Users Guide
CMC ウェブインタフェースの使用 181
ファームウェアアップデートの管理
本項では、
GUI
と
RACADM
ユーティリティを使用してシャーシとサーバーコン
ポーネントのファームウェアをアップデートする方法について説明します。
RACADM
または
GUI
を使用して、以下のコンポーネントをアップデートできま
す。
GUI
では、シャーシの概要
→
アップデート
または
シャーシコントローラ
→
アップデートページ
を使用してアップデートを行います。
•
CMC —
アクティブとスタンバイ
•
iKVM
•
iDRAC — iDRAC6
より前の
iDRAC
ファームウェア
iDRAC
は、リカバリ
インタフェースを使用してアップデートする必要があります。
iDRAC6 FW
もリカバリインタフェースでアップデートできますが、
iDRAC6
およびそれ
以降のバージョンでは廃止されています。
•
IOM
インフラストラクチャデバイス
GUI
の
サーバーの概要
→
アップデート
ページでは、以下のサーバーコンポーネ
ントをアップデートできます。
•
iDRAC
•
BIOS
•
Unified Server Configurator
•
32-Bit Diagnostics
•
オペレーティングシステムドライバパック
•
ネットワークインタフェースコントローラ
•
RAID
コントローラ
サーバーコンポーネントファームウェアアップデートは、
iDRAC
上の
Lifecycle
Controller
サービスを使用して実行されます。
Lifecycle Controller
は、
Dell
アップデートパッケージ(
DUP
)フォーマットのファームウェアイメージをサ
ポートします。デフォルトの
CMC
構成では、
DUP
のサイズについて
48MB
の
制限があります。オペレーティングシステムドライバパックコンポーネントの
DUP
はこの制限を超えており、拡張ストレージ機能を使用して別途アップデート
する必要があります。詳細については、
189
ページの「
Lifecycle Controller
を
使用したサーバーコンポーネントファームウェアのアップデート」を参照してく
ださい。
ファームウェアをアップデートするとき、アップデートに失敗した場合にもサー
ビスが失われることを防止できる推奨プロセスがあります。ガイドラインについ
ては、
48
ページの「
CMC
ファームウェアのインストールまたはアップデート」
を参照してください。