PowerEdge M1000e 向け Dell Chassis Management Controller バージョン 6.0 ユーザーズ ガイド 2017 年 9 月 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要.......................................................................................................................................13 本リリースの新機能.......................................................................................................................................................... 14 主な機能............................................................................................................................................................................... 14 管理機能..........
シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定..................................................................................33 CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定.................................................................................. 33 RACADM を使用した LED の点滅の設定................................................................................................................ 34 CMC プロパティの設定....................................................................................................................................
サーバーコンポーネントのアップデート順序...................................................................................................... 52 サーバーコンポーネントのアップデートでサポートされているファームウェアバージョン...................53 Lifecycle Controller の有効化...................................................................................................................................... 57 CMC ウェブインタフェースを使用した、サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート タイプの選択.............................................................................................................
RACADM を使用した FIPS モードの有効化............................................................................................................81 FIPS モードの無効化....................................................................................................................................................81 サービスの設定...................................................................................................................................................................81 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定..............
章 7: サーバーの設定.....................................................................................................................102 スロット名の設定............................................................................................................................................................ 102 iDRAC ネットワークの設定............................................................................................................................................103 iDRAC QuickDeploy ネットワーク設定.........................
RACADM を使用したアラートの有効化または無効化.......................................................................................122 アラートの宛先設定........................................................................................................................................................ 123 SNMP トラップアラート送信先の設定.................................................................................................................123 電子メールアラートの設定.................................................................................
起動中における Linux のシリアルコンソールリダイレクトのための設定....................................................162 起動後のサーバーシリアルコンソールリダイレクトのための Linux の設定................................................163 章 12: FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用.................................................................. 164 FlexAddress について.......................................................................................................................................................164 FlexAddress Plus について........................
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN のリセット................................................................188 IOM の電源制御操作の管理........................................................................................................................................... 188 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化......................................................................................................... 188 章 14: iKVM の設定と使用 .................................................................................................
冗長性ステータスと全体的な電源正常性....................................................................................................................211 劣化または非冗長性ポリシーでの PSU 障害........................................................................................................211 冗長性ポリシーが劣化またはない状態の PSU の取り外し...............................................................................211 新規サーバーの電源供給ポリシー......................................................................................................................
グラフィカルモジュール状態画面.........................................................................................................................237 エンクロージャメニュー画面................................................................................................................................. 237 モジュール状態画面..................................................................................................................................................237 エンクロージャ状態画面.......................................................
1 概要 PowerEdge M1000e シャーシ向け Dell Chassis Management Controller(CMC)は、複数のデルサーバーシャーシを管理するシステム 管理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC は、Dell PowerEdge M1000e の背面に取り付けられるホットプラ グ対応カードです。独自のマイクロプロセッサとメモリを装備しており、CMC が差し込まれるモジュラシャーシから電力を供給 されます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 ● インベントリの表示 ● タスクの設定および監視 ● リモートでのサーバーの電源投入または切断 ● M1000e シャーシ内のサーバーおよびコンポーネント上のイベントのためのアラートの有効化 M1000e シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC 構成では、プライマリ CMC が M1000e シャーシまたは管理ネットワークとの通信を失うと、スタンバイ CMC がシャーシ管理を引き継ぎます。 CMC は、サーバー向けの複数のシステム
本リリースの新機能 Dell EMC PowerEdge M1000e 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています。 ● WSMan を使用したファンの速度および温度情報の表示。 ● LLDP パケットを VLAN 経由で iDRAC に転送する LLDP オープンソースデーモン。 ● iDRAC への CMC ダンプログの転送。 主な機能 CMC の機能は、管理とセキュリティ機能のグループに分けられます。 管理機能 CMC は次の管理機能を提供します。 ● 冗長 CMC 環境。 ● IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)登録。 ● SNMP、Web インタフェース、iKVM、Telnet、または SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視。 ● 監視 — システム情報やコンポーネントのステータスへのアクセスを提供。 ● システムイベントログへのアクセス — ハードウェアログと CMC ログへのアクセスを提供。 ● 各種シャーシコンポーネントのファームウェアアップデート — CMC、サーバー、 iKVM、I/O モジュールインフラデバイスの ファームウェアアップデー
セキュリティ機能 CMC は次のセキュリティ機能を提供しています。 ● パスワードレベルのセキュリティ管理 — リモートシステムへの無許可のアクセスを防止。 ● 次による一元ユーザー認証: ○ 標準スキーマまたは拡張スキーマ(オプション)を使用する Active Directory。 ○ ハードウェアに保存されたユーザー ID とパスワード。 ● 役割ベースの権限 — システム管理者が各ユーザーに特定の権限を設定可能。 ● ウェブインタフェースを介してのユーザー ID とパスワードの設定。 メモ: ウェブインタフェースは 128 ビット SSL 3.0 暗号化と 40 ビット SSL 3.
表 2. CMC サーバーリスニングポート ポート番号 機能 22* SSH 23* Telnet 80* HTTP 161 SNMP エージェント 443* HTTPS *設定可能なポート 次の表に、CMC がクライアントとして使用するポートを示します。 表 3. CMC クライアントポート ポート番号 機能 25 SMTP 53 DNS 68 DHCP で割り当てた IP アドレス 69 TFTP 162 SNMP トラップ 514* リモート Syslog 636 LDAPS 3269 グローバルカタログ(GC)用 LDAPS *設定可能なポート CMC の必要最低バージョン 次の表には、リストされたブレードサーバーを有効化するために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 4. ブレードサーバー用 CMC の必要最低バージョン サーバー CMC の最低バージョン PowerEdge M600 CMC 1.0 PowerEdge M605 CMC 1.0 PowerEdge M805 CMC 1.
表 4. ブレードサーバー用 CMC の必要最低バージョン (続き) サーバー CMC の最低バージョン PowerEdge M820 CMC 4.11 PowerEdge PSM4110 CMC 4.11 PowerEdge M630 CMC 5.0 PowerEdge M830 CMC 5.0 PowerEdge M640 CMC 6.0 次の表には、リストされた IOM を有効化するために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 5. IOM 用 CMC の必要最低バージョン IOM スイッチ CMC の最低バージョン PowerConnect M6220 CMC 1.0 PowerConnect M6348 CMC 2.1 PowerConnect M8024 CMC 1.2 PowerConnect M8024-k CMC 3.2 PowerConnect M8428-k CMC 3.1 Dell 10/100/1000 Mb イーサネットパススルー CMC 1.
表 6. BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller 用の最新ファームウェアバージョン サーバー BIOS iDRAC Lifecycle Controller PowerEdge M600 2.4.0 1.65 適用なし PowerEdge M605 5.4.1 1.65 適用なし PowerEdge M805 2.3.3 1.65 適用なし PowerEdge M905 2.3.3 1.65 適用なし PowerEdge M610 6.3.0 3.50 1.6 PowerEdge M610x 6.3.0 3.50 1.6 PowerEdge M710 6.4.0 3.80 1.7.5.4 PowerEdge M710HD 7.0.0 3.50 1.6 PowerEdge M910 2.9.0 3.50 1.6 Power Edge M915 3.2.2 3.80 1.7.5.4 PowerEdge M420 2.3.3 2.40.40.40 2.40.40.
対応プラットフォーム CMC は、PowerEdge M1000e プラットフォーム用に設計されたモジュラーシステムをサポートします。CMC との互換性の詳細に ついては、デバイスのマニュアルを参照してください。 最新の対応プラットフォームについては、dell.com/cmcmanuals にある『Chassis Management Controller バージョン 6.0 リリース ノート』を参照してください。 サポートされている管理ステーションのウェブブラウザ 対応ウェブブラウザの最新情報については、dell.com/cmcmanuals にある『Chassis Management Controller バージョン 6.
○ 『CMC オンラインヘルプ』では、ウェブインタフェースの使用方法について説明しています。 ○ 『Chassis Management Controller(CMC)セキュアデジタル(SD)カード技術仕様』は、BIOS およびファームウェアの最小 バージョン、インストール方法および使用方法についての情報を提供します。 ○ 『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』 には、RACADM サブコマンド、対応インタフェース、およびプロパティデータベースグループとオブジェクト定義に関する情報が記載され ています。 ○ dell.com/cmcmanuals の『Chassis Management Controller バージョン 6.
検索エンジンを使用する場合は、検索ボックスにドキュメントの名前とバージョンを入力します。 デルへのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル の製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況 は国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。デルのセールス、テクニカルサポー ト、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. Dell.com/support にアクセスします。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの下部にある [国 / 地域の選択] ドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確認します。 4.
2 CMC のインストールと設定 本項では、PowerEdge M1000e Chassis Management Controller(CMC)ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を 使用するための管理環境の設定、および CMC の設定の各種方法について説明します。 ● CMC への初期アクセスの設定。 ● ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 ● CMC ユーザーの追加と設定。 ● CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 トピック: • • • • • • • • • • • • 作業を開始する前に CMC ハードウェアの取り付け 管理ステーションへのリモートアクセスソフトウェアのインストール ウェブブラウザの設定 CMC への初期アクセスのセットアップ CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC の日付と時刻の設定 シャーシ上のコンポーネントを識別する
5. 手順 7 を完了したら、シャーシの左下隅にある電源ボタンを押すか、CMC GUI からシャーシの電源を入れます。 メモ: サーバーの電源は入れないでください。 6. システムの前面にある LCD パネルを使用して、CMC に静的 IP アドレスを指定するか、それを DHCP 用に設定します。 7. CMC の IP アドレスに接続して、デフォルトのユーザー名(root)およびパスワード(calvin)を入力します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効にします。 メモ: デフォルトでは、一部のサーバーの iDRAC LAN インタフェースは無効になっています。 9. 10. 11. 12.
図 2. デイジーチェーン CMC ネットワーク 1 管理ネットワーク 2 スタンバイ CMC 3 アクティブ CMC 次の図は、CMC の誤ったケーブル配線の例を示しています。 図 3. CMC ネットワークの誤ったケーブル接続-CMC が 2 つ 図 4.
図 5. CMC ネットワークの誤ったケーブル接続-CMC が 2 つ 4 台までのシャーシをデイジーチェーンで接続するには、次の手順を実行します。 1. 最初のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを管理ネットワークに接続します。 2. 2 つ目のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを最初のシャーシのアクティブ CMC の STK ポートに接続します。 3. 3 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 2 つ目のシャーシのアクティブ CMC の STK ポートに接続します。 4. 4 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 3 つ目のシャーシの STK ポートに接続しま す。 5.
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプションで自動的にマウント されます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可せず、DVD-ROM を手動でマウントしてから、これら の実行ファイルを実行する必要があります。 4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインストールするには、次のコ マンドを入力します。 rpm -ivh *.rpm 5.
Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. [ツール] > [ インターネットオプション] > [ 接続] をクリックします。 3. [ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定] セクションで、[LAN の設定] をクリックします。 [ローカルエリアネットワーク(LAN)設定] ダイアログボックスが表示されます。 4. [ローカルエリアネットワーク(LAN)設定] ダイアログボックスで [プロキシサーバー ] セクションに進みます。[LAN に プロキシサーバーを使用する] オプションを選択します。 [詳細設定] オプションが有効になります。 5. [詳細設定] をクリックします。 6. [例外] セクションに、管理ネットワーク上の CMC と iDRAC のアドレスをセミコロンで区切ったリストとして追加します。エ ントリには DNS 名およびワイルドカードを使用できます。 Mozilla Firefox Mozilla Firefox バージョン 3.
1. Internet Explorer を起動します。 2. [ツール] > [ インターネットオプション] > [ 詳細] をクリックします。 3. [セキュリティ] セクションにスクロールして、[暗号化されたページをディスクに保存しない] を選択します。 Internet Explorer でのアニメーションの有効化 ファイルをウェブインタフェース間で転送する際、ファイル転送アイコンが回転して転送アクティビティを示します。Internet Explorer を使用する場合は、アニメーションを再生するようにブラウザを設定する必要があります。 アニメーションを再生するように Internet Explorer を設定するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. [ツール] > [ インターネットオプション] > [ 詳細] をクリックします。 3.
● シャーシの前面にある LCD パネル ● Dell CMC シリアルコンソール CMC に IP アドレスが与えられた後に初期ネットワーク設定を行うには、次のいずれかのインタフェースを使用できます。 ● シリアルコンソール、Telnet、SSH などのコマンドラインインタフェース(CLI)、または iKVM 経由の Dell CMC コンソール ● リモート RACADM ● CMC ウェブインタフェース CMC では、IPv4 と IPv6 の両方のアドレス指定モードがサポートされています。IPv4 と IPv6 の設定は、互いに独立しています。 LCD パネルインタフェースを使用した CMC ネットワークの設定 メモ: LCD パネルを使用して CMC を設定するオプションは、CMC が導入されるまで、またはデフォルトパスワードが変更さ れるまで使用可能です。パスワードが変更されていなければ、セキュリティリスクの可能性のある CMC の設定をリセットす るために引き続き LCD を使用することができます。 LCD パネルはシャーシ前面の左下の角にあります。 LCD パネルインタフェースを使用してネッ
● 左右の矢印キーを使って入力位置を変え、上下の矢印キーを使って各位置の数値を選択することで、 [静的 IP アドレス] を設定します。[静的 IP アドレス] の設定を終えたら、中央のボタンを押して 先に進みます。 ● サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 ● サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 [ネットワークの概要] 画面が表示され ます。 [ネットワーク概要] 画面に、入力した [静的 IP アドレス]、 [サブネットマスク]、および [ゲート ウェイ] の設定が表示されます。設定に誤りがないことを確認します。設定を修正するには、左矢 印ボタンで移動し、中央のキーを押して、対象の設定画面に戻ります。修正を終えたら、中央のボタ ンを押します。 ● 入力した設定が正しいことを確認してから、中央のボタンを押します。[DNS を登録しますか?] 画 面が表示されます。 メモ: CMC IP 構成に DHCP(動的ホスト設定プロトコル)モードを選択すると、デフォルトで DNS 登録も有効になります。 8.
入力した設定がすべて正しいことを確認したら、中央のボタンを押します。設定ウィザードが閉じて、 [メインメニュー] 画面 に戻ります。 メモ: [はい / 承認する] を選択している場合は、[待機] 画面が表示されてから、[IP の概要] 画面が表示されます。 これで CMC と iDRAC は、ネットワークでも利用できるようになりました。ウェブインタフェース、シリアルコンソール、 Telnet、SSH などの CLI を使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスできます。 メモ: LCD 設定ウィザードを使ってネットワークの設定を終えた後は、ウィザードが使用できなくなります。 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロト コル CMC ネットワーク設定を終えた後、さまざまなインタフェースを使って CMC にリモートアクセスできます。 次の表に、リモー トで CMC にアクセスするために使用できるインタフェースを示します。 メモ: Telnet は他のインターフェースほどセキュアではないため、デフォルトでは無効です。Telnet は、ウェブ、ssh またはリ モート RACADM
表 8.
ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名 の設定 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの位置およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [シャーシ概要] に移動し、[セットアップ ] > [一般] をクリックします。 [シャーシの一般設定 ]ページが表示されます。 2. 場所のプロパティとシャーシ名を入力します。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: シャーシの場所 フィールドはオプションです。[データセンター]、[通路]、[ラック]、および [ラックスロット] フィールドを使用して、シャーシの物理的な場所を示すことを推奨します。 3.
● [シャーシの概要 ] > [ トラブルシューティング ] > [ 識別]。 ● [シャーシの概要 ] > [ シャーシコントローラ ] > [ トラブルシューティング ] > [ 識別]。 ● [シャーシの概要 ] > [ サーバーの概要 ] > [ トラブルシューティング ] > [ 識別]。 メモ: このページではサーバーのみを選択できます。 ● [シャーシの概要 ] > [ I/O モジュールの概要 ] > [ トラブルシューティング ] > [ 識別]。 [識別] ページが表示されます。 2. コンポーネント LED の点滅を有効にするには、必要なコンポーネントを選択して [点滅] をクリックします。 3.
[ログインセキュリティ] により、CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ログインの IP 範囲属性の設定が可能になります。 CMC ウェブインタフェースを使用して IP 範囲属性を設定するには、以下の手順を実行します。 1. システムツリーで [シャーシ概要] へ移動し、[ネットワーク] > [ ネットワーク] をクリックします。 [ネットワーク設定]ページが表示されます。 2. IPv4 設定セクションで、 [詳細設定] をクリックします。あるいは、 [ログインセキュリティ] ページにアクセスするには、シ ステムツリーで [シャーシ概要] に移動して、[セキュリティ] > [ ログイン] をクリックします。 [ログインセキュリティ] ページが表示されます。 3. ユーザーブロックまたは IP ブロック機能を有効にするには、 [ログインロックアウトポリシー ]セクションで、 [ユーザー名に よるロックアウト] または [IP アドレス(IPV4) によるロックアウト] を選択します。 その他のログインロックアウトポリシー属性を設定するオプションがアクティブになります。 4.
● シャーシからアクティブ CMC を取り外した場合。 ● アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。 ● アクティブ CMC が機能していない場合 メモ: CMC フェイルオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな CMC セッションが失われま す。セッションを失ったユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要があります。 関連概念 スタンバイ CMC について 、p. 36 CMC フェイルセーフモード 、p. 36 アクティブ CMC の選択プロセス 、p. 36 冗長 CMC の正常性ステータスの取得 、p.
