Users Guide
IPv4 および IPv6 DNS 設定の設定
• CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSRegisterRac 1
メモ: 31 文字以内の名前しか登録できない DNS サーバーもあります。指定する名前が DNS で要求される上限以下である
ことを確認してください。
メモ: 次の設定は、cfgDNSRegisterRac を 1 に設定することで DNS サーバー上に CMC を登録した場合にのみ有効です。
• CMC Name(CMC 名) — デフォルトでは、DNS サーバー上の CMC 名は cmc-<service tag> です。DNS サーバー上の CMC 名
を変更するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName <name>
ここで、<name> は最大で 63 文字の英数字とハイフンで指定します。たとえば、cmc-1, d-345 となります。
メモ: DNS ドメイン名が指定されていない場合、最大文字数は 63 文字です。ドメイン名が指定されている場合は、CMC
名の文字数に DNS ドメイン名の文字数を足した文字数が 63 文字以下である必要があります。
• DNS Domain Name(DNS ドメイン名) — デフォルトの DNS ドメイン名は空白文字 1 文字です。DNS ドメイン名を設定する
には、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSDomainName <name>
ここで、<name> は最大で 254 文字の英数字とハイフンで指定します。たとえば、p45, a-tz-1, r-id-001 となります。
IPv4 と IPv6 でのオートネゴシエーション、二重モード、ネッ
トワーク速度の設定
オートネゴシエーション機能は、有効にした場合、最も近いルーターまたはスイッチと通信することで CMC が自動的に二重モード
とネットワーク速度を設定するかどうかを判定します。オートネゴシエーション機能はデフォルトで有効になっています。
オートネゴシエーションを無効にして、二重モードとネットワーク速度を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicAutoneg 0
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicFullDuplex <duplex mode>
ここで、
<duplex mode> は 0 (半二重)または 1 (全二重、デフォルト)です。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed <speed>
ここで、
<speed> は 10 または 100 (デフォルト)です。
IPv4 と IPv6 での最大転送単位の設定
最大転送単位(MTU)プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズに制限を設定できます。
MTU を設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu <mtu>
ここで、<mtu> は 576~1500 の数値です(両端を含み、デフォルトは 1500)。
メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも低い値に設定されてい
る場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。
78 CMC の設定