Users Guide
すべてのエンクロージャ設定を適用するには、チェック アイコンを選択して中央のボタンを押します。これ以外は、「X」アイコ
ンを選択して中央のボタンを押します。
18.[IP サマリー]パネルの 30 秒お待ちくださいパネルの後、入力した IP アドレスを確認して、アドレスに間違いがないことを確
認します。設定を修正するには、左矢印アイコンを押し、中央のキーを押して、その設定の画面に戻ります。IP アドレスを修
正したら、中央のボタンを押します。
入力した設定が正確であることを確認したら、中央のボタンを押し、もう一度中央のボタンを押します。[メイン メニュー]パ
ネル ID が表示されます。
これで CMC と iDRAC は、ネットワークでも利用できるようになりました。ウェブインタフェース、シリアルコンソール、
Telnet、SSH などの CLI を使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスできます。
CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロト
コル
CMC ネットワーク設定項目を設定すると、さまざまなインタフェースから CMC にリモートアクセスすることができます。次の表
は、CMC へのリモートアクセスに使用できるインタフェースを示しています。
メモ: Telnet は他のインタフェースのようには安全ではないため、デフォルトでは無効になっています。Telnet は、ウェブ、
SSH、リモート RACADM から有効にしてください。
メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。
表 10. CMC インタフェース
インタフェース 説明
ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースで CMC にリモートアクセスします。ウェブインタ
フェースは CMC のファームウェア内蔵で、管理ステーションにある対応ウェブブラウザか
ら NIC インタフェースを介してアクセスします。
対応するウェブブラウザのリストは、デルサポートサイト dell.com/support/manuals に
ある『Dell システムソフトウェアサポートマトリックス』で「対応ブラウザ」の項を参照して
ください。
リモート RACADM コマンドラインイ
ンタフェース
このコマンドラインユーティリティを使用して、CMC とそのコンポーネントを管理しま
す。リモートまたはファームウェア RACADM を使用できます。
● リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティで
す。これは、管理下システムで RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワー
クインタフェースを使用し、HTTP チャネルも使用します。–r オプションは、ネット
ワークで RACADM コマンドを実行します。
● ファームウェア RACADM には、SSH または Telnet で CMC にログインしてアクセスし
ます。ファームウェア RACADM コマンドは、CMC の IP、ユーザー名、パスワードを指
定しなくても実行できます。RACADM プロンプトに入ると、racadm プレフィックスな
しでコマンドを直接実行できます。
シャーシ LCD パネル 前面パネルの LCD を使用して、次の操作を行うことができます。
● アラートと CMC IP の表示
● DHCP の設定
● CMC 静的 IP の設定
● アクティブ CMC の CMC MAC アドレスの表示
● CMC IP の末尾に付加された CMC VLAN ID を表示(VLAN 設定済みの場合)
Telnet ネットワーク経由でコマンドラインにより、CMC にアクセスします。RACADM コマンド
ラインインタフェースと、サーバまたは IO モジュールのシリアルコンソールの接続に使わ
れる connect コマンドは、CMC コマンド ラインから実行できます。
メモ: Telnet は、セキュアなプロトコルではなく、デフォルトで無効になっています。
Telnet は、パスワードのプレーンテキストでの送信を含む、すべてのデータを伝送しま
す。機密情報を伝送する場合は、SSH インタフェースを使用してください。
32 CMC のインストールと設定