既に電源が入っているシャーシに 2 台の CMC を挿入した場合、自動アクティブ / スタンバイネゴシエーションに 2 分間までかか ることがあります。ネゴシエーションが完了したら、通常のシャーシの動作が再開されます。 冗長 CMC の正常性ステータスの取得 ウェブインタフェースでスタンバイ CMC の正常性ステータスを表示できます。ウェブインタフェースで CMC の正常性ステータ スにアクセスする詳細については、 「シャーシ情報の表示およびシャーシとコンポーネントの正常性の監視」を参照してください。 CMC のインストールと設定 37
3 CMC へのログイン CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインできます。デフォ ルトのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングルサインオンまたはスマートカードを使用してログイ ンすることもできます。 関連タスク CMC ウェブインタフェースへのアクセス 、p. 38 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン 、p. 39 スマートカードを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シングルサインオンを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p. 41 RACADM を使用した CMC へのアクセス 、p. 41 公開キー認証を使用した CMC へのログイン 、p.
[CMC ログイン] ページが表示されます。 関連タスク ウェブブラウザの設定 、p. 26 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン 、p. 39 スマートカードを使用した CMC へのログイン 、p. 40 シングルサインオンを使用した CMC へのログイン 、p.
関連概念 ユーザーアカウントと権限の設定 、p. 127 関連タスク CMC ウェブインタフェースへのアクセス 、p.
メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、: [:]<[ポート番号]> の書式で CMC ウェブインタフェースにアクセスします。ここで、 [cmc 名] は CMC の CMC ホス ト名、ドメイン名 はドメイン名、ポート番号 は HTTPS のポート番号をそれぞれ表します。 CMC は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインしたときにブラウザによってキャッシュされた Kerberos 資格情 報でユーザーをログインします。ログインに失敗すると、ブラウザは通常の CMC ログインページにリダイレクトされます。 メモ: Active Directory ドメインにログインしないで Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合は、ログインに失 敗し、ブラウザには空白ページのみが表示されます。 関連タスク Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマートカードログインの設定 、p.
公開キー認証を使用した CMC へのログイン パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート RACADM と同様に動作します。 SSH 経由で iDRAC7 にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認してください。 たとえば、次のとおりです。 ● ログイン: ssh service@ または ssh service@ ここで、IP_address は CMC IP アドレスです。 ● RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場合は、そのパスフレー ズの再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パ
ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、 [デフォルトパスワード警告] ページが表示された場合、パスワードを変更で きます。これを行うには、次の手順を実行します。 1. [デフォルトパスワードの変更] オプションを選択します。 2. [新しいパスワード] フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 ● 0~9 ● A~Z ● a~z ● 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、I、\ 3. [パスワードの確認] フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 4.
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告 メッセージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1> オブジェクトを使用します。詳細について は、dell.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 ● CMC — アクティブとスタンバイ ● iKVM ● IOM 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 ● iDRAC - iDRAC6 より前の iDRAC では、リカバリインタフェースを使用してアップデートする必要があります。iDRAC6 ファー ムウェアもリカバリインタフェースでアップデートできますが、iDRAC6 およびそれ以降のバージョンでは廃止されています。 ● BIOS ● Unified Server Configurator ● 32 ビット診断 ● オペレーティングシステムドライバパック ● ネットワークインタフェースコントローラ ● RAID コントローラ 関連概念 CMC ファームウェアのダウンロード 、p. 45 現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 、p. 46 CMC ファームウェアのアップデート 、p. 47 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート 、p.
デル、またはサービスタグに基づいて使用可能な最新アップデートを検索できます。検索結果からは、アップデートをダウンロー ド、またはリポジトリを構築することもできます。 DRM を使用したファームウェアの最新バージョン検索方法に関する詳細につ いては、Dell Tech Center で「Dell Repository Manager を使用したデルサポートサイトでの最新アップデートの検索」を参照してく ださい。DRM が使用するインベントリファイルをリポジトリ作成用の入力として保存することについての情報は、 「CMC ウェブイ ンタフェースを使用したシャーシインベントリレポートの保存」を参照してください。M1000e シャーシのファームウェアは、次 の順序でアップデートすることが推奨されます。 ● ブレードコンポーネントファームウェア ● CMC ファームウェア M1000e シャーシのアップデート順序の詳細については、サポートサイトで『CMC ファームウェア 5.0 リリースノート』を参照し てください。 署名済みの CMC ファームウェアイメージ M1000e CMC バージョン 2.
RACADM を使用した現在インストールされているファームウェアバージ ョンの表示 RACADM を使用して現在インストールされているファームウェアバージョンを表示するには、[getkvminfo] サブコマンドを使用 します。詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイ ド』を参照してください。 CMC ファームウェアのアップデート ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC をアップデートできます。デフォルトでは、ファームウェアのアップデート 後も現在の CMC 設定を保持します。アップデート処理中に、CMC 構成設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットすることが できます。 メモ: CMC 上でファームウェアをアップデートするには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 ウェブユーザーインタフェースのセッションを使用してシステムコンポーネントのファームウェアをアップデートする場合、ファ イル転送時間を許容できるように、アイドルタイムアウトを高めに設
ウェブインタフェースを使用した CMC ファームウェアのアップデート CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 ● ● ● ● [シャーシ概要] > [ アップデート] [シャーシ概要 ] > [シャーシコントローラ ] > [アップデート] [シャーシ概要 ] > [I/O モジュール概要] > [アップデート] [シャーシ概要 ] > [iKVM ] > [アップデート] [ファームウェアのアップデート] ページが表示されます。 2. [CMC ファームウェア] セクションで、ファームウェアをアップデートする CMC または複数の CMC(スタンバイ CMC があ る場合)の [ターゲットのアップデート] 列にあるチェックボックスを選択して、 [CMC アップデートの適用] をクリックし ます。 3.
CMC ウェブインタフェースを使用した iKVM ファームウェアのアップデ ート CMC ウェブインタフェースを使用して iKVM ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 ● [シャーシ概要] > [ アップデート] ● [シャーシ概要] > [ シャーシコントローラ ] > [ アップデート] ● [シャーシ概要] > [ iKVM] > [ アップデート] [ファームウェアのアップデート] ページが表示されます。 2. [iKVM ファームウェア] セクションで、ファームウェアをアップデートする [iKVM] の [アップデートターゲット] 列のチ ェックボックスを選択して、[iKVM アップデートの適用] をクリックします。 3. [ファームウェアイメージ] フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェアのイメージファイル へのパスを入力するか、[参照] をクリックし、ファイルの保存場所にナビゲートします。iKVM ファームウェアイメージのデ フォルト名は iKVM.bin です。 4.
現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 、p. 46 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM ソフトウェアのアップデート 、p. 183 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM コプロセッサのアップデー ト CMC ウェブインタフェースから IOM インフラストラクチャデバイスファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行し ます。 1.
3. iDRAC ファームウェアをアップデートするには、 [iDRAC エンタープライズファームウェア] セクションで、ファームウェアを アップデートするサーバーの [アップデート] リンクをクリックします。 [サーバーコンポーネントのアップデート] ページが表示されます。続行するには、「サーバーコンポーネントファームウェア のアップデート」のセクションを参照してください。 4. [ファームウェアイメージ] フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェアのイメージファイル へのパスを入力するか、[参照] をクリックし、ファイルの保存場所にナビゲートします。デフォルトの iDRAC ファームウェ アイメージ名は firmimg.imc です。 5.
シングルクリックの全ブレードアップデート、または[ネットワーク共有からアップデート]方式では、ネットワーク共有に保存 されている DUP ファイルを使用してサーバーコンポーネントファームウェアをアップデートすることができます。Dell Repository Manager(DRM)ベースのアップデート機能を使用してネットワーク共有に保存されている DUP ファイルにアクセスし、一度の操 作でサーバーのコンポーネントをアップデートすることが可能です。Dell Repository Manager を使用してファームウェア DUP と バイナリイメージのカスタムリモートリポジトリをセットアップし、ネットワーク共有で共有することができます。 メモ: シングルクリックですべてのブレードをアップデートする方法には、次の利点があります。 ● 最小のクリック数で、すべてのブレードサーバーのすべてのコンポーネントをアップデートすることが可能。 ● すべてのアップデートがひとつのディレクトリにパッケージ化されているため、各コンポーネントのファームウェアの個 別アップロードが不要。 ● サーバーコンポーネントをアップデートするた
サーバーコンポーネントのアップデートでサポートされているファーム ウェアバージョン 以下のセクションでは、CMC ファームウェアのアップデートおよびサーバーコンポーネントのアップデートでサポートされてい るコンポーネントのバージョンを示します。 次の表は、CMC ファームウェアバージョンを 5.2 から 6.0 にアップデートしても、サーバーコンポーネントは次のバージョンにア ップデートしない場合にサポートされる、サーバーコンポーネントのファームウェアバージョンのリストです。 メモ: CMC ファームウェアバージョン 5.2 から 6.0 へのアップデートは、iDRAC、BIOS、Lifecycle Controller の N-1 バージョン で、次の表に記載されているすべてのサーバーに対して正常に行われます。 表 10. CMC ファームウェアアップデート(バージョン 5.2 から 6.0)でサポートされるサーバーコンポーネントファ ームウェアバージョン プラットフォーム サーバーコンポーネント 現在のコンポーネントのバージョン(N-1 バージョ ン) M610 iDRAC 3.
表 10. CMC ファームウェアアップデート(バージョン 5.2 から 6.0)でサポートされるサーバーコンポーネントファ ームウェアバージョン (続き) プラットフォーム M420 M520 M620 M820 M630 M830 54 サーバーコンポーネント 現在のコンポーネントのバージョン(N-1 バージョ ン) NIC 7.8.15 iDRAC 2.41.40.40 Lifecycle Controller 2.41.40.40 診断 4231A0 BIOS 2.3.3 NIC 7.8.15 iDRAC 2.41.40.40 Lifecycle Controller 2.41.40.40 診断 4225A2 BIOS 2.32 iDRAC 2.41.40.40 Lifecycle Controller 2.41.40.40 診断 4231A0 BIOS 2.5.2 NIC 7.8.15 iDRAC 2.41.40.40 Lifecycle Controller 2.41.40.
次の表は、既存の CMC ファームウェアバージョンが 6.0 であり、サーバーコンポーネントが N-1 バージョンから N バージョンに アップデートされるというシナリオに対してサポートされるサーバーコンポーネントの CMC ファームウェアバージョンのリスト です。 メモ: CMC ファームウェアのバージョンが 5.0 以降である場合、サーバーコンポーネントの N-1 バージョンから N バージョン へのファームウェアアップデートは、次の表に記載されている第 11 世代、第 12 世代、第 13 世代、および第 14 世代の全サーバ ーに対して正常に行われます。 表 11. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバー ジョン 以前のコンポーネントのバージョン (N-1 バージョン) プラットフォー ム サーバーコンポーネント M610 iDRAC 3.80 A00 3.85 A00 Lifecycle Controller 1.6.5.12 A00 1.7.5.4 診断 5158A3 5162A0 BIOS 6.3.
表 11. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバー ジョン (続き) プラットフォー ム M520 M620 M820 M630 M830 M640 56 サーバーコンポーネント 以前のコンポーネントのバージョン (N-1 バージョン) アップデート後のコンポーネントの バージョン(N バージョン) Lifecycle Controller 2.41.40.40 2.50.50.50 診断 4231A0 4247A1 BIOS 2.3.3 2.4.2 NIC 7.8.15 20.6.18 iDRAC 2.41.40.40 2.50.50.50 Lifecycle Controller 2.41.40.40 2.50.50.50 診断 4231A0 4247A1 BIOS 2.3.2 2.4.2 NIC 7.8.15 20.6.18 iDRAC 2.41.40.40 2.50.50.50 Lifecycle Controller 2.41.40.40 2.50.
表 11. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバー ジョン (続き) プラットフォー ム サーバーコンポーネント 以前のコンポーネントのバージョン (N-1 バージョン) アップデート後のコンポーネントの バージョン(N バージョン) 診断 適用なし 4301.13(YFXV5) BIOS 適用なし 1.0.0 Lifecycle Controller の有効化 サーバーの起動プロセス中に Lifecycle Controller サービスを有効にできます。 ● iDRAC サーバーの場合は、起動コンソールで 「Press for Remote Access Setup within 5 sec.
BIOS アップデートは、サーバーのモデルに特有なものです。選択ロジックは、この動作にもとづいています。サーバー内で単一の ネットワークインタフフェースコントローラ(NIC)デバイスがファームウェアのアップデート対象として選択されていたとして も、そのサーバーのすべての NIC にアップデートが適用されることもあります。このような動作は Lifecycle Controller の機能性、 とりわけ Dell アップデートパッケージ(DUP)に含まれるプログラミングに固有です。現時点では、サイズが 48MB 未満の Dell ア ップデートパッケージ(DUP)がサポートされています。 アップデートファイルのイメージサイズがそれより大きい場合は、ジョブステータスにダウンロードが失敗した旨が表示されま す。1 つのサーバーで複数のサーバーコンポーネントのアップデートが行われる場合も、すべてのファームウェアアップデートフ ァイルの合計サイズは 48MB を超えることがあります。この場合、アップデートファイルの切り捨てにより、コンポーネントアッ プデートの 1 が失敗します。 1 つのサーバー上で複数のコンポーネント
すべての LC コンポーネントのアップデートがただちに有効になります。ただし、システムサービスにより、場合によっては有効 になるまでの時間が遅延することがあります。このような場合、CMC によってホストされているリモート共有が使用できなくな るため、アップデートは失敗します。 CMC ウェブインタフェースを使用した、ファイルからのサーバーコンポーネントフ ァームウェアのアップグレード [ファイルからアップデート] モードを使用して、サーバーコンポーネントファームウェアのバージョンをアップグレードするに は、次のようにします。 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで、[サーバー概要] に移動し、[アップデート ] > [ サーバーコンポーネント のアップデート] とクリックします。 [サーバーコンポーネントのアップデート] ページが表示されます。 2. [アップデートタイプの選択] セクションで、[ファイルからアップデート] を選択します。詳細については、「サーバーコン ポーネントアップデートタイプの選択」を参照してください。 3.
ンリポジトリを構築することもできます。また、必要なアップデートモードに基づいて、Linux または Windows 向けのアップデー トバンドルを作成することも可能です。DRM では、リポジトリを CIFS または NFS 共有に保存することができ、CMC ウェブイン タフェースでは、その共有のための資格情報と場所の詳細を設定することができます。その後、CMC ウェブインタフェースを使 用することにより、単一のサーバーまたは複数のサーバーに対してサーバーコンポーネントのアップデートを実行することができ ます。 ネットワーク共有アップデートモードを使用するための前提条件 ネットワーク共有モードを使用したサーバーコンポーネントファームウェアのアップデートには、次の前提条件が必要です。 ● サーバーが第 12 世代以降に属し、iDRAC Enterprise ライセンスがある。 ● CMC バージョンが 4.5 またはそれ以降のバージョンである。 ● Lifecycle Controller がサーバーで有効になっている。 ● 第 12 世代サーバーで iDRAC バージョン 1.50.
ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィルタ 全サーバーのコンポーネントおよびデバイスすべての情報は、一度に取得されます。この大量な情報に対処するため、Lifecycle Controller はさまざまなフィルタリング機構を提供しています。これらのフィルタにより、次が可能になります。 ● 簡単に表示できるよう、1 つまたは複数のカテゴリーのコンポーネントやデバイスを選択。 ● サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアのバージョンを比較。 ● 選択されたコンポーネントおよびデバイスを自動的にフィルタリングして、タイプやモデルに基づいた特定のコンポーネント やデバイスのカテゴリの絞り込みを実施。 メモ: 自動フィルタリング機能は、Dell アップデートパッケージ(DUP)を使用する際に重要です。DUP のアップデートプ ログラミングは、コンポーネントやデバイスのタイプまたはモデルにもとづいて行うことができます。自動フィルタリン グの動作は、最初の選択を行った後は、その後の選択決定を最小化するように設計されています。 例 次に、フィルタリング機構の適用例をいくつか示します。 ●
あります。たとえば、1 つのサーバーの BIOS コンポーネントがアップデート対象として選択された場合、フィルタがこの BIOS に自動的に設定され、インベントリセクションには、選択されたサーバーのモデル名に一致するサーバーが表示されます。 RACADM を使用したファームウェアアップデート用コンポーネントのフィルタ RACADM を使用してファームウェアアップデート用コンポーネントをフィルタするには、getversion コマンドをしようします。 racadm getversion -l [-m ] [-f ] 詳細については、dell.
表 13.
1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで [サーバー概要] に移動し、[ネットワーク共有] をクリックします。 [ネットワーク共有の編集] ページが表示されます。 2. [ネットワーク共有設定] セクションで、必要に応じて次の設定を行います。 プロトコル IP アドレスまたはホスト名 共有名 アップデートフォルダ ファイル名(オプション) メモ: [ファイル名] がオプションなのは、デフォルトのカタログファイル名が catalog.xml の場合のみです。カタログ ファイル名が変更されている場合、このフィールドに新しい名前を入力する必要があります。 ● プロファイルフォルダ ● ドメイン名 ● ユーザー名 ● パスワード 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 ● ● ● ● ● 3. [ディレクトリのテスト] クリックして、ディレクトリが読み取りおよび書き込み可能であるかどうかを検証します。 4. [ネットワーク接続のテスト] をクリックして、ネットワーク共有の場所にアクセスできることを確認します。 5.
