 証明書が信頼されていない認証局
(CA)によって発行されましたというセキュリ
ティ警告が表示されます。
CMC には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、デフォルトの CMC サーバー証明書と、リモート RACADM 機能が含
まれています。この証明書は、信頼される認証局から発行されていません。このセキュリティ問題に対応するには、信頼された認証局によって発行
された CMC サーバー証明書をアップロードします(例:Thawte または Verisign)。証明書の発行の詳細については、SSL とデジタル証明書
を使用した CMC 通信のセキュリティ確保を参照してください。
不明な理由で次のメッセージが表示されまし
た。
リモートアクセス:SNMP 認証エラー
原因は何ですか?
検出作業の一部として、IT Assistant はデバイスの get と set コミュニティ名の確認を試みます。IT Assistant には、コミュニティ名 =
public 取得と コミュニティ名 = private の設定があります。CMC エージェントのデフォルトコミュニティ名は public です。IT Assistant が
SET リクエストを送信すると、CMC エージェントは SNMP 認証エラーを生成します。これは、CMC エージェントがコミュニティ = public からの
リクエストしか受け入れないためです。
RACADM を使用して、CMC のコミュニティ名を変更できます。
CMC コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
CMC コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgOobSnmp -o cfgOobSnmpAgentCommunity <コミュニティ名>
SNMP 認証トラップの生成を防ぐには、エージェントに受け入れられるコミュニティ名を入力する必要があります。CMC は 1 つのコミュニティ名しか
許可しないため、IT Assistant の検出セットアップと同じ get および set コミュニティ名を入力する必要があります。