Users Guide
表 10. CMC インタフェース (続き)
インタフェース 説明
CMC WSMan はトランスポートセキュリティにポート 443 で SSL を使用して実装され、基
本認証をサポートしています。WS-Management で使用できるデータは、DMTF プロファイ
ルおよび拡張プロファイルにマップされている、CMC 計装インタフェースによって提供さ
れます。
詳細については、次を参照してください。
• MOF およびプロファイル — delltechcenter.com/page/DCIM.Library
• DTMF ウェブサイト — dmtf.org/standards/profiles/
• WSMan リリースノートファイル。
• www.wbemsolutions.com/ws_management.html
• DMTF WSManagement 仕様:www.dmtf.org/standards/wbem/wsman
ウェブサービスインタフェースは、Windows WinRM や Powershell CLI、WSMANCLI などの
オープンソースユーティリティ、Microsoft .NET などのアプリケーションプログラミング環
境といったクライアントインフラストラクチャを活用することで、使用できます。
WinRM ツールは、送信するすべての WSMan コマンドのデフォルトの応答タイムアウトを
60 秒に設定します。WinRM では、このタイムアウト間隔を変更することはできません。
WinRM ツールのバグのため、"winrm set winrm/config @{MaxTimeoutms="80000"}" を使用
しても、タイムアウトは変更されません。したがって、実行を完了するために 1 分以上か
かるコマンドには WinRM を使用しないことを推奨します。
SOAP-XML パケットを作成するライブラリを使用することを推奨します。ユーザーはこ
れらのライブラリを使用してタイムアウト時間を設定できます。
Microsoft WinRM を使用してクライアント接続を行うには、最低バージョン 2.0 が必要で
す。詳細については、Microsoft の記事 <support.microsoft.com/kb/968929> を参照し
てください。
メモ: CMC のユーザー名とパスワードのデフォルト値は、root と calvin です。
その他のシステム管理ツールを使用した CMC の起動
CMC は、Dell Server Administrator または Dell OpenManage Essentials を使って起動することもできます。
Dell Server Administrator を使って CMC インタフェースにアクセスするには、管理ステーションで Server Administrator を起動しま
す。Server Administrator ホームページの左ペインで、システム > メインシステムシャーシ > リモートアクセスコントローラ の順に
クリックします。詳細については、dell.com/support/manuals にある『Dell Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してくだ
さい。
CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート
CMC ファームウェアをダウンロードするには、「DCMC ファームウェアのダウンロード」を参照してください。
CMC ファームウェアをアップデートするには、「DCMC ファームウェアのアップデート」を参照してください。
シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定
ネットワーク上のシャーシを識別するために、データセンターでのシャーシの物理的な場所とシャーシ名(デフォルト名は Dell Rack
System)を設定できます。たとえば、シャーシ名での SNMP クエリで、設定した名前が返されます。
ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所と
シャーシ名の設定
CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの場所およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで[シャーシ概要]に移動し、[セットアップ]をクリックします。
CMC のインストールと設定 33