サーバーコンポーネントファームウェアの再インストール 1 つまたは複数のサーバー上の選択されたコンポーネントまたはデバイスの、現在インストールされているファームウェアのファ ームウェアイメージを再インストールできます。 ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアの再インストール サーバーコンポーネントファームウェアを再インストールするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで、 [サーバー概要] に移動し、 [アップデート] > [サーバーコンポーネントアップデート] > [] をクリ ックします。 [サーバーコンポーネントアップデート] ページが表示されます。 2. コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプション)。 3. [現在のバージョン] 列で、ファームウェアを再インストールするコンポーネントまたはデバイスのチェックボックスを選択し ます。 4. 次のオプションのいずれかを選択します。 ● [今すぐ再起動] - ただちに再起動します。 ● [後で再起動] - 後で手動で再起動します。 5.
2. [アップデートのタイプの選択] セクションで、[ファイルからアップデート] を選択します。詳細については、「サーバーコ ンポーネントアップデートのタイプの選択」を参照してください。 メモ: サーバーコンポーネントアップデートの [ネットワーク共有からアップデート] モードのジョブ削除操作を実行す ることはできません。 3. [コンポーネント/デバイスのアップデートフィルタ] セクションで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプ ション)。詳細については、 「CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフ ィルタ」を参照してください 。 4. [ジョブ状態] 列でジョブ状態の隣に表示されるチェックボックスは、Lifecycle Controller のジョブが現在実行中であり、表示 されている状態であることを示します。削除操作を行うジョブを選択します。 5.
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネン トの正常性状態の監視 以下の情報の表示と正常性の監視ができます。 ● アクティブとスタンバイの CMC ● すべてのサーバーと個々のサーバー ● ストレージアレイ ● すべての IO モジュール(IOM)と個々の IOM ● ファン ● iKVM ● 電源装置(PSU) ● 温度センサー ● LCD アセンブリ トピック: • • • • • • • • • • • • • シャーシコンポーネント概要の表示 シャーシ概要の表示 シャーシコントローラの情報とステータスの表示 すべてのサーバーの情報および正常性ステータスの表示 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 ストレージアレイステータスの表示 すべての IOM の情報および正常性ステータスの閲覧 個々の IOM の情報と正常性状態の表示 ファンの情報と正常性状態の表示 iKVM の情報と正常性状態の表示 PSU の情報および正常性状態の表示 温度センサーの情報と正常性状態の表示 LCD の情報と正常性の表示 シャーシコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、 [シャーシの正
シャーシの正常性を表示するには、[シャーシ概要] > [ プロパティ] > [ 正常性] と移動します。そこでは、シャーシ、アク ティブおよびスタンドバイ CMC、サーバーモジュール、IO モジュール(IMO)、ファン、iKVM、電源装置(PSU)、温度センサー および LCD アセンブリの全体的な正常性ステータスが表示されます。各コンポーネントの詳細情報は、そのコンポーネントをクリ ックすると表示されます。さらに、CMC ハードウェアログの最新イベントも表示されます。詳細は、 『CMC オンラインヘルプ』を 参照してください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に [グループの正常性] ページが表示されます。 シャーシレベルの情報とアラートが表示されます。すべての重要および非重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 シャーシは、前面図と背面図で表示されます(上部と下部のイメージ)。サーバーと LCD は前面図で、残りのコンポーネントは背 面図で表示されます。コンポーネントを選択するとブルーで表示され、必要なコンポーネントイメージをクリックするとコントロ ールできます
表 14. :サーバーアイコンの状況 (続き) 説明 アイコン サーバーがありません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 ● 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログで表示されるアクティブな重要および重要ではないイベント と、時間によって変化するパフォーマンスのデータが表示されます。 ● プロパティ— 時間により変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示されます。 ● クイックリンク — 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンクが提供されます。この項 には、選択したコンポーネントに該当するリンクのみが表示されます。 メモ: マルチシャーシ管理(MCM)では、サーバーに関連する [クイックリンク] はどれも表示されません。 表 15.
表 15. シャーシの正常性ページ - コンポーネントのプロパティ (続き) コンポーネン ト 正常性とパフォーマンスプロパテ ィ プロパティ クイックリンク 電源装置 電源状態 容量 ● 電源装置の状態 ● 電力消費量 ● システムバジェット ● 速度 ファン ● 重要しきい値下限 ● ファンの状態 ● 重要しきい値上限 IOM スロット ● 電源状況 ● モデル ● 役割 ● Service Tag IOM 状態 サーバー モデル名とサービス タグの表示 各サーバーのモデル名とサービス タグは、次の手順で簡単に表示することができます。 1. システム ツリーで サーバー を展開します。展開されたサーバーリストにすべてのサーバー(0~16)が表示されます。サーバ ーなしのスロットは名前がグレー表示されます。 2.
す。そのサーバーに対応するテキストのヒントまたはスクリーンのヒントが追加の情報を提供します。サーバーのサブグラフ ィックをクリックすると、IOM 情報が右側に表示されます。詳細については、 『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 2.
ファンの情報と正常性状態の表示 ファンの速度を調整する CMC は、システム全体のイベントに基づいてファンの速度を自動的に増減します。次のイベントが起き た場合、CMC は警告を生成し、ファン速度を上げます。 ● CMC の周辺温度がしきい値を超えた。 ● ファンが故障した。 ● シャーシからファンが取り外された。 メモ: サーバーの CMC または iDRAC ファームウェアを更新中に、シャーシ内のファンの一部またはすべてが 100 パーセント の速度で回転します。これは正常な動作です。 CMC ウェブインタフェースでファンの正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1.
[ シャーシの概要] > [ 温度センサー] と移動します。 [温度センサー状態] ページでは、シャーシ全体(シャーシとサーバー)の温度プローブの状態と値が表示されます。詳細につい ては、『CMC オンラインヘルプ 』を参照してください。 メモ: 温度プローブの値を変更することはできません。しきい値を超えるとアラートが生成され、ファン速度が変化します。 たとえば、CMC 周囲温度プローブがしきい値を超えると、シャーシ内のファンの速度が上昇します。 LCD の情報と正常性の表示 LCD の正常性状態を表示するには: 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで、[シャーシの概要] へ移動し、[プロパティ] > [ 正常性] をクリックしま す。 [シャーシの正常性] ページが表示されます。シャーシグラフィックの情報のセクションでは、シャーシの前面図が表示されま す。LCD の正常性状態は、LCD のサブグラフィックの色で示されます。 2. カーソルを LCD のサブグラフィックに移動します。対応するテキストのヒントまたはスクリーンのヒントに、LCD の追加情報 が表示されます。 3.
6 CMC の設定 CMC では、リモート管理タスクを実行するために CMC プロパティの設定、ユーザーのセットアップ、およびアラートのセットア ップを行うことができます。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする必要があります。この 初期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラメータが割り当てられます。詳細について は、「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してください。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユーザーとしてログインする 必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもできます。 CMC を設定して基本的な設定が終わったら、以下を実行できます。 ● 必要に応じてネットワーク設定を変更します。 ● CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 ● LED 表示を設定します。 ● 必要に応じてシャーシグルー
• • • • シャーシ設定プロファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定 構成ファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定 CMC セッションの表示と終了 ファンの拡張冷却モードの設定 CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更 コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。 シャーシに CMC が 2 つあり(アクティブとスタンバイ)、ネットワークに接続されている場合は、フェイルオーバーが生じた場 合、スタンバイ CMC は自動的にアクティブ CMC のネットワーク設定を引き継ぎます。 IPv6 が起動時に有効になると、3 つのルーターの要請が 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッチがスパニングツリ ープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 12 秒超ブロックされ、IPv6 の要請が送信されます。このような 場合、ルーター広告が IPv6 ルーターによって送信されるまで、接続が制限される期間があります。 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable 0 メモ: CMC IPv4 アドレス設定 はデフォルトで有効になっています。 CMC IPv6 アドレス指定を有効 / 無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 1 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 0 メモ: CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。この機能を無効にして、 CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定するには、次を入力 します。 racadm racadm racadm racadm config config co
DNS の静的 IP アドレスの設定 メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能が無効ではない場合は、有効ではありません。 IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 IPv4 および IPv6 DNS の設定 ● [CMC 登録]-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。 racadm c
は 10 または 100(デフォルト)です。 最大転送単位の設定(IPv4 と IPv6) 最大転送単位(MTU)プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズ制限を設定できます。 MTU を設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両端の値を含み、デフォルトは 1500)。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも低い値に設定されている 場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定の実 行 CMC の IP アドレスブロック機能およびユーザーブロック機能を利用すると、パスワード推測の試みによるセキュリティ問題を防 止できます。この機能は広範な IP アドレス、ならびに CMC にアクセスできるユーザーをブロックできます。デフォルトでは、IP アドレスブロック機
● [cfgRacTuneIpRangeMask](ビットワイズ)および [cfgRacTuneIpRangeAddr] で指定された IP アドレス ● IP 範囲チェック機能を有効化するには、cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeEnable <0/1> ● CMC アクセスをブロックする IP アドレスの範囲を指定するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeAddr ● CMC アクセスをブロックする IP 範囲マスクを指定するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeMask CMC の仮想 LAN タグプロパティ VLAN を使用すると、複数の仮想 LAN が同じ物理ネットワーク上で共存でき、セキュリティやロード管理の目的でネットワークト ラフィックを分離できます。VLAN 機能を有効にすると、各ネットワークパケットに VLAN タグが割り当てられます。 ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想
たとえば、次のとおりです。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanPriority 7 また、1つのコマンドで VLAN ID と VLAN 優先順位を指定できます。 racadm setniccfg -v たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -v 1 7 4.
2. メニューバーで [ネットワーク]をクリックします。 [ネットワーク設定] ページが表示されます。 3. [連邦情報処理標準(FIPS)]セクションで、[FIPS モード]ドロップダウンメニューから、[有効化]を選択してください。 FIPS を有効にするとリ CMC がデフォルト設定にリセットされることを通知するメッセージが表示をされます。 4.
1. [シャーシの概要] へ移動し、[ネットワーク] > [ サービス] をクリックします。[サービス] ページが表示されます。 2. 必要に応じて次のサービスを設定します。 ● ● ● ● ● ● ● CMC シリアルコンソール ウェブサーバー SSH Telnet リモート RACADM snmp リモート Syslog フィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. [適用 ]をクリックし、すべてのデフォルトのタイムアウト値および最大タイムアウト制限値を更新します。 RACADM を使用したサービスの設定 さまざまなサービスを有効化し、設定するには、次の RACADM オブジェクトを使用します。 ● cfgRacTuning ● cfgRacTuneRemoteRacadmEnable これらのオブジェクトの詳細については、dell.
シャーシグループのセットアップ CMC では、単一のリードシャーシから複数のシャーシを監視することが可能になります。シャーシグループを有効にした場合、 リードシャーシの CMC は、リードシャーシおよびそのシャーシグループ内のすべてのメンバーシャーシのステータスのグラフィ カル表示を生成します。 シャーシグループの機能は以下のとおりです。 ● [シャーシグループ] ページには、リーダーおよび各メンバーシャーシの前面と背面を描写した画像がそれぞれ 1 セットずつ表 示されます。 ● グループのリーダーおよび各メンバーの正常性に関する懸念がある場合、その症状があるコンポーネントは赤色または黄色お よび X または ! で表示されます。詳細情報は、シャーシの画像または [詳細] をクリックすると、そのシャーシ画像の下に表 示されます。 ● メンバーシャーシまたはサーバーのウェブページを開くために、クィック起動のリンクを使用できます。 ● グループに対する、ブレードと入出力のインベントリが可能です。 ● 新しいメンバーがグループに追加されたときに、新しいメンバーのプロパティをリーダーのプロパティと同期させることがで
ツリー内のグループを選択すると、新しいメンバーのステータスが表示されます。シャーシの画像または詳細ボタンをクリッ クすると、詳細情報が表示されます。 メモ: メンバーに対して入力された資格情報は、セキュアにメンバーシャーシに受け渡され、そのシャーシとリードシャー シとの間の信頼関係が確立されます。この資格情報は、いずれのシャーシにも存続するものではなく、一度信頼関係が確 立された後は、相互にやりとりされることはありません。 リーダーシャーシプロパティのメンバーシャーシへの伝達についての情報は、 「リーダーシャーシプロパティのメンバーシャー シへの伝達」を参照してください。 リーダーからのメンバーの削除 グループのメンバーをリードシャーシから削除することができます。メンバーを削除するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. [セットアップ] > [ グループ管理] とクリックします。 4.
2. ツリー内で [グループ:名前 ]を選択します。 3. 移動先がメンバーの CMC の場合には、目的のシャーシの[ CMC の起動 ]を選択します。リーダーとシャーシの両方で、FIPS が有効になっている場合、または無効になっている場合に、 [CMC の起動] を使用してメンバーシャーシへログインしようと すると、 [シャーシグループの正常性] ページにリダイレクトされます。そうでない場合は、メンバーシャーシの [ログイン] ページにリダイレクトされます。 シャーシ内のサーバーが移動先の場合には、次の手順を実行します。 a. 目的のシャーシの画像を選択します。 b. [正常性とアラート] ペインの下に表示されるシャーシ画像内で、サーバーを選択します。 c.
エクスポートされたデータ サーバーインベントリレポートには、シャーシグループのリーダーの通常のポーリング(30 秒ごと)で各シャーシグループのメン バーによって最近返されたデータが示されます。 最も正確なサーバーインベントリレポートを取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。 ● シャーシグループのリーダーシャーシとシャーシグループのすべてのメンバーシャーシが [シャーシ電源状況オン] になって いる。 ● 関連シャーシ内のすべてのサーバーの電源がオンになっている 関連シャーシとサーバーのインベントリデータは、シャーシグループの一部のメンバーシャーシが以下の場合は、インベントリレ ポートに含まれない可能性があります。 ● [シャーシ電源状態オフ] ● 電源オフ メモ: シャーシの電源がオフの状態でサーバーを挿入した場合、シャーシの電源がオンになるまで、モデル番号はウェブイン タフェースに表示されません。 次の表は、各サーバーについてレポートされる特定のデータフィールドとフィールドの特定の要件を示しています。 データフィール 例 ド シャーシ名 データセンターのシャーシリーダー シャーシ IP
シャーシグループインベントリとファームウェアバージョン [シャーシグループファームウェアバージョン] ページは、シャーシ内のサーバーおよびサーバーコンポーネントのグループイン ベントリとファームウェアバージョンを表示します。このページでは、インベントリ情報を分類し、ファームウェアバージョン表 示をフィルタすることも可能です。表示されるビューは、サーバーまたは以下のシャーシサーバーコンポーネントのいずれかに基 づいたものです。 ● BIOS ● iDRAC ● CPLD ● USC ● 診断 ● OS ドライバ ● RAID ● NIC メモ: シャーシグループ、メンバーシャーシ、サーバー、およびサーバーコンポーネントについて表示されるインベントリ情 報は、グループに対するシャーシの追加または削除が行われるたびにアップデートされます。 シャーシグループインベントリの表示 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシグループを表示するには、システムツリーで [グループ] を選択します。[プロ パティ] > [ ファームウェアバージョン] をクリックします。 [シャーシグループファームウェアバージョン] ページ
証明書の取得 次の表に、ログインタイプに基づいた証明書のタイプを示します。 表 16.
によって閲覧または変更されないようにします。CMC のセキュリティを確保するため、CSR を生成して認証局に提出し、認証局 から返却された証明書をアップロードすることを強くお薦めします。 認証局は、IT 業界において、信頼性のある審査、識別、およびその他重要なセキュリティ基準を高い水準で満たしていると認識さ れている事業体です。CA の例としては Thawte や VeriSign などがあります。認証局は、CSR を受け取ると、CSR に含まれている 情報を確認して検証します。申請者が認証局のセキュリティ標準を満たしている場合、認証局は、ネットワークおよびインターネ ット上で取引を行う申請者を一意に識別する証明書を申請者に発行します。 認証局が CSR を承認して証明書を送信したら、その証明書を CMC ファームウェアにアップロードする必要があります。CMC フ ァームウェアに格納される CSR 情報は、証明書に含まれている情報と一致する必要があります。 メモ: SSL を CMC 用に設定するには、 [シャーシ設定システム管理者 ]の権限が必要です。 メモ: アップロードするサーバー証明書は最新で(期限が
サーバー証明書のアップロード CSR の生成後、署名された SSL サーバー証明書を CMC ファームウェアにアップロードできます。CMC は、証明書のアップロー ド後にリセットされます。CMC は、X509 Base-64 エンコードの Web サーバー証明書のみを受け入れます。 注意: 証明書のアップロード中は、CMC を使用できません。 メモ: 証明書をアップロードした後すぐにその情報を表示しようとすると、要求された操作を実行することができないことを 示すエラーメッセージが表示されます。これは、ウェブサーバーが新しい証明書での再起動中であるために発生します。ウェ ブサーバーが再起動し、証明書が正常にアップロードされると、その新しい証明書を表示することができます。証明書のアッ プロード後、その証明書を表示できるようになるまで約 1 分間の遅延が生じることがあります。 メモ: 自己署名証明書(CSR 機能を使用して生成)をアップロードできるのは、一回限りです。最初の証明書がアップロード された後はプライベートキーが削除されるため、2 度目の証明書のアップロード試行はすべて失敗します。 CMC ウェブインタ
メモ: CMC が受け入れるのは、X509、Base 64 エンコードの証明書のみです。DER など、他のエンコードスキームを使用 している証明書は、受け入れられません。新しい証明書をアップロードすると、CMC で受け取ったデフォルトの証明書が 置き換えられます。 証明書が正常にアップロードされると、CMC がリセットされ、一時的に使用できなくなります。リセット中に他のユーザーが 切断されないようにするため、CMC にログインしている可能性のある権限を持つユーザーに通知し、[ネットワーク] タブの [セッション] ページで、アクティブなセッションを確認してください。 RACADM を使用したウェブサーバーキーと証明書のアップロード SSL キーをクライアントから iDRAC にアップロードするには、次のコマンドを入力します。 racadm sslkeyupload -t -f 詳細については、dell.
