Users Guide
● リモート RACADM — -r オプションと CMC の DNS 名または IP アドレスを使って、管理ステーション上で RACADM コマンドを
実行できます。
メモ: リモート RACADM は、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に含まれており、管理ステーションに
インストールされます。
● ファームウェア RACADM - Telnet、SSH、またはシリアル接続を使って CMC にログインすることを可能にします。ファームウ
ェア RACADM では、CMC ファームウェアの一部である RACADM 実装を実行できます。
リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数の CMC を設定できます。CMC ではサポートされていないため、これら
のスクリプトを CMC ウェブインタフェース上で直接実行することはできません。
RACADM の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』
を参照してください。
複数の CMC を設定する方法については、 「RACADM を使用した複数の CMC の設定」を参照してください。
公開キー認証を使用した CMC へのログイン
パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH
アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート
RACADM と同様に動作します。
SSH 経由で CMC にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認します。この機能を使用するには、Enterprise
ライセンスが必要です。
たとえば、次のとおりです。
● ログイン:ssh service@<domain> または ssh service@<IP_address>。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。
● RACADM コマンドの送信: ssh service@<domain> racadm getversion および ssh service@<domain> racadm
getsel
サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成するときにパスフレーズを設定した場合に
は、そのパスフレーズの再入力を求められる可能性があります。パスフレーズがキーと共に使用される場合は、Windows および
Linux を実行しているクライアントシステムによって、その方法を自動化するメソッドが提供されます。Windows を実行するクラ
イアントシステムでは、Pageant アプリケーションを使用できます。このアプリケーションはバックグラウンドで実行され、パスフ
レーズの入力操作は透過的に行われます。Linux を実行するクライアントシステムでは、ssh エージェントを使用できます。これら
のいずれかのアプリケーションをセットアップおよび使用するには、それらの製品マニュアルを参照してください。
複数の CMC セッション
各種のインタフェースを使用することで可能な複数の CMC セッションのリストが、ここに表示されます。
表 11. 複数の CMC セッション
インタフェース セッション数
CMC ウェブインタフェース 4
RACADM 4
Telnet 4
SSH 4
デフォルトログインパスワードの変更
デフォルトパスワードの変更を求める警告メッセージは、以下の場合に表示されます。
● ユーザー設定 権限で CMC にログインする。
● デフォルトパスワード警告機能が有効になっている。
● 現在有効なアカウントのデフォルトユーザー名およびパスワードが、それぞれ root および calvin である。
Active Directory または LDAP でログインしても同じ警告メッセージが表示されます。ローカルアカウントが資格情報として root
および calvin を持っているかどうかを判別するときに Active Directory および LDAP アカウントは考慮されません。警告メッセ
CMC へのログイン 43