Users Guide
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更
のための警告メッセージの有効化または無効化
RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、racadm config -g
cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1>オブジェクトを使用します。詳細については、
dell.com/support/manuals にある、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM
コマンドラインレファレンス
ガイド
』を参照してください。
Web インターフェイスを使用した強制パスワード変
更
初めて CMC インターフェイスにアクセスしたとき、デフォルトのパスワードを変更できます。この機能は、ネットワークにアクセ
ス可能で、ユーザー名とパスワードの認証を必要とする環境に適用されます。強制パスワード変更機能は、いつでも設定およびリセ
ットすることができます。CMC Web インターフェイスにログインしてアクセスするには、パスワードの変更が必須です。デフォル
トのユーザー名は「root」です。
1. 新しいパスワードを入力します。
パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。
• 0~9
• A~Z
• a~z
• 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、I、~、^ および \
CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサポートされていませ
ん。これらの文字を使用して値を設定すると、予期しない作動が発生します。
2. [パスワードの確認]テキスト ボックスに新しいパスワードを再度入力します。
3. [続行]をクリックして、CMC Web インターフェイスにログインするための新規パスワードを送信します。
使用事例シナリオ
本項では、Dell PowerEdge VRTX の Chassis Management Controller バージョン 3.3 を使って実行できる典型的な使用事例とタスクに
ついて説明します。
ウェブインタフェースを使った外付け共有 PERC 8 カード高
可用性から非高可用性モードへの変換
Dell PowerEdge VRTX シャーシには、HA モードで PCI スロット 5 および PCI スロット 6 に 2 つの共有 PERC 8 カードが必要です。
ワークフロー
1. シャーシの電源を切ります。外付け共有 PERC 8 カードから MD 12x0 エンクロージャに接続されているすべての SAS ケーブル
を外します。
2. シャーシに電源投入します。
3. CMC ウェブインタフェースへログインし、ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング の順に移動し、スロット 5
の外付け共有 PERC 8 カードのドロップダウンメニューからフォールトトレランス を無効にし、適用をクリックしてからスロッ
ト 6 を無効にするを選択し、適用をクリックします。
4. 両方の PERC をリセットしてから非 HA モードに反映されるまでには、2 分かかる場合があります。
5. シャーシの電源を切り、非 HA モードでエンクロージャに接続します。
6. シャーシに電源投入します。
7. 外付け共有 PERC 8 カードが高可用性モードでない場合、ストレージ →トラブルシューティング→ セットアップのトラブルシ
ューティング の順に移動して、非 HA ステータスを表示します。
CMC へのログイン 45