シャーシ設定の保存 現在のシャーシの設定を、ネットワーク共有またはローカル管理ステーション上の XML ファイルに保存することができます。保 存できる設定には、CMC ウェブインタフェースと RACADM コマンドを使用して変更可能なすべてのシャーシのプロパティが含ま れます。同一のシャーシ上に設定を復元するため、またはその他のシャーシを設定するために保存した XML ファイルを使用する こともできます。 メモ: サーバーおよび iDRAC の設定は、シャーシの設定と一緒に保存または復元されません。 現在のシャーシの設定を保存するには、次のタスクを実行します。 1. [シャーシ設定プロファイル] のページに移動します。[保存およびバックアップ] > [現在の設定の保存] のセクションで、 [プロファイル名] フィールドにプロファイルの名前を入力します。 メモ: 現在のシャーシ構成を保存する際は、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされています。 ただし 、次の特殊文字は 使用できません。 “、.、*、>、<、\、/、:、および | はサポートされません。 2.
で [プロファイルの表示] をクリックします。 [設定の表示] ページが表示されます。表示される設定の詳細については、 『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 シャーシ設定プロファイルのインポート ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルをローカル管理ステーションにインポートすることができます。 リモートファイル共有に保存されているプロファイルを CMC にインポートするには、次のタスクを実行します。 1. [[シャーシ設定プロファイル]]ページに移動します。[[シャーシ設定プロファイル]] > [[保存プロファイル]]のセクショ ンで、 [[プロファイルのインポート]]をクリックします。 [プロファイルのインポート] セクションが表示されます。 2.
シャーシ設定プロファイルを削除するには、次のタスクを実行します。 1. [シャーシ設定プロファイル] のページに移動します。[シャーシ設定プロファイル] > [保存プロファイル] のセクション で、必要なプロファイルを選択して、[プロファイルの削除] をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示されます。 2.
1. CIFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm set –f clone.xml –t xml –l //xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORDCMC 2. NFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm set –f clone.xml –t xml –l xx.xx.xx.xx:/PATH リモート RACADM インタフェースを使用して、シャーシ設定プロファイルをネットワーク共有からインポートすることができま す。 1. CIFS ネットワーク共有から、シャーシ設定プロファイルをインポートするには、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORD set –f clone.xml –t xml –l // 2.
グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC カードをクエリすると、RACADM は取得した情報から racadm.cfg 設定ファイ ルを作成します。このファイルを 1 つ、または複数の CMC にエクスポートすることにより、お使いのコントローラを最短の時間 で同じプロパティに設定できます。 メモ: 一部の設定ファイルには、他の CMC にファイルをエクスポートする前に変更しなければならない固有の CMC 情報(静 的 IP アドレスなど)が含まれています。 1. 適切な設定を含むターゲット CMC に RACADM を使ってクエリします。 メモ: 生成される設定ファイルは myfile.cfg です。このファイル名は変更できます。.cfg ファイルにはユーザー パス ワードは含まれません。新しい CMC に .cfg ファイルをアップロードしたら、必ずすべてのパスワードを再度追加してく ださい。 2. CMC へのリモート RACADM セッションを開いて、ログインし、次のように入力します。 racadm getconfig -f myfile.
● パーサーがインデックス付けされたグループを見つけた場合、さまざまなインデックスの違いはアンカー付きオブジェクトの 値で示されます。 パーサーは、CMC からそのグループのすべてのインデックスを読み取ります。グループ内のオブジェクトは、CMC が設定さ れたときに修正されたものです。修正されたオブジェクトが新しいインデックスを表す場合、設定中に CMC にそのインデック スが作成されます。 ● ユーザーは .cfg ファイルの必要なインデックスを指定できません。 インデックスは、作成されたり、削除されたりします。時間の経過と共に、使用済みのインデックスと未使用のインデックス でグループが断片化することがあります。インデックスが存在する場合は、変更されます。インデックスが存在しない場合は、 最初の使用可能なインデックスが使用されます。 この方法では、管理対象のすべての CMC 間でインデックスを完全に一致させる必要がないので、インデックスエントリを柔軟 に追加できます。新しいユーザーは、最初の使用可能なインデックスに追加されます。ある CMC で正しく構文解析され、実行 される .
れます(たとえば、2 番目の「=」、または「#」、「[」、「]」など)。これらの文字は、有効なモデムチャットスクリプト文字で す。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object value} ● .cfg パーサーはインデックスオブジェクトエントリを無視します。 ユーザーは、使用するインデックスを指定できません。インデックスが既に存在する場合は、それが使用されます。インデッ クスがない場合は、そのグループで最初に使用可能なインデックスに新しいエントリが作成されます。 racadm getconfig -f .
このファイルは次のように更新されます。 # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=192.168.1.143 # comment, the rest of this line is ignored cfgNicGateway=192.168.1.1 コマンド racadm config -f .cfg はファイルを解析し、行番号によってすべてのエラーを識別します。正しいファ イルは適切なエントリをアップデートします。また、前の例で示されたのと同じ getconfig コマンドを使用して、更新を確認す ることもできます。 このファイルを racadm getconfig -f .cfg< と併用して、全社的な変更をダウンロードしたり、新しいシステム をネットワーク経由で設定することができます。 メモ: アンカーは予約語のため、.
メモ: 拡張冷却モード(ECM)では、新世代のファンは、現在世代の M1000e シャーシのファンに比べ、より優れた冷却能力 を発揮します。この強化された冷却機能は常に必要なわけではなく、騒音の増大(システムからの音が最大 40% 大きくなりま す)と、システムのファン電力の増大という代償を伴います。特定のシャーシに必要な冷却力に基づいて、ECM 機能を有効ま たは無効にすることができます。 デフォルトでは、シャーシの ECM 機能は無効になっています。ECM を有効または無効にする操作は、CMC のログに記録されま す。ECM モードの状態は CMC のフェールオーバーやシャーシの AC 電源入れ直し後も維持されます。 ECM 機能の有効化または無効化は、CMC ウェブインタフェースまたは RACADM CLI インタフェースを使用して行うことができま す。 ウェブインタフェースを試用したファンの強化冷却モードの設定 CMC ウェブインタフェースを使用する場合、ファンの強化冷却モード(ECM)を設定するには、次のようにします。 1.
エラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示されます。拡張冷却モードオプションのデフォルト値は、無効(0)です。こ の値は racresetcfg コマンドが発行されると無効(0)に設定されます。 現在の ECM モードを表示するには、以下を使用します。 racadm getconfig –g cfgThermal 現在の ECM モードの状態を表示するには、以下を使用します。 racadm getfanreqinfo [Enhanced Cooling Mode] Enhanced Cooling Mode(ECM) Status = Disabled 詳細については、dell.
7 サーバーの設定 サーバーでは、次の設定を実行することができます。 ● スロット名の設定 ● iDRAC ネットワークの設定 ● iDRAC VLAN タグの設定 ● 最初の起動デバイスの設定 ● サーバー FlexAddress の設定 ● リモートファイル共有の設定 ● サーバークローンを使用した BIOS の設定 トピック: • • • • • • • スロット名の設定 iDRAC ネットワークの設定 iDRAC VLAN タグの設定 最初の起動デバイスの設定 サーバーでの FlexAddress の設定 リモートファイル共有の設定 サーバー設定複製を使用したプロファイル設定の実行 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用されます。 ● 名前には、最大 15 文字 の非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32 から 126 まで)を含めることができます。また、標準文字および 特殊文字を使用することもできます。 ● スロット名はシャーシ内で一意でなければなりません。複数のスロットに同じ名前を割り当てることはできません
1. システムツリーで、[シャーシの概要] > [ サーバーの概要] へ移動し、[セットアップ] > [ スロット名] をクリックしま す。[スロット名] ページが表示されます。 2. [スロット名] フィールドでスロット名を編集します。名前を変更する各スロットについてこの手順を繰り返します。 3. サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、 [スロット名にホスト名を使用] オプションを選択します。このオプシ ョンは静的スロット名を、サーバーのホスト名(またはシステム名)が存在する場合はそれと交換します。 メモ: [スロット名] に [ホスト名の使用] オプションを使用する場合、サーバーに OMSA エージェントをインストール する必要があります。OMSA エージェントの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』 参照してください。 4.
表 17.
表 17. :QuickDeploy 設定 (続き) 設定 説明 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加しません。 例えば、IP アドレスが 192.168.0.250 から始まり、サブネットマスク 255.255.0.0 の場合は、スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。生成される IP アドレスがサブネットの範囲を外れてしまうような開始 IP アドレス、予約 IP アドレス 数、およびサブネットマスク値を設定しようとすると、[QuickDeploy 設定を保存する] または [QuickDeploy 設定を使用して自動入力する] をクリックした際、QuickDeploy IP address range is not fully within QuickDeploy Subnet (QuickDeploy の IP アドレスの範囲が、QuickDeploy のサブネット内から外れます) というメッセージが 表示されます。 たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.1.
サーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り当て この図は、M1000e シャーシ内にフルハイトサーバーが 8 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り 当てを示しています。 次の図は、M1000e シャーシ内にハーフハイトサーバーが 16 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割 り当てを示しています。 次の図は、M1000e シャーシ内にクォーターハイトサーバーが 32 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレ ス割り当てを示しています。 RACADM を使用した QuickDeploy 用 IP アドレスの設定 RACADM を使用して、シャーシのサーバーに割り当てられる静的 IP アドレスの数を変更するには、次のコマンドを使用します。 racadm deploy –q -n ここで、 は IP アドレスの数であり、8、16、32 のいずれかです。 RACADM を使用して、シャーシのサーバー用に予約されている IP アドレスの現在の数を表示
[iDRAC ネットワーク設定] 表は、将来のネットワーク構成を反映するため、インストールされているサーバーに対して表示さ れている値は、現在インストールされている iDRAC ネットワーク構成と一致しない場合もあります。[更新] をクリックして 変更後の iDRAC ネットワーク構成で [iDRAC の導入] ページを更新します。 メモ: QuickDeploy フィールドの変更は即座に実施されますが、1 つまたは複数の iDRAC サーバーネットワーク構成を変更 した場合は、CMC から iDRAC に反映されるまで数分かかる場合があります。 [更新] をクリックするタイミングが早すぎ ると、 1 つまたは複数の iDRAC サーバーのデータが部分的にしか正しく表示されない場合があります。 RACADM を使用した iDRAC ネットワーク設定の変更 RACADM config または getconfig コマンドでは、次の設定グループに対する -m オプションがサポートされていま す。 ● [cfgLanNetworking] ● cfgIPv6LanNetworking ● cfg
たとえば、次のとおりです。 ● サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm setniccfg -m server- -v の有効値は 1~16 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v 最初の起動デバイスの設定 各サーバーについて、CMC の最初の起動デバイスを指定できます。これはサーバーで実際に最初に起動するデバイスでなくても よく、またそのサーバー上に存在するデバイスでなくてもかまいません。ここで指定するのは、CMC によってサーバーに送信さ れ、そのサーバーで最初の起動デバイスとして使用されるデバイスです。 デフォルト起動デバイスを設定できるほか、Diagnostics(診断)の実行や OS の再インストールなどのタスクを実行するためのイ メージから起動できるように、1 回限りの起動デバイスを設定することも可能です。 次回の起動のみ、または後続のすべての再起動用に、最初の起動デバイスを選択できます。この選択に基づいて、サーバーの最初 の起動デバイスを設定で
関連タスク CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイスの設定 、p. 109 CMC ウェブインタフェースを使用した個々のサーバーの最初の起動デバイスの設定 、p. 109 RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定 、p. 109 CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイ スの設定 メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、 [サーバー管理者 ]特権または [シャーシ設定システム管理者 ]特権、 および [iDRAC ログイン]特権 を持っている必要があります。 CMC ウェブインタフェースを使用して複数サーバーの最初の起動デバイスを設定するには: 1. システムツリーで、[サーバーの概要] へ移動し、[セットアップ] > [ 最初の起動デバイス] をクリックします。サーバー のリストが表示されます。 2. [最初の起動デバイス] 列のドロップダウンメニューから、各サーバーに使用する起動デバイスを選択します。 3.
テムにある場合と同様にアクセス可能になります。サポートされている 2 つのメディアの種類はフロッピーディスクと CD/DVD ドライブです。 リモートファイル共有操作(接続、切断、導入)を行うには、シャーシ設定システム管理者 または サーバー管理者 の権限が必要 です。 CMC ウェブインタフェースを使用してリモートファイル共有を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [サーバー概要] に進み、次に [セットアップ ] > [ リモートファイル共有] とクリックします。 [リモートファイル共有の展開] ページが表示されます。 メモ: スロット内のサーバーのいずれかが第 12 世代以降であり、適切なライセンスがない場合は、必要なライセンスが欠 落している、または失効していることを示すメッセージが表示されます。適切なライセンスを取得してから再試行するか、 サービスプロバイダに追加詳細についてお問い合わせいただく必要があります。 2. 必要な設定を指定します。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
● ● ● ● ● ● ● ● サーバーからのプロファイルを保存する。 プロファイルを別のサーバーに適用する。 管理ステーションまたはリモートファイル共有から保存プロファイルをインポートする。 プロファイルの名前と説明を編集する。 保存プロファイルを管理ステーションまたはリモートファイル共有にエクスポートする。 保存プロファイルを削除する。 [Quick Deploy] オプションを使って選択したプロファイルをターゲットデバイスに展開する。 最近のサーバープロファイルタスクのログアクティビティを表示する。 関連タスク サーバープロファイルページへのアクセス 、p. 111 プロファイルの追加または保存 、p. 111 プロファイルの適用 、p. 112 プロファイル設定の表示 、p. 114 プロファイルログの表示 、p. 114 完了ステータス、ログ表示、およびトラブルシューティング 、p.
メモ: サーバープロファイルの保存時には、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされますが、次の特殊文字は使用できま せん。 )、“、.、*、>、<、\、/、:、|、#、?、および , CMC が Lifecycle Controller と通信して利用可能なサーバープロファイル設定を取得し、それらを命名したプロファイルとして 保存します。 進捗状況インジケータが、進行中の保存操作を示します。この処置が完了したら、「操作成功」メッセージが表示されます。 メモ: 設定を収集するプロセスはバックグラウンドで実行されることから、新しいプロファイルが表示されるまでしばらく 時間がかかることがあります。新しいプロファイルが表示されない場合、プロファイルログでエラーをチェックしてくだ さい。 関連タスク サーバープロファイルページへのアクセス 、p.
プロファイルのエクスポート CMC 不揮発性メディア(SD カード)に保存された保存サーバープロファイルは、管理ステーションの指定されたパスにエクスポ ートすることができます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. [サーバープロファイル] ページに移動します。[保存プロファイル] セクションで必要なプロファイルを選択してから、[プ ロファイルのコピーのエクスポート] をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる [ファイルのダウンロード] メッセージが表示されます。 2.
プロファイル設定の表示 選択したサーバーの [プロファイル設定] を表示するには、[サーバープロファイル] ページに進みます。[サーバープロファイ ル] セクションで、対象サーバーの [サーバープロファイル] 行で [表示] をクリックします。 [表示の設定] ページが表示さ れます。 表示設定の詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: CMC サーバークローニングアプリケーションは、CSIOR( [Collect System Inventory on Restart])オプションが有効の場 合に限り、特定のサーバーの設定を取得して表示します。 CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します。 ● 第 11 世代サーバー — サーバーを再起動した後、[Ctrl-E] セットアップから、[システムサービス] を選択して [CSIOR] を 有効にし、変更を保存します。 ● 第 12 世代サーバー — サーバーを再起動した後、[F2] セットアップから、[iDRAC 設定] > [ Lifecycle Controller] を選択し て [CSIOR] を有効にし、変更を保
により、新しいサーバーがシャーシに挿入された時に、割り当てられたサーバープロファイルを適用することができます。 [iDRAC の導入]ページに移動するには、[サーバー概要] > [セットアップ] > [ iDRAC] を選択します。導入可能なプロファイルは、 SD カードに格納されています。Quick Deploy のプロファイルを設定するには、シャーシ管理者権限が必要です。 メモ: サーバープロファイルのスロットへの割り当て [サーバープロファイル] ページでは、サーバープロファイルをスロットへ割り当てることができます。プロファイルをシャーシ スロットへ割り当てるには、以下の手順を実行します。 1.
この機能によって、サーバーが機能停止した場合に、物理的に介入することなく、オンラインでサーバーの操作を管理できるよう になります。起動 ID プロファイル機能を使って、次のタスクを実行することができます。 ● 初期セットアップ ○ 仮想 MAC アドレスの範囲を作成します。MAC アドレスを作成するには、シャーシ設定管理者およびサーバー管理者権限が 必要です。 ○ 起動 ID プロファイルテンプレートを保存し、各サーバーで使用される SAN 起動パラメータを編集し、含めることでネット ワーク共有上の起動 ID プロファイルをカスタマイズすることができます。 ○ 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するサーバーを準備します。 ○ 各サーバーに起動 ID プロファイルを適用し、それらを SAN から起動します。 ● クイックリカバリ用のスペアスタンバイサーバー(1 つ、または複数)を設定します。 ○ 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するスタンバイサーバーを準備する。 ● 次のタスクを実行することで、故障したサーバーの作業負荷を新しいサーバーで使用します。 ○ 故障したサーバ
メモ: サーバーが Lifecycle Controller をサポートしていない場合や、シャーシの電源がオフになっている場合は、プロファイル をサーバーに適用できません。 サーバーにプロファイルを適用するには、次のタスクを実行します。 1. [[サーバー プロファイル]]ページに移動します。 [[起動 ID プロファイル]]セクションで、選択したプロファイルを適用する サーバーを選択します。 [プロファイルの選択] ドロップダウンメニューが有効化されます。 メモ: [プロファイルの選択] ドロップダウンメニューには、ネットワーク共有で利用可能な全てのプロファイルがタイプ 別に並び替えられて表示されます。 2. [プロファイルの選択] ドロップダウンメニューから、適用するプロファイルを選択します。 [ID の適用] オプションが有効となります。 3.
