Users Guide
7. モデムとダイヤル を選択して、<Enter> を押します。
8. モデムダイヤルとパラメータセットアップ メニューで、<Backspace> を押して init、reset、connect および hangup 設定をク
リアして空白にし、次に <Enter> をクリックして各空白値を保存します。
9. 指定のフィールドがすべてクリアされたら、<Enter> を押して モデムダイヤルとパラメータセットアップ メニューを終了しま
す。
10. Minicom を終了 を選択して、<Enter> を押します。
11. コマンドシェルプロンプトで、minicom <Minicom config file name> と入力します。
12. Minicom を終了するには、<Ctrl><a>、<x>、<Enter> を押します。
Minicom ウィンドウにログインプロンプトが表示されていることを確認します。ログインプロンプトが表示されたら、接続が正
常に行われています。これで CMC コマンドラインインタフェースにログインし、アクセスする準備が完了しました。
必要な Minicom 設定
Minicom を設定するには、どのバージョンでも表を参照してください。
表 33. Minicom 設定
設定の説明 必要な設定
速度 / パリティ / ビット 115200 8N1
ハードウェアフロー制御 有
ソフトウェアフロー制御 無
ターミナルエミュレーション ANSI
モデムダイヤルとパラメータ設定 初期化、リセット、接続、切断設定をクリアして空白にします。
connect コマンドを使用したサーバーまたは入出力モジュ
ールの接続
CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できます。
サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。
● CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの実行の詳細については、
『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
● iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。
● iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサ
ポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS 起動画面およびセットアップ画面の両方と、オペレーティングシステムシ
リアルコンソールが備わっています。I/O モジュールには、スイッチシリアルコンソールが利用できます。シャーシ上には IOM が 1
つ存在します。
注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットされるまで connect -b オプションの接続が維持されま
す。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。
メモ: connect コマンドは、–b (バイナリ)オプションを提供します。–b オプションは未処理のバイナリデータを渡し、
cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソールを使用したサーバーに接続した場合、DTR
信号が遷移しても(たとえば、デバッガを接続するためにシリアルケーブルが取り外される)、アプリケーションは終了しませ
ん。
メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしない場合、connect コマンドは空のコンソールを表示します。この場合に
CMC コンソールに戻るには、エスケープシーケンスを入力します。コンソールのデフォルトエスケープシーケンスは <Ctrl><\>
です。
IOM に接続するには、次を入力します。
connect switch-n
150 CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法