[プロファイルのインポート] セクションが表示されます。 2. [参照] をクリックし、必要な場所からのプロファイルにアクセスしてから、[プロファイルのインポート] をクリックしま す。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 起動 ID プロファイルのエクスポート ネットワーク共有に保存されている起動 ID プロファイルを、管理ステーション上の指定したパスにエクスポートすることができま す。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次のタスクを実行します。 1. [サーバープロファイル] のページに移動します。[起動 ID プロファイル] > [保存プロファイル] のセクションで、必要な プロファイルを選択して、[プロファイルのエクスポート] をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる [ファイルのダウンロード] メッセージが表示されます。 2.
3. [MAC アドレスの数] のフィールドに、MAC アドレスの数を入力します。 4. [MAC プールの作成] をクリックして、MAC アドレスプールを作成します。 ネットワーク共有で MAC アドレスデータベースが作成された後、[仮想 MAC アドレスプールの管理] に、ネットワーク共有 に保存された MAC アドレスのリストとステータスが表示されます。このセクションで、MAC アドレスプールから MAC アドレ スを追加または削除できるようになります。 MAC アドレスの追加 CMC ウェブインタフェースにある [MAC アドレスの追加] のオプションを使用して、ネットワーク共有へ MAC アドレスの範囲 を追加することができます。 メモ: MAC アドレスプールにすでに存在する MAC アドレスを追加することはできません。この場合、新たに追加した MAC ア ドレスが、プール内に存在することを示すエラーが表示されます。 ネットワーク共有に MAC アドレスを追加するには、次の手順を実行します。 1.
この機能はシングルサインオンを使用するため、ユーザーは一度ログインすると、二度目からは、ログインをせずに iDRAC ウェブ インタフェースを起動できます。シングルサインオンポリシーは以下のようになります。 ● サーバー管理者の権限を持つ CMC のユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC にログインします。iDRAC のサイト にログインすると、管理者権限がそのユーザーに自動的に付与されます。これは、そのユーザーが iDRAC のアカウントを持っ ていない場合や、アカウントに管理者権限がない場合でも同様です。 ● サーバー管理者の権限を 持たない CMC ユーザーでも、iDRAC に同じアカウントがある場合は、シングルサインオンで自動的 に iDRAC にログインします。iDRAC のサイトにログインすると、iDRAC アカウントに対して作成された権限がそのユーザーに 付与されます。 ● サーバー管理者の権限、または iDRAC に同じアカウントを持たない CMC ユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC にログインしません。このユーザーが [iDRAC GUI の起動] をクリック
● ホストシステム上のブラウザで、ポップアップウィンドウが許可されている(ポップアップブロッキングが無効) リモートコンソールは、iDRAC ウェブインタフェースからも起動できます。詳細については、『iDRAC ユーザーズガイド』を参照 してください。 関連タスク シャーシの正常性ページからのリモートコンソールの起動 、p. 121 サーバーステータスページからのリモートコンソールの起動 、p. 121 サーバー状態ページからのリモートコンソールの起動 、p. 121 シャーシの正常性ページからのリモートコンソールの起動 CMC ウェブインタフェースからリモートコンソールを起動するには、次のいずれかを実行します。 1. システムツリーで、 [シャーシの概要] へ移動し、 [プロパティ] > [ 正常性] をクリックします。 [シャーシの正常性] ペー ジが表示されます。 2. シャーシ図で指定したサーバーをクリックします。 3.
8 アラートを送信するための CMC の設定 管理下システムで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。システムコンポーネントの状態 が事前定義された状態を超過すると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタに一致し、そのフィルタをアラートメ ッセージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を生成するように設定した場合、アラートが 1 つ、または複数の設定済み の宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. グロ-バルシャーシイベントアラートを有効にします。 2. オプションで、アラートが生成されるべきイベントを選択することができます。 3. 電子メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。 4. 拡張シャーシログ機能を有効にします。 関連概念 アラートの有効化または無効化 、p. 122 アラートの宛先設定 、p.
アラートの宛先設定 管理ステーションは、シンプル ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)を使用して CMC からデータを受信します。 IPv4 および IPv6 アラートの宛先設定、E-メール設定、SMTP サーバー設定を行い、これらの設定をテストすることができます。 E-メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行う前に、 シャーシ設定システム管理者 権限があることを確認してください。 関連概念 SNMP トラップアラート送信先の設定 、p. 123 電子メールアラートの設定 、p. 125 SNMP トラップアラート送信先の設定 SNMP トラップを受信する IPv6 または IPv4 アドレスを設定できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した SNMP トラップアラート送信先の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して IPv4 または IPv6 アラート宛先を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで[シャーシ概要]に移動し、[アラート] > [トラップ設定]をクリックします。 [シャーシイベントアラート送信先] ページが表示されます。 2.
3. アラートが生成されるべきイベントを指定します。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask ここで、 は 0x0 ~ 0xffffffff の 16 進値です。 マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、 キーで各マスクの第 2 値(1、2、4、...)を追加します。 たとえば、バッテリプローブ警告(0x2)、電源装置エラー(0x1000)、KVM エラー(0x80000)用トラップ警告を有効にするに は、2 1000 80000 を入力して <=> キーを押します。 結果の 16 進値は 81002 で、RACADM コマンドのマスク値は 0x81002 です。 表 19.
5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr -i ここで、 は有効な IP アドレスで、 は手順 4 で指定したインデックス値です。 6.
RACADM を使用した電子メールアラートの設定 RACADM を使用して電子メールアラートの送信先にテスト電子メールを送信するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 メモ: SNMP と電子メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィルタマスクを既に設定し ている場合は、手順 3 を省略することができます。 3.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 特定の権限(ロールベースの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップし、CMC を使用してシステムを管理したり、シス テムセキュリティを維持したりできます。デフォルトで、iDRAC7 はローカル管理者アカウントで設定されています。デフォルト ユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するユーザーア カウントをセットアップできます。 最高 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory や LDAP などのディレクトリサービスを使用して、 追加のユーザーアカウントをセットアップできます。ディレクトリサービスは、認証されたユーザーアカウントを管理するための 一元管理地点を提供します。 CMC は、関連付けられた権限の一連を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理者、オペレータ、 読み取り専用、またはなしです。これらは、利用可能な最大権限を定義します。 関連概念 ユーザーのタイプ 、p.
表 20.
表 20.
表 21. CMC グループ権限 (続き) 特権 ユーザーグループ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● シャーシ設定システム管理者 ユーザー設定システム管理者 ログのクリアシステム管理者 シャーシ制御システム管理者(電源コマンド) Server Administrator テストアラートユーザー デバッグコマンドシステム管理者 ファブリック A システム管理者 ファブリック B システム管理者 ファブリック C システム管理者 権限の割り当てなし なし 表 22.
ローカルユーザーの設定 CMC では、特定のアクセス権限を持つローカルユーザーを最大 16 人設定できます。CMC ユーザーを作成する前に、現在のユーザ ーが存在するかどうかを確認してください。これらのユーザーには、ユーザー名、パスワード、および権限付きの役割を設定でき ます。ユーザー名とパスワードは、CMC でセキュア化された任意のインタフェース(つまり、ウェブインタフェース、RACADM、 または WS-MAN)を使用して変更できます。 CMC ウェブインタフェースを使用したローカルユーザーの設定 ローカル CMC ユーザーを追加して設定するには、次の手順を実行します。 メモ: CMC ユーザーを作成するには、ユーザーの設定 権限が必要です。 1. システムツリーで、[シャーシ概要] へ移動し、[ユーザー認証] > [ ローカルユーザー] をクリックします。 [ユーザー] ページが表示されます。 2.
きません。新規ユーザーは最初の使用可能なインデックスに追加されます。この動作は、メイン CMC と同じ設定での第 2 の CMC の設定におけるより優れた柔軟性を可能にします。 RACADM を使用した CMC ユーザーの追加 新しいユーザーを CMC 設定に追加するには、次の手順を実行します。 1. ユーザー名を設定します。 2. パスワードを設定します。 3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 「ユーザーのタイプ」を参照してください。 4.
2. 新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.
標準グループオブジェクトは、Active Directory では役割グループとして使用されます。CMC アクセスを持つユーザーは、役割グ ループのメンバーです。このユーザーに特定の CMC へのアクセスを与えるには、その特定 CMC に役割グループ名およびドメイ ン名を設定する必要があります。役割および権限のレベルは、Active Directory ではなく、各 CMC で定義されます。各 CMC には 最大 5 つまで役割グループを設定できます。次の表は、デフォルトの役割グループの権限を示します。 表 23.
● ドメインコントローラとグローバルカタログの検索を直接呼び出す場合は、[検索する AD サーバーの検索(オプション)] オプションを選択して、ドメインコントローラとグローバルカタログの詳細を指定します。 4. 設定を保存するには、[適用] をクリックします。 メモ: 続行する前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. [標準スキーマの設定] セクションで、[役割グループ] をクリックします。 [役割グループの設定] ページが表示されます。 6. 役割グループのグループ名、ドメイン、および権限を指定します。 7. [適用] をクリックして役割グループ設定を保存し、[ユーザー設定ページに戻る] をクリックします。 8.
● CMC で DHCP が無効になっている場合や、手動で DNS の IP アドレスを入力する場合は、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 拡張スキーマ Active Directory の概要 拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データベースに追加または挿入 するデータタイプを決定する規則があります。データベースに格納されるクラスの一例として、ユー
図 8.
6. ユーザー 3 を関連オブジェクト 2(A02)のメンバ、特権 2 を A02 の特権オブジェクト、RAC2 を A02 の RAC デバイスとして 追加します。 下の図に、複数ドメインの Active Directory オブジェクトの例を示します。このシナリオでは、CMC が 2 つ(RAC1 と RAC2)と、 既存の Active Directory ユーザーが 3 つ(ユーザー 1、ユーザー 2、ユーザー 3)あるとします。ユーザー 1 はドメイン 1 に存在し、 ユーザー 2 とユーザー 3 はドメイン 2 に存在しています。このシナリオでは、ユーザー 1 とユーザー 2 に両方の CMC へのシステ ム管理者特権を持つように設定し、ユーザー 3 に RAC2 カードへのログイン特権を持つようにします。 図 10. 複数ドメインでの Active Directory オブジェクトの設定 複数ドメインのシナリオでオブジェクトを設定するには 1. ドメインのフォレスト機能がネイティブまたは Windows 2003 モードになっていることを確認します。 2.
RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定 、p.
表 25. :dellRacDevice クラス (続き) OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1 SuperCla dellProduct sses 属性 dellSchemaVersion dellRacType 表 26. :delliDRACAssociationObject クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 説明 Dell 関連オブジェクトを表します。関連オブジェクトは、ユーザーとデバイス間の連結を可能にします。 クラス の種類 構造体クラス SuperCla グループ sses 属性 dellProductMembers dellPrivilegeMember 表 27. :dellRAC4Privileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
表 29. :dellProduct クラス (続き) OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses コンピュータ 属性 dellAssociationMembers 表 30. :Active Directory スキーマに追加された属性のリスト 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellPrivilegeMember FALSE 説明:この属性に属する dellPrivilege オブジェクトのリスト。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.1 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellProductMembers FALSE 説明:この役割に属する dellRacDevices オブジェクトのリスト。この属性は、 dellAssociationMembers バックワードリンクへのフォワードリンクです。 リンク ID:12070 OID:1.2.840.
表 30. :Active Directory スキーマに追加された属性のリスト (続き) 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシステム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellSchemaVersion TRUE 説明:現在のスキーマバージョンを使用してスキーマをアップデートします。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.12 大文字小文字を区別しない文字列(LDAPTYPE_CASEIGNORESTRING 1.2.840.113556.1.4.
● 関連オブジェクトの作成 ● 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 関連概念 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 、p. 143 関連タスク RAC デバイスオブジェクトの作成 、p. 143 権限オブジェクトの作成 、p. 143 関連オブジェクトの作成 、p. 143 RAC デバイスオブジェクトの作成 RAC デバイスオブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 1. [コンソールのルート(MMC)]ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. [新規] > [Dell リモート管理オブジェクト] を選択します。 [新規オブジェクト] ウィンドウが表示されます。 3. 新しいオブジェクトの名前を入力します。名前は、「CMC ウェブインタフェースを使用した拡張スキーマの Active Directory の 設定」で入力した CMC 名と同じである必要があります。 4.
ユーザーおよび RAC デバイスのグループを追加できます。デル関連グループとデルに関連しないグループを作成する手順は同じ です。 関連タスク ユーザーまたはユーザーグループの追加 、p. 144 権限の追加 、p. 144 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの追加 、p. 144 ユーザーまたはユーザーグループの追加 ユーザーまたはユーザーグループを追加するには、次の手順を実行します。 1. [関連オブジェクト] を右クリックし、[プロパティ] を選択します。 2. [ユーザー] タブを選択して、[追加] を選択します。 3. ユーザーまたはユーザーグループの名前を入力し、[OK] をクリックします。 権限の追加 権限を追加するには、次の手順を実行します。 1. [権限オブジェクト] タブを選択し、[追加] をクリックします。 2.
メモ: 先に進む前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. [拡張スキーマ設定] セクションで、CMC デバイス名およびドメイン名を入力します。 6.
[サーバーの指定] オプションを有効にした後、サーバーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)で LDAP サーバー とグローバルカタログを指定できます。FQDN はサーバーのホスト名とドメイン名で構成されます。 LDAP サーバーを指定するには次のように入力します。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADDomainController グローバルカタログサーバーを指定するには次のように入力します。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADGlobalCatalog メモ: IP アドレスを 0.0.0.
図 11. 汎用 LDAP を伴う CMC の設定 汎用 LDAP ディレクトリを設定した CMC へのアクセス CMC の汎用 LDAP 実装では、ユーザーにアクセスを許可する際に、ユーザー認証とユーザー承認の 2 段階が行われます。 LDAP ユーザーの認証 一部のディレクトリサーバーでは、特定の LDAP サーバーに対して検索を行う前にバインドが必要です。 ユーザーを認証するには、次の手順を実行します。 1. オプションでディレクトリサービスにバインドします。デフォルトは匿名バインドです。 メモ: Windows ベースのディレクトリサーバーでは、匿名ログインは許可されません。そのため、バインド DN の名前とパ スワードを入力します。 2. ユーザーログインに基づいてユーザーを検索します。デフォルトの属性は uid です。 複数のオブジェクトが検出された場合、プロセスはエラーを返します。 3.
3. 以下を指定します。 メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 ● 共通設定 ● LDAP で使用するサーバー: ○ 静的サーバー — FQDN または IP アドレスおよび LDAP ポート番号を指定します。 ○ DNS サーバー — DNS 内で SRV レコードを検索して、LDAP サーバーのリストを取得するための DNS サーバーを指定し ます。 次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。 _[Service Name]._tcp.[Search Domain] ここで、 は、クエリ内で使用するルートレベルドメインで、 はクエリ内で使用 するサービス名です。 たとえば、次のとおりです。 _ldap._tcp.dell.com ここで、ldap はサービス名、dell.com は検索ドメインです。 4.
cfgLDAPSRVLookupDomainName は、domainname.com に設定されます。 RACADM オブジェクトの詳細については、dell.
10 シングルサインオンまたはスマートカードログ イン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用の CMC 設定に関する 情報を提供します。 CMC バージョン 2.
● DNS サーバー用のリバース(逆引き)ゾーンには Active Directory サーバーと CMC 用のエントリが必要です。 クライアントシステム ● Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能なプログラムが必要です。 詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID= 32BC1BEEA3F9-4C13-9C99-220B62A191EE&displaylang=en を参照してください。 ● シングルサインオンまたは Smart Card ログインでは、クライアントシステムは Active Directory ドメインと Kerberos 領域の一 部である必要があります。 CMC ● CMC にはファームウェアバージョン 2.
2. 次の ktpass コマンドを使用して、Kerberos keytab ファイルを作成します。 C:\>ktpass -princ HTTP/cmcname.domainname.com@DOMAINNAME.COM -mapuser keytabuser -crypto DES-CBC-MD5 -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass * -out c:\krbkeytab メモ: cmcname.domainname.
Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマ ートカードログインの設定 CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、 CMC SSO またはスマートカードログインを設定することができます。 関連タスク シングルサインオンまたはスマートカードログインの前提条件 、p. 151 Keytab ファイルのアップロード 、p. 153 ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザーの CMC SSO またはスマートカードログインの設定 CMC での Active Directory SSO またはスマートカードログインを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 1.
RACADM を使用した Active Directory ユーザー用 CMC SSO ログイン またはスマートカードログインの設定 SSO を有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のコマンドを実行します。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADSSOEnable 1 スマートカードログインを有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のオブジェクトに従いま す。 ● cfgSmartCardLogonEnable ● cfgSmartCardCRLEnable 154 シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定 する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコン ソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンドラインコンソールを介 した CMC での RACADM コマンドの使用方法については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コ マンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 関連タスク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p.
CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Microsoft Windows XP または Windows 2003 を実行している場合は、CMC Telnet セッションで文字の問題が発 生することがあります。この問題により、ログイン時にフリーズして return キーが反応しなかったり、パスワードのプロンプトが 表示されなかったりする場合があります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
表 32.
本項では、両方のアプリケーションで使用する公開 / 秘密キーペアを生成する簡単な手順について説明します。これらのツールの 使用法の詳細については、アプリケーションヘルプを参照してください。 PuTTY Key Generator を使用して、Windows クライアントを実行しているシステム用の基本キーを作成するには、次の手順を実行 します。 1. アプリケーションを起動し、生成するキーの種類として SSH-2 RSA を選択します(SSH-1 はサポートされていません)。 2. キーのビット数を入力します。RSA キーサイズは 2048~4096 にしてください。 メモ: ● 2048 未満、または 4096 を超えるサイズのキーを追加すると、CMC がメッセージを表示しない場合がありますが、こ れらのキーでログインしようとすると、ログインに失敗します。 ● CMC は 4096 までのキー強度の RSA キーを容認しますが、推奨されるキー強度は 2048 です。 3.
公開キーの追加 ファイルのアップロード -f オプションを使用して公開キーを CMC に追加するには、次のように入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –f メモ: リモート RACADM で使用できるのはファイルのアップロードオプションのみです。詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 テキストのアップロードオプションを使用して公開キーを追加するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –t “” 公開キーの削除 公開キーを削除するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –d 公開キーをすべて削除するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k all –d 前面パネル
4. を押して、適切なシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttyS0)。 5. を押して、速度 / パリティ / ビット のオプションを 115200 8N1 に設定します。 6. を押して、ハードウェアフロー制御 を はい に、ソフトウェアフロー制御 を いいえ に設定します。 [シリアルポートセット アップ] メニューを終了するには、 を押します。 7. [モデムとダイヤル ]を選択して、 を押します。 8. [モデムダイヤルとパラメータセットアップ] メニューで、 を押して init、reset、connect および hangup 設定を クリアして空白にし、次に をクリックして各空白値を保存します。 9. 指定のフィールドがすべてクリアされたら、 を押して [モデムダイヤルとパラメータセットアップ] メニューを終了 します。 10.[Minicom を終了] を選択して、 を押します。 11.
管理下システムには最大 6 つの IOM があります。IOM に接続するには、次を入力します。 connect switch-n ここで n は IOM ラベル A1、A2、B1、B2、C1 および C2 です。 (シャーシにおける IOM の配置の図解については、 図 13-1 を参照してください。)connect コマンドで IOM を参照する際は、次の 表で示されるように、IOM はスイッチにマップされています。 表 34.
● コンソールリダイレクトなしでオン ● COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン 矢印キーを使用して、オプション間を移動します。 4. [COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン] が有効になっていることを確認します。 5. [起動後のリダイレクト] を有効化します(デフォルトは 無効)。このオプションは次回再起動時に BIOS コンソールリダイレ クトを有効化します。 6.
起動後のサーバーシリアルコンソールリダイレクトのための Linux の設 定 /etc/inittab ファイルを次のように編集します。 COM2 シリアルポートに agetty を設定するための新しい行を追加します。 co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 57600 ttyS1 ansi 次の例は、新しい行が追加されたファイルを示しています。 # # inittab This file describes how the INIT process # should set up the system in a certain # run-level. # # Author: Miquel van Smoorenburg # Modified for RHS Linux by Marc Ewing and # Donnie Barnes # # Default runlevel.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの 使用 本項には、FlexAddress と FlexAddress Plus カードについて、およびこれらのカードの設定と使用方法についての情報が記載されて います。 関連概念 FlexAddress について 、p. 164 FlexAddress Plus について 、p. 165 FlexAddress および FlexAddress Plus の比較 、p.
含まれる SD カード上の XML テキストファイルがクリアされます。mac_count タグは SD カードが割り当てる MAC アドレスの総 数です。割り当てられた MAC 範囲の合計は次の式で求めることができます。 + 0xCF (208 - 1) = mac_end ここで、208 は mac_count を表し、次の式で求めることができます。 + - 1 = たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00188BFFDCFA + (mac_count)0xCF - 1 = (ending_mac)00188BFFDDC8 メモ: USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入する際、SD カードの内容が誤って変更されないように事前にロックして ください。CMC に挿入する前に SD カードのロックを解除する必要があります。 FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.
図 12. FlexAdress(FA)と FlexPlusAddress(FA+)の機能 FlexAddress のアクティブ化 FlexAddress はセキュアデジタル(SD)カードに搭載されており、機能をアクティブ化するには SD カードを CMC に挿入する必要 があります。FlexAddress 機能をアクティブ化するには、ソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。FlexAddress をア クティブ化しない場合は、これらのアップデートは不要です。(次の表にリストされている)アップデートには、サーバーモジュ ール BIOS、I/O メザニン BIOS またはファームウェア、および CMC ファームウェアが含まれます。これらのアップデートは FlexAddress を有効化する前に適用する必要があります。これらのアップデートが適用されていないと FlexAddress が正しく機能 しない場合があります。 表 36.
2. サーバーモジュールの BIOS をアップデートします。 3. サーバーモジュールの iDRAC ファームウェアをアップデートします。 4. シャーシ内の CMC ファームウェアをすべてアップデートします。冗長 CMC がある場合は、両方をアップデートするようにし てください。 5. 冗長 CMC モジュールシステムではパッシブモジュールに、冗長なしのシステムでは CMC モジュール 1 つに SD カードを挿入 します。 メモ: FlexAddress をサポートする CMC ファームウェア(バージョン 1.
表 37.
FlexAddress の設定 FlexAddress はオプションのアップグレードで、工場出荷時にサーバーモジュールに割り当てられた WWN/MAC ID を、シャーシ提 供の WWN/MAC ID に置き換えることを可能にします。 メモ: 本項では、FlexAddress という用語は FlexAddress Plus も意味します。 FlexAddress を設定するには、FlexAddress アップグレードを購入してインストールします。アップグレードを購入およびインスト ールしていない場合は、次のテキストがウェブインタフェースに表示されます。 Optional feature not installed. See the Dell Chassis Management Controller Users Guide for information on the chassis-based WWN and MAC address administration feature. To purchase this feature, please contact Dell at www.dell.com.
2. [シャーシ割り当ての WWN/MACs セクション用のファブリックの選択] で、FlexAddress を有効化するファブリックタイプを 選択します。無効化するには、オプションをクリアします。 メモ: ファブリックが選択されていない場合は、FlexAddress は選択されたスロットに対して有効になりません。 [シャーシ割り当ての WWN/MACs セクション用のスロットの選択] ページが表示されます。 3. FlexAddress を有効化するスロットに [有効化] オプションを選択します。無効化するには、オプションをクリアします。 メモ: スロットにサーバーがある場合は、そのスロットで FlexAddress 機能を有効化する前にサーバーの電源を切ってくだ さい。 メモ: スロットが一つも選択されていない場合、FlexAddress は選択されたファブリックに対して有効になりません。 4.
RACADM を使用したサーバーレベルスロット用 FlexAddress の設定 RACADM を使用してサーバーレベルスロット用 FlexAddress を設定するには、次を入力します。 racadm setflexaddr [-i <スロット番号> <状況>] [-f <ファブリック名> <状況>] ここで、<スロット番号> = 1~16 <ファブリック名> = A、B、C <状況> = 0 または 1 0 は無効、1 は有効を示します。 Linux 向け FlexAddress の追加設定 Linux ベースのオペレーティングシステム上で、サーバー指定の MAC ID からシャーシ指定の MAC ID に変更する場合、追加の設定 手順が必要となる場合があります。 ● SUSE Linux Enterprise Server 9 および 10: Linux システム上で Yet another Setup Tool(YAST)を実行してネットワークデバイス の設定を行ってから、ネットワークサービスを再起動する必要がある場合があります。 ● Red Hat Enterprise Linux 4 および R
● [詳細モード] — このモードでは、基本モードで表示されるすべてのフィールド、およびすべての MAC タイプ(サーバー割り 当て、FlexAddress、および I/O アイデンティティ)を確認できます。表示されたフィールドの一部またはすべてを使用してフ ィルタすることができます。 WWN/MAC アドレス情報は、基本モードと詳細モードの両方で、折りたたまれた状態で表示されます。スロットに対応する を クリックするか、 [すべてを展開 / 折りたたむ] をクリックして、特定のスロット、またはすべてのスロットの情報を表示します。 シャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレス情報をローカルフォルダにエクスポートすることも可能です。 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレ ス情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを基本モードで表示するには、次の手順を実行しま す。 1.
4. スロットに対応する をクリックするか、[すべて展開 / 折りたたむ] をクリックして、WWN/MAC アドレス表内の特定の スロット、またはすべてのスロットに対する属性を展開または折りたたみます。 5. [サーバースロット] ドロップダウンメニューから、それぞれ [すべてのサーバー] または特定のスロットを選択して、すべ てのサーバーまたは特定のスロット内のサーバーに対する WWN/MAC アドレスの属性を表示します。 6. [ファブリック] ドロップダウンメニューから、1 つのファブリックタイプを選択して、そのサーバーに関連付けられているす べて、または特定タイプの管理ファブリックまたは I/O ファブリックの表示します。 7. [プロトコル] ドロップダウンメニューから、 [すべてのプロトコル] またはリストされているネットワークプロトコルのいず れかを選択して、選択したプロトコルに関連付けられているすべての MACs または MAC を表示します。 8.
シャーシ割り当ての WWN/MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -c flexaddress すべての LOM またはメザニンカードの MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -c factory すべての iDRAC/LOM/ メザニンカードのイーサネットおよび iSCSI MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンド を実行します。 racadm getmacaddress -a getflexaddr および getmacaddress サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 ワールドワイド名またはメディアアクセスコントロール ID の表示 [WWN/MAC 概要] ページでは、シャーシ内のスロットのワールドワイド名(WWN )設定およびメディアアクセ
表 38.
本ソフトウェアは、1 度につき 1 部を 1 台のコンピュータにのみインストールして使用することができます。本ソフトウェアのライ センスを複数所有されている場合はいつでも、ライセンスの数だけ本ソフトウェアを使用できます。コンピュータの一時メモリま たは永久ストレージに本ソフトウェアをロードする場合を「使用」とします。本ソフトウェアを配布する各コンピュータに個別の ライセンスがある場合に限り、他のコンピュータへの配布を唯一の目的として、ネットワークサーバーにインストールすることは 「使用」ではありません。お客様は、ネットワークサーバーにインストールされたソフトウェアを使用する人数が、お持ちのライ センス数を超えないことを確認する必要があります。 ネットワークサーバーにインストールされた本ソフトウェアを使用するユ ーザー数がライセンス数を超える場合は、追加ユーザーに本ソフトウェアの使用を許可する前に、ライセンス数とユーザー数が同 じになるように追加ライセンスを購入する必要があります。お客様が Dell または Dell 関連会社の法人顧客である場合、お客様は、 Dell または Dell により選出された代理人に
一般条項 本ライセンスは解約されない限り有効です。上記に定められている条件により、または、お客様が本契約条項のいずれかに違反し た場合に本契約は解約されます。解約にあたり、お客様はソフトウェア、それに伴う同梱物、およびすべての複製を破棄するもの とします。本契約は、テキサス州の法律に基づいて解釈されるものとします。本契約書の各条項は分離可能です。施行できない条 項があることが判明しても、本契約書の他の条項、条件、または要件の施行には影響しません。本契約書は、受領者および譲渡者 を拘束します。Dell およびお客様は、本ソフトウェアまたは本契約書に関して、陪審による裁判を受ける権利を法律で認められた 範囲内で放棄することに合意します。一部の地域では本権利放棄は効力を有さないため、お客様には適用されない場合がありま す。お客様は、本契約書をお読みになり、理解し、また条件に同意して、本契約書が本ソフトウェアに関するお客様と Dell との完 全かつ排他的な契約書であることを承認するものとします。 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用 177
13 入出力ファブリックの管理 シャーシには最大 6 つの I/O モジュール(IOM)を搭載できます。各 IOM はパススルーまたはスイッチモジュールです。IOM は、 A、B、および C の 3 つのグループに分類されます。各グループには、スロット 1 とスロット 2 の 2 つのスロットがあります。 これらのスロットは、シャーシの背面の左から右に並んでいる文字(A1 | B1 | C1 | C2 | B2 | A2)で指定されます。各サーバーには、 IOM に接続するための 2 つのメザニンカード(MC)スロットがあります。MC とそれに対応する IOM は、同じファブリックを持 つ必要があります。 シャーシ IO は、A、B、および C の 3 つの個別データパスに分割されます。これらのパスは、ファブリックと呼ばれ、イーサネッ ト、Fibre Channel、または InfiniBand をサポートします。これらの個別ファブリックパスは、バンク 1 とバンク 2 の 2 つの IO バン クに分割されます。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードまたは LOM)には、機能に応じて 2 つまたは 4
IOM 用 VLAN の管理 IOM の電源制御操作の管理 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化 • • • ファブリック管理の概要 ファブリック管理は、シャーシで確立されたファブリックタイプとの互換性がないファブリックタイプを持つ IOM または MC の取 り付けによる電気、構成、接続関連の問題を避けるために役立ちます。無効なハードウェア構成は、シャーシまたはそのコンポー ネントに電気または機能的な問題を生じる可能性があります。ファブリック管理は、無効な構成に電源が投入されることを防ぎま す。 次の図はシャーシ内の IOM の位置を表しています。各 IOM の位置はグループ番号(A、B、または C)で示されます。これらの離 散ファブリックパスはバンク 1 および 2 の 2 つの IO バンクに分割されます。シャーシでは、IOM スロット名は A1、A2、B1、B2、 C1、および C2 とマーク付けされます。 図 13. IOM の位置を示すシャーシの背面図 表 39.
● ファイバチャネル IOM に接続されているイーサネット MC は無効な構成です。ただし、同じ IOM グループに取り付けられてい るイーサネットスイッチとイーサネットパススルー IOM の両方に接続されたイーサネット MC は有効な接続です。 ● スロット B1 および B2 のファイバチャネルパススルー IOM とファイバチャネルスイッチは、全サーバーの最初の MC が同じく ファイバチャネルである場合は有効な構成です。この場合、CMC が IOM とサーバーに電源投入します。ただし、特定のファイ バチャネル冗長性ソフトウェアはこの構成をサポートしない場合があります。すべての有効構成が対応構成であるとは限りま せん。 サーバー IOM と MC のファブリック検証は、シャーシに電源投入されているときにのみ実行されます。シャーシがスタンバイ 電源を使用している場合、サーバーモジュールの iDRAC の電源は切れたままとなるため、サーバーの MC ファブリックタイプ を報告できません。MC ファブリックタイプは、サーバーの iDRAC に電源投入されるまで CMC ユーザーインタフェースに報告 されない場合
その IOM スロットに固有の [I/O モジュールステータス] ページが表示されます。[I/O モジュールアップリンクステータス] および [I/O モジュールダウンロードステータス] の表が表示されます。これらの表には、ダウンリンクポート(1~32)およ びアップリンクポート(33~56)に関する情報が記載されています。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照して ください。 メモ: ポートリンクステータスがアップになるように、I/O アグリゲータの構成が有効であることを確認します。このペー ジには、I/O アグリゲータのステータスが表示されます。ステータスがダウンになっている場合は、無効な構成が原因で I/O アグリゲータのサーバーポートがダウンしている可能性があることを示しています。 ウェブインタフェースを使用した入出力モジュール FCoE セッション情報の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して Dell PowerEdge M I/O アグリゲータの FCoE セッション情報を表示することができます。 1.
● グループ B の IOM を設定するためのファブリック B に対する管理者権限。 ● グループ C の IOM を設定するためのファブリック C に対する管理者権限。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外管理 IP アドレスを同じする、または同じネットワークに 設定することはできません。これを行うと、帯域外 IP アドレスが設定されません。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスにつ いては、IOM マニュアルを参照してください。 メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設定を行わないでくだ さい。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定 メモ: 本機能は PowerEdge M I/O Aggregator IOM でのみサポートされています。MXL 10/40GbE を含むその他の IOM はサポ ートされていません。 CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用ネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
1. システムツリーで [I/O モジュールの概要] に進んで [セットアップ] をクリックするか、システムツリーで [I/O モジュー ルの概要] を展開して IOM を選択し、[セットアップ] をクリックします。 [I/O モジュールの展開] ページに、電源投入された IOM が表示されます。 2. 必要な IOM で [リセット] をクリックします。 警告メッセージが表示されます。 3. [OK] をクリックして続行します。 関連概念 ファブリック管理の概要 、p. 179 無効な構成 、p. 180 初回電源投入シナリオ 、p. 180 IOM 正常性の監視 、p. 180 IOM 用ネットワークの設定 、p. 181 IOM 用 VLAN の管理 、p. 185 IOM の電源制御操作の管理 、p. 188 IOM のための LED 点滅の有効化または無効化 、p.
IOA GUI CMC から IOA GUI を起動して IOA 設定を管理することができます。CMC から IOA GUI を起動するには、IOM が IOA に設定されて いること、ユーザーがファブリック A、B、または C の管理者権限を持っていることが必要です。 [シャーシの概要]、[I/O モジュールの概要]、おおよび [I/O モジュールのステータス] ページから IOA GUI を起動することがで きます。 メモ: IOA に初めてログインする際には、パスワードの変更を求めるメッセージが表示されます。 シャーシの概要ページからの IOA GUI の起動 [シャーシの概要] > [クイックリンク] > [I/O モジュール GUI の起動] の順に移動します。IOA ログインページが表示されま す。 I/O モジュールの概要ページからの IOA GUI の起動 ディレクトリツリーで [I/O モジュールの概要] に移動します。 [I/O モジュールのステータス] のページで、 [I/O モジュール GUI の起動] をクリックします。IOA ログインページが表示されます。 I/O モジュール
静的 IP のある IOA のモードをスタッキングからスタンドアロンに変更する際は、IOA のネットワークが DHCP に変更されているよ うにしてください。変更されていない場合、静的 IP がすべての IOA で重複することになります。 IOM がスタッキングモードの場合、スタック ID は初期電源投入中に MAC に設定されたマスター IOM のものと同じになります。 IOM のモードを変更しても、スタック ID は変更されません。たとえば、初期電源投入時に switch-1 がマスターだった場合、スタ ックの MAC アドレスは、MAC アドレスに設定された switch-1 のものと同じになります。後で switch-3 がマスターになっても、 switch-1 の MAC アドレスがスタック ID として保持されます。 RACADM コマンドの getmacaddress により、MAC アドレス + 2 に設定された I/F MAC が表示されます。 IOM 用 VLAN の管理 IOM 用仮想 LANs(VLANs)は、セキュリティおよびその他の理由のために、ユーザーを個々のネットワークセグメ
に指定できる値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。 の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m switch -1 -v 1 7 たとえば、次のとおりです。 ● IOM VLAN を削除するには、指定した IOM のネットワークの VLAN 機能を無効化します。 racadm setniccfg -m switch- -v の有効値は 1~6 です。 たとえば、次のとおりです。 cadm setniccfg -m switch-1 -v CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の設定 メモ: VLAN 設定は、PowerEdge M I/O アグリゲータ IOM でのみ設定可能です。MXL 10/40GbE を含むその他の IOM はサポー トされません。 CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN 設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN を表示するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [I/O モジュール概要] に進み、[セットアップ] > [ VLAN Manager] とクリックします。 [VLAN Manager] ページが表示されます。 [全ポートの VLAN のサマリ] セクションに、IOM のための現在の VLAN 設定についての情報が表示されます。 2. [保存] をクリックして、VLAN 設定をファイルに保存します。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM の現在の VLAN 設定の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して IOM の現在の VLAN 設定を表示するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [I/O モジュールの概要] に移動し、[セットアップ] > [VLAN Manager] とクリックします。 [VLAN Manager] ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用のタグ無し VLAN のアッ プデート CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用のタグ無し VLAN をアップデートするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [I/O モジュール概要] に進み、[セットアップ] > [ VLAN Manager] とクリックします。 [VLAN Manager] ページが表示されます。 2. [手順 1:I/O モジュールの選択] セクションで、必要な IOM を選択します。 3. [手順 2: ポート範囲の指定] セクションで、選択した IOM に割り当てられるファブリックポートの範囲を選択します。 フィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. [選択 / すべてを選択解除] オプションを選択して、すべての IOM に変更を適用、またはどの IOM にも変更を適用しません。 または 特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。 5.
14 iKVM の設定と使用 Dell M1000e サーバーシャーシ用のローカルアクセス KVM モジュールは、Avocent Integrated KVM スイッチモジュール、または iKVM と呼ばれます。iKVM はシャーシに差し込むアナログキーボード、ビデオ、およびマウススイッチです。これはオプションの シャーシへのホットプラグが可能なモジュールで、ローカルキーボード、マウス、およびビデオにシャーシ内のサーバー、および アクティブな CMC のコマンドラインへのアクセスを提供します。 関連概念 iKVM ユーザーインタフェース 、p. 189 iKVM 主要機能 、p. 189 物理的な接続インタフェース 、p.
関連概念 OSCAR の使用 、p. 190 iKVM によるサーバーの管理 、p. 193 CMC からの iKVM の管理 、p. 201 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 物理的な接続インタフェース シャーシの前面パネル、アナログコンソールインタフェース(ACI)、およびシャーシの背面パネルから、iKVM を介してサーバー または CMC CLI コンソールに接続できます。 メモ: シャーシ前面にあるコントロールパネルのポートは、オプションの iKVM 専用に設計されています。iKVM モジュールを お持ちでない場合は、前面のコントロールパネルポートを使用することはできません。 iKVM の 接続手順 接続は一度に 1 接続のみが可能です。iKVM は接続の各タイプに優先順位を割り当てることから、複数の接続がある場合は 1 つの接 続のみが利用可能となり、他の接続は無効化されます。 iKVM 接続の優先順位は次のとおりです。 1. 前面パネル 2. ACI 3.
メイン ダイアログボックスが表示されます。 パスワードが割り当てられている場合、 をクリックした後で [パスワード] ダイアログボックスが表示されま す。 2. パスワードを入力して、[OK] をクリックします。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 メモ: OSCAR の呼び出しオプションは 4 つあります。メインダイアログボックスの OSCAR の呼び出しセクションにある ボックスを選択することによって、1 つ、複数、またはすべてのキーシーケンスを有効化できます。 関連概念 コンソールセキュリティの設定 、p. 196 ナビゲーションの基本 、p. 191 ナビゲーションの基本 表 40.
OSCAR の設定 OSCAR 設定は、[セットアップ] ダイアログボックスを使用して設定できます。 セットアップダイアログボックスへのアクセス [セットアップ] ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. を押して OSCAR インタフェースを起動します。 [メイン] ダイアログボックスが表示されます。 2. [セットアップ] をクリックします。 [カスタムセットアップ] ダイアログボックスが表示されます。 表 41.
OSCAR の画面表示待ち時間の設定 OSCAR のために画面表示待ち時間を設定するには、 を押した後、OSCAR 表示を遅らせる秒数(0~9)を入力し、 [OK] をクリックします。 <0> と入力すると、遅延なしで OSCAR が起動します。 OSCAR の表示を遅延させる時間を設定すると、ソフトスイッチの完了が可能になります。 関連概念 ソフトスイッチ 、p. 195 状態フラグ表示の設定 状態フラグはお使いのデスクトップに表示され、選択したサーバーの名前、または選択したスロットの状態を示します。フラグダ イアログボックスを使用して、サーバー別の表示フラグの設定、またはフラグの色、不透明度、表示時間、およびデスクトップ上 の位置の変更を行います。 表 42. フラグの表示 説明 フラグ 名前別のフラグタイプです。 ユーザーがすべてのシステムから切断されたことを示すフラグです。 ブロードキャストモードが有効であることを示すフラグです。 状態フラグの表示を設定するには、次の手順を実行します。 1.
アクティブなコンソールリダイレクトセッションが存在し、低解像度のモニタが iKVM に接続されている場合、ローカルコンソー ルでサーバーが選択されると、サーバーコンソールの解像度がリセットされる場合があります。システムが Linux オペレーティン グシステムを実行している場合、ローカルモニターで X11 コンソールを表示できないことがあります。iDRAC7 仮想コンソールで を押して、Linux をテキストコンソールに切り換えます。 関連概念 周辺機器の互換性とサポート 、p. 194 サーバーの表示と選択 、p. 194 周辺機器の互換性とサポート iKVM は次の周辺機器と互換性があります。 ● QWERTY、QWERTZ、AZERTY、および日本語 109 配列の標準 PC USB キーボード。 ● DDC をサポートしている VGA モニタ。 ● 標準 USB ポインティングデバイス。 ● iKVM のローカル USB ポートに接続されているセルフパワー USB 1.
表 43.
お使いのサーバーリストの表示順序が選択に従って名前順になっている場合は(つまり、名前 ボタンが押された状態になって いる)、固有のサーバー名として確立するまで、最初の文字をいくつか入力して を 2 回押します。 ● 前のサーバーに戻るには、 を押してから を押します。 ビデオ接続 iKVM には、シャーシの前面および背面パネルにビデオ接続があります。前面パネル接続の信号は、背面パネルの信号よりも優先 されます。前面パネルにモニタが接続されているときは、ビデオ接続は背面パネルに渡されず、背面パネルの KVM および ACI 接 続が無効化されたことを示す OSCAR メッセージが表示されます。モニタが無効化されると(つまり、前面パネルから取り外され るか、CMC コマンドによって無効化される)、ACI 接続はアクティブ化されますが、背面パネル KVM は引き続き無効化されたまま となります。 関連概念 iKVM の 接続手順 、p. 190 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 、p.
失った、または忘れたパスワードのクリア 、p. 198 セキュリティダイアログボックスへのアクセス セキュリティ ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. を押します。 [メイン] ダイアログボックスが表示されます。 2. [セットアップ]、[セキュリティ] の順にクリックします。 [セキュリティ] ダイアログボックスが表示されます。 パスワードの設定 パスワードを設定するには、次の手順を実行してください。 1. [新規] フィールドでシングルクリックして を押すか、ダブルクリックします。 2. 新規パスワードを入力して、 を押します。パスワードは大文字と小文字を区別し、5~12 文字が必要です。これには、 最低 1 つの文字と 1 つの数字が含まれている必要があります。適合文字は A~Z、a~z、0~9、スペース、およびハイフンです。 3. [再入力] フィールドにパスワードをもう一度入力して を押します。 4.
5. [繰り返し] フィールドを空にしたまま を押します。 6. [OK] をクリックします。 パスワード保護なしのスクリーンセーバーモードの有効化 メモ: お使いのコンソールがパスワード保護されている場合、パスワード保護を削除する必要があります。パスワード保護な しのスクリーンセーバーモードを有効化する前にパスワードを削除します。 パスワード保護なしのスクリーンセーバーモードを有効化するには、次の手順を実行します。 1. [スクリーンセーバーの有効化] を選択します。 2. スクリーンセーバーの起動を遅らせる時間 (1~99)を分で入力します。 3. モニタが ENERGY STAR 準拠の場合は、[Energy]、それ以外の場合は [画面] を選択します。 注意: Energy Star 準拠ではないモニタで Energy モードを使用すると、モニタが損傷する原因となる場合があります。 4.
2. [セットアップ]、[言語] の順にクリックします。 [言語] ダイアログボックスが表示されます。 3. 必要な言語を選択し、[OK] をクリックします。 バージョン情報の表示 iKVM ファームウェアとハードウェアのバージョンを表示し、言語とキーボードの設定を確認するには、 [バージョン] ダイアログ ボックスを使用します。 バージョン情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. を押します。 [メイン] ダイアログボックスが表示されます。 2. [コマンド]、[バージョンの表示] の順にクリックします。 [バージョン] ダイアログボックスが表示されます。 [バージョン] ダイアログボックスの上半分にサブシステムバージョンが リストされます。 3.
スキャンモードの開始 スキャンモードを開始するには、次の手順を実行します。 1. を押します。 [メイン] ダイアログボックスが表示されます。 2. [コマンド] をクリックします。 [コマンド] ダイアログボックスが表示されます。 3. [スキャン有効] オプションを選択します。 4. [OK] をクリックします。 マウスとキーボードがリセットされたというメッセージが表示されます。 をクリックしてメッセージボックスを閉じます。 5. スキャンモードのキャンセル スキャンモードをキャンセルするには、次の手順を実行します。 1. OSCAR が開いており、[メイン] ダイアログボックスが表示されている場合は、リストからサーバーを選択します。 または OSCAR が開いていない場合は、マウスを動かすか、キーボードで任意のキーを押します。 [メイン] ダイアログボックスが表示されます。リスト内のサーバーを選択します。 2. [コマンド] をクリックします。 [コマンド] ダイアログボックスが表示されます。 3.
7. [ブロードキャスト有効] チェックボックスをオンにしてブロードキャストをアクティブにします。 [ブロードキャスト警告] ダイアログボックスが表示されます。 8. [OK]をクリックしてブロードキャストを有効化します。キャンセルして[コマンド]ダイアログボックスに戻るには、 または を押します。 9. ブロードキャストが有効になっている場合は、情報を入力、または / およびブロードキャストするマウスの動作を管理ステー ションから実行します。リストのサーバーのみがアクセス可能です。 CMC からの iKVM の管理 次の操作が可能です。 ● iKVM のステータスとプロパティの表示 ● iKVM ファームウェアのアップデート ● 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 ● Dell CMC コンソールからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 関連概念 iKVM ファームウェアのアップデート 、p. 48 前面パネルからの iKVM へのアクセスの有効化または無効化 、p. 201 関連タスク iKVM の情報と正常性状態の表示 、p.
Dell CMC コンソールからの iKVM へのアクセスの有効化 CMC ウェブインタフェースを使用して、iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、システムツリーで [シャーシ概要] > [ iKVM] と進み、 [セットアップ] タブをクリックします。 [iKVM から CMC CLI へのアクセスを許可する] オプションを選択 し、 [適用] をクリックして設定を保存します。 RACADM を使用して iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソールを 開いて ログインし、次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccessToCMCEnable 1 関連タスク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 、p.
15 電力の管理と監視 Dell PowerEdge M1000e サーバーエンクロージャは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率の電 源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化されたレイアウトと、電力 最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC)、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能電源管理機能が一体となり、電力効率をさらに強化して、電力環境を完 全に制御することが可能になります。 M1000e の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力を調整するためにエンクロージ ャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge M1000e モジュラーエンクロージャは電力を利用し、その負荷をアクティブな内部電源装置ユニット(PSU)すべてに 振り分けます。このシステムは、サーバーモジュールおよび関連エンクロージャインフラストラクチャに割り当てられた最大 16685 ワットの入力電力
• • • • • • • ハードウェアモジュールの電力バジェット サーバースロットの電力優先順位の設定 電力消費量状態の表示 電力バジェット状態の表示 冗長性ステータスと全体的な電源正常性 電力バジェットと冗長性の設定 電源制御操作の実行 冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティの一式です。次の冗 長性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 ● グリッド冗長性 ● 電源装置冗長性 ● 冗長性なし グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムを電源障害に耐えるモードで動作できるようにすることで す。これらの障害は、入力電力グリッド、ケーブル配線と電源供給、または PSU 自体に由来することが考えられます。 グリッド冗長性のためにシステムを構成する場合、スロット 1、2 および 3 にある PSU は第 1 グリッド、スロット 4、5 および 6 に ある PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC は、グリッドのいずれかが故障した場合、システムが劣
電源装置の冗長性ポリシー 電源装置の冗長性ポリシーは、冗長電源グリッドが使用できない場合に便利ですが、モジュラーエンクロージャ内のサーバーをダ ウンさせる単一 PSU 障害からの保護も推奨されます。この目的のため、最大容量 PSU がオンライン予約に維持されます。これに より、電源装置冗長プールが形成されます。下図は、電源装置の冗長性モードを図解しています。 電力と冗長性のために必要な分を超えた PSU を利用することも可能で、これらは障害時に備えて冗長性プールに追加されます。 グリッド冗長性とは異なり、電源冗長性が選択されると、CMC では PSU ユニットを特定の PSU スロットの位置に設置する必要が ありません。 メモ: 動的電源供給(DPSE)では、PSU をスタンバイにすることが可能になります。スタンバイ状況とは、PSU から電力が供 給されない物理的状況を示します。DPSE を有効化すると、効率性を向上させ、電力を節約するために、追加の PSU がスタン バイモードに設定される場合があります。 図 15.
拡張電源パフォーマンス 拡張電源パフォーマンスモードでは、電源装置ユニット(PSU)6 台構成で、3000W AC PSU を使用したグリッド冗長性構成の冗 長電力と比較して 30 % 多い電力を M1000e シャーシに割り当てることができます。ただし、AC グリッドまたは PSU に障害が発 生した場合には、サーバーの電源がオフにならないように、サーバーに割り当てられる電力が自動的に減少します。最大 2700 W の電力を割り当ててハイエンド構成のシャーシをサポートできます。 3000W AC 6 台の電源構成では、ERP 機能はデフォルトで有効になっています。ウェブインタフェースとコマンドラインインタフ ェースのどちらでも、現在の設定を表示したり、この機能を有効または無効にしたりできます。 EPP 機能で電力の割り当てが可能なのは、以下の場合のみです。 ● 電源がグリッド冗長性構成になっている。 ● 3000W AC タイプの PSU が 6 台ある。 ● システム入力電力上限が 13300W AC(45381 BTU/ 時)よりも高い。 EPP モードで得られた電力は、サーバーのパフォーマンスを高める
● シャーシの電力割り当てのすべてを少数の PSU で供給。 ● 高利用率での稼働によるオンライン PSU の効率性の向上。 ● スタンバイ PSU の効率性および耐久性の向上。 残りの PSU を最大の効率性で動作させるには、次の手順を実行します。 ● DPSE を使用した 冗長性なし モードは、最適な PSU 台数がオンラインになっており、電力効率性が非常に高くなります。必要 でない PSU はスタンバイモードになります。 ● DPSE を使用した PSU 冗長性 モードも、電力効率性を提供します。少なくとも 2 台の PSU がオンラインであり、そのうち 1 台 の PSU が構成への電力供給を行い、もう 1 台は PSU 障害時のための冗長性を提供します。PSU 冗長性モードは、1 台の PSU 障 害に対する保護を提供しますが、AC グリッド喪失発生時での保護は提供しません。 ● 少なくとも 2 台の PSU(各電力グリッドに 1 台ずつ)がアクティブになっている DPSE での グリッド冗長性 モードは、部分負 荷を受けるモジュラーエンクロージャ構成における効率性と最大可用性の優れたバランスを提供
一方のグリッドが故障した場合、まだ機能しているグリッドに接続されている 3 台の PSU でサーバーやインフラストラクチャに 支障なく引き続き電力を供給します。 注意: グリッド冗長性モードでは、バランスのとれた台数の PSU セットが必要です(各グリッドに少なくとも 1 台の PSU が 必要)。この条件を満たさない場合、グリッド冗長性を実現できない可能性があります。 電源装置の冗長性 電源装置の冗長性が有効化されると、シャーシ内の 1 台の PSU がスペアとして維持され、PSU のうちいずれかの故障がサーバーま たはシャーシの電源切断を引き起こさないことを確実にします。電源装置の冗長性モードには、最大 4 台の PSU が必要です。追 加の PSU が存在する場合、これらは DPSE 有効時の電力効率性向上のために活用されます。 冗長性喪失後の障害は、シャーシ内 のサーバーの電源切断の原因になる場合があります。 冗長性なし 障害発生時においても、シャーシへの電力供給に必要な量を越える電力が、シャーシへの電力供給を継続するために利用可能で す。 注意: シャーシ要件のために DPSE が有効になると、
エンクロージャでサーバーが起動されると、iDRAC ソフトウェアは電力要件を推定し直して、パワーエンベロープの次回変更を要 求します。 CMC は要求された電力をサーバーに対して提供し、割り当てられたワット数は利用可能バジェットから差し引かれます。サーバ ーの電力要求が認められると、サーバーの iDRAC ソフトウェアが実際の電力消費を継続的に監視します。実際の電力要件に応じ て、iDRAC パワーエンベロープは時間の経過と共に変化する場合があります。iDRAC は、割り当てられた電力をサーバーが完全に 消費している場合にのみ、電力増加を要求します。 高負荷下では、電力消費がユーザー設定のシステム入力電力上限未満に留まることを確実にするため、サーバーのプロセッサのパ フォーマンスが劣化する場合があります。 PowerEdge M1000e エンクロージャは、ほとんどのサーバー構成のピークパフォーマンスに十分な電力を供給できますが、使用で きる多くのサーバー構成では、エンクロージャが供給できる最大電力を消費しません。データセンターでのエンクロージャ用電力 のプロビジョニングに役立てるため、M1000e では、シ
サーバーへの優先順位の割り当て サーバーの優先順位は、追加電力が必要なときに CMC がどのサーバーの電力を使用するかを決定します。 メモ: サーバーに割り当てる優先順位は、サーバーそのものではなくサーバーのスロットにリンクされます。サーバーを新し いスロットに移動させる場合は、新しいスロットの場所に優先順位を再設定する必要があります。 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの優先度レベルの割り当て CMC ウェブインタフェースを使用して優先度レベルを割り当てるには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで [サーバー概要] に移動し、[電力] > [ 優先順位] とクリックします。 [サーバー優先順位] ページに、シャーシ内のすべてのサーバーがリストされます。 2. 1 台、複数台、またはすべてのサーバーのために優先度レベル(1~9、ここでは 1 が最優先)を選択します。デフォルトの値は 1 です。同じ優先度レベルを複数のサーバーに割り当てることができます。 3.
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェット状態の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して電力バジェットを表示するには、システムツリーで [シャーシ概要] に進み、[電力] > [ バジェット状態] とクリックします。[電力バジェット状態] ページに、システムの電源ポリシー設定、電力バジェット詳細、 サーバーモジュールに割り当てられたバジェット、およびシャーシ電源装置詳細が表示されます。詳細については、 『CMC オンラ インヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用した電力バジェット状態の表示 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpbinfo getpbinfo の詳細(出力の詳細を含む)については、 『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンド ラインリファレンスガイド』の getpbinfo コマンドの項を参照してください。 冗長性ステータスと全体的な電源正常性 冗長性の状態は全体的な電源正常性
● PSU 冗長性ポリシーの変更は、シャーシ内の PSU の数によって制限されます。PSU 冗長性設定は、「デフォルト冗長性設定」 にリストされている 3 つの設定から、任意のものを選択できます。 新規サーバーの電源供給ポリシー 電源が投入された新しいサーバーに必要な電力がシャーシに供給される電力を超える場合、CMC が優先度の低いサーバーに対す る電力を削減することがあります。これにより、新しいサーバーにより多くの電力を供給することができます。この状態は、以下 の場合に生じます。 ● 管理者が、サーバーに対するフル電力割り当てに必要な電力を下回る電力制限をシャーシに設定した。 ● シャーシ内の全サーバーのワーストケース電力要件に対して使用可能な電力が不十分である。 優先度の低いサーバーに割り当てられた電力を低減させることによって十分な電力が解放されないと、新しいサーバーへの電源投 入が行えない場合があります。 シャーシと新しいサーバーを含むすべてのサーバーをフル電力で稼動させるために必要な持続電力の最大量がワーストケース電 力要件です。この電力量が利用可能な場合、ワーストケース電力要件より低い電力がサーバ
次の表には、電源装置の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 47. 電源装置の変更に対する SEL イベント 電源装置イベント システムイベントログ(SEL)エントリ 挿入 電源装置<番号> が存在します。 取り外し 電源装置 <番号> は存在しません。 グリッドまたは電源装置の冗長性喪失 Power supply redundancy is lost.(電源装置の冗長性が失われました。 ) グリッドまたは電源装置の冗長性回復 電源装置は冗長です。 入力電力受電 電源装置 <番号> への入力電力が回復しました。 入力電力喪失 電源装置 <番号> への入力電力が失われました。 DC 出力生成 電源装置 <番号> は正常に動作しています。 DC 出力喪失 Power supply failed.(電源装置 <番号> が故障しました。) 入力過電圧 An over voltage fault detected on power supply .
電力バジェットと冗長性の設定 電力バジェット、冗長性、および 6 台の電源装置ユニット(PSU)を使用するシャーシ全体(シャーシ、サーバー、I/O モジュー ル、iKVM、CMC、電源装置)の動的電力を設定できます。電源管理サービスは電力消費を最適化し、要件に基づいてさまざまな モジュールに電力を割り当て直します。 次を設定することができます。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● システム入力電力の上限 冗長性ポリシー 拡張電源パフォーマンス 電源の冗長性を超えたサーバーパフォーマンス 動的電源供給 シャーシ電源ボタンの無効化 110 VAC 操作の許可 最大電力節減モード リモート電力ログ リモート電力ログの間隔 サーバーベースの電源管理 AC 電源リカバリを無効にする 関連概念 節電と電力バジェット 、p. 214 最大節電モード 、p. 214 電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減 、p. 215 110V PSU AC 動作 、p. 215 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する 、p. 215 リモートロギング 、p. 215 外部電源管理 、p.
最大節電モードでは、すべてのサーバーが最低限の電力レベルで動作し始め、その後のサーバー電力割り当て要求はすべて拒否さ れます。このモードでは、電源投入されたサーバーのパフォーマンスが劣化する可能性があります。追加サーバーには、その優先 順位にかかわらず、電源を投入することはできません。 最大節電モードがクリアされると、システムがフルパフォーマンス状態に戻ります。 メモ: 最大電力カンバセーションモード(MPCM)がシャーシ上で有効になっている場合は、ブレードサーバーからすべての 電源要求は拒否されます。ホストでの電源の入れなおしを必要とするアクションが iDRAC またはブレードサーバーで行われ ている場合は、ブレードサーバーの電源は入りません。 電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減 システムの消費電力量をユーザー設定のシステム入力電力制限の範囲内に保つためにさらに電力が必要な場合、CMC は優先順位 の低いサーバーへの電力割り当てを削減します。たとえば、新しいサーバーの追加時における電力 297 の管理と監視のため、CMC は優先順位が低いサーバーへの電力を削減し、新しいサーバーに供給する電力
外部電源管理 オプションとして、CMC の電力管理を Dell OpenManage Power Center で制御できます。詳細については、『Dell OpenManage Power Center ユーザーズガイド』を参照してください。 外部電力管理が有効になっている場合、Dell OpenManage Power Center は次のものを管理します。 ● 対応 M1000e サーバーのサーバー電源 ● 対応 M1000e サーバーのサーバー優先順位 ● システム入力電力容量 ● 最大節電モード CMC は次の維持または管理を継続します。 ● 冗長性ポリシー ● リモート電力ログ ● 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先 ● 動的電源供給 ● 第 11 世代以前のサーバーのサーバー電力 Dell OpenManage Power Center は、次にシャーシインフラストラクチャと前世代のブレードサーバーへの電力の割り当て後に使 用できるバジェットから、対応 M1000e サーバーと新しいブレードサーバーの優先順位付けと電力を管理します。リモート電力ロ グは、外部電源管理には影響を受けません。
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
● 電力リモートログ機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled 1 ● 電力リモートログの間隔を指定するには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval n ここで n は 1~1440 分になります。 ● 電力リモートログ機能が有効かどうかを判定するには、次のコマンドを入力します。 racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled ● 電力リモートログ機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。 racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval 電力リモートログ機能は、事前に設定されたリモート Syslog ホストに依存します。1 つ、または複数
● システムのパワーサイクル(コールドブート) ● CMC のリセット(ウォームブート) ● 非正常なシャットダウン 各オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. [適用 ]をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
1. システムツリーで [シャーシ概要] に移動し、[サーバー概要] をクリックします。 2. 電源制御操作を行うサーバーをクリックし、[電源] タブをクリックします。 [サーバーの電源管理] ページが表示されます。 3. 次の電源制御操作のいずれかを選択します。 ● サーバーの電源を入れる ● サーバーの電源を切る ● サーバーをリセットする(ウォームブート) ● サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. [適用 ]をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 5.
16 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリカバリおよびリモートシステム上の問題のトラブルシューティングに関連し たタスクの実行方法について説明します。 ● シャーシ情報の表示。 ● イベントログの表示。 ● 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 ● 診断コンソールの使用。 ● リモートシステムの電源管理。 ● リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 ● コンポーネントのリセット。 ● ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 ● ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 ● アラート問題に関するトラブルシューティング。 ● システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 ● シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 ● エラーコードおよびログの表示。 トピック: • • • • • • • • • • • • RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およびログの収集 リモートシステムをトラブルシューティングするための最初の手順 アラートのトラブルシューティ
● リモート RACADM ● Telnet RACADM racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 表 49.
● ● ● ● ● ● ● ● ○ 解決策 A: この設定には、モジュラーエンクロージャのサイド 1(左側 3 つのスロット)に少なくとも 1 台の電源装置、お よびサイド 2 (右側 3 つのスロット)に 1 台の電源装置が存在し、動作可能であることが必要です。さらに、各サイドの容 量は、シャーシが [グリッド冗長性] を維持するための総電力割り当てをサポートするために十分である必要があります。 (完全なグリッド冗長性動作のため、6 台の電源装置が装備された完全な PSU 構成が利用可能であるようにしてください。) ○ 解決策 B:すべての電源装置が 2 つの AC グリッドに正しく接続されていることを確認します。サイド 1 の電源装置は一方 の AC グリッドに、サイド 2 の電源装置は他方の AC グリッドに接続され、両方の AC グリッドが機能していることが必要 です。このうちひとつの AC グリッドが機能していないと、[グリッド冗長性] は失われます。 問題: AC ケーブルが接続されていて、電力配分装置も良好な AC 出力を行っているにも関わらず、PSU に [障害(AC なし)]
はトラップの送信を確認しないので、ネットワークアナライザ、または Microsoft の snmputil などのツールを使用して、管理下シ ステムのパケットをトレースしてください。 関連概念 アラートを送信するための CMC の設定 、p. 122 イベントログの表示 管理下システムで発生したシステムにとって重要なイベントについての情報のため、ハードウェアおよび CMC ログを表示するこ とができます。 関連概念 ハードウェアログの表示 、p. 224 CMC ログと拡張シャーシログの表示 、p.
RACADM を使用したハードウェアログの表示 RACADM を使用してハードウェアログを表示にするには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソールを開いて CMC へ 進み、ログイン後、次を入力します。 racadm getsel ハードウェアログをクリアするには、次を入力します。 racadm clrsel CMC ログと拡張シャーシログの表示 CMC は、 [拡張ログとイベントの有効化] オプションが有効になっているときに、シャーシ関連のイベントのログとシャーシの拡 張ログを生成します。 [シャーシログ] ページでシャーシの拡張ログを表示するには、[一般設定] ページで [拡張ログとイベン トの有効化] オプションを選択します。RACADM を使用してこの機能を有効化または無効化するには、 cfgRacTuneEnhancedLog オブジェクトを使用します。詳細については、dell.
2. ログフィルタ セクションで、それぞれのドロップダウンメニューから [ログタイプ] または [状態レベル] を選択するか、 [キーワード検索] および [日付範囲] フィールドにキーワードまたは日付を入力して、[適用] をクリックします。 シャーシログ表に、選択したフィルタに基づいて並び替えられたログが表示されます。 3.
シャーシ設定の保存と復元 システムツリーの CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップの保存または復元を行うには、 [シャーシ概 要] へ移動し、[セットアップ] > [ シャーシバックアップ] をクリックします。[ ] [シャーシバックアップ] ページが表示されます。 シャーシ設定を保存するには、 [保存] をクリックします。デフォルトのファイルパスを上書きし(オプション)、 [OK] をクリッ クしてファイルを保存します。 メモ: デフォルトのバックアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。このバックアップファイルは、 このシャーシの設定と証明書を復元するために限り、後から使用することができます。 シャーシ設定を復元するには、[ファイルの選択] をクリックし、バックアップファイルを指定して [復元] をクリックします。 メモ: ● CMC 自体は設定の復元時にリセットされることはありませんが、CMC サービスに新しい、または変更された設定内容が 事実上反映されるまで、しばらく時間がかかる場合があります。反映が正常に完了した後、現行のセッションがすべて閉 じられます。
NTP を有効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 1 NTP サーバーが正しく設定されているにもかかわらず、このエントリがトレースログに存在する場合は、CMC が設定された NTP サーバーのいずれとも同期できないことが確実になります。 NTP サーバーの IP アドレスが設定されていない場合、次に似たトレースログエントリが記録される場合があります。 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: Cannot find existing interface for address 1.2.3.4 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: configuration of 1.2.3.
表 50.
無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使用しても CMC にログ インできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバリ情報の取得、または CMC ファームウェア イメージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能しているかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 シャーシに取り付けられている CMC の前面を見ると、カードの左側に LED が 2 つあります。 ● 上部 LED — 上部の緑色の LED は電力を示します。これが点灯していない場合は、次を確認してください。 ○ 少なくとも 1 台の電源装置に AC 電源がある。 ○ CMC カードが正しく装着されている。取り出しハンドルを解放、または引いて CMC を取り外し、基板が完全に挿入され、 ラッチが正しく閉じることを確認しながら CMC を再度挿入します。 ● 下部 LED — 下部 LED
トを使用することができます。このファームウェアイメージファイルは、正常のファームウェアアップデートで使用されるものと 同じファイルです。リカバリプロセスは現在のアクティビティを表示し、完了時に CMC OS を起動します。 リカバリ プロンプトで recover と入力して を押すと、回復理由と使用可能なサブコマンドが表示されます。リカバリシー ケンス例は次のとおりです。 recover getniccfg recover setniccfg 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1 recover ping 192.168.0.100 recover fwupdate -g -a 192.168.0.
cfgSerialBaudRate=115200 cfgSerialConsoleEnable=1 cfgSerialConsoleQuitKey=^\ cfgSerialConsoleIdleTimeout=0 cfgSerialConsoleNoAuth=0 cfgSerialConsoleCommand="" cfgSerialConsoleColumns=0 1. ハンドルの CMC リリースラッチを押し、ハンドルをモジュールの前面パネルから離します。CMC モジュールをエンクロージ ャから引き出します。 メモ: 静電気放電(ESD)が発生すると、CMC が損傷する可能性があります。特定の状況下では、ESD が体内またはオブ ジェクト上に蓄積され、CMC に放電される場合があります。ESD による損傷を防ぐには、シャーシの外部で CMC を扱っ ている間に、体内から静電気を放電するための措置をとる必要があります。 2.
7. 2 ピン PASSWORD_RST ジャンパを取り外し、ジャンパプラグを元に戻します。 a. ハンドルの CMC リリースラッチを押し、ハンドルをモジュールの前面パネルから離します。CMC モジュールをエンクロー ジャから引き出します。 b. 2 ピンジャンパを取り外し、ジャンパプラグを元に戻します。 c.
17 LCD パネルインタフェースの使用 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することができます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示されます。 図 19. LCD ディスプレイ 表 52. LCD ディスプレイ - コンポーネント 1 LCD 画面 2 選択(「チェック」)ボタン 3 スクロールボタン(4) 4 状態インジケータ LED 関連概念 LCD のナビゲーション 、p. 235 診断 、p. 238 LCD ハードウェアのトラブルシューティング 、p. 238 前面パネル LCD メッセージ 、p. 240 LCD エラーメッセージ 、p. 240 LCD モジュールとサーバー状態情報 、p.
LCD のナビゲーション LCD パネルの右側には 5 つのボタン(4 つの矢印ボタン(上下左右)と中央ボタン)があります。 ● 画面間を移動するには、右(次へ)および左(前へ)矢印ボタンを使用します。パネルの使用中はいつでも前の画面に戻るこ とができます。 ● 画面上のオプション間を移動するには、上下の矢印ボタンを使用します。 ● 画面上の項目を選択して保存し、次の画面へ移動するには、中央ボタンを使用します。 上、下、左、および右矢印ボタンは、画面上で選択されているメニュー項目またはアイコンを変更します。選択された項目は水色 の背景、または枠付きで表示されます。 LCD 画面に表示されたメッセージが画面の幅よりも長い場合は、左右の矢印ボタンを使ってテキストを左と右にスクロールしま す。 次の表で説明するアイコンは、LCD 画面間の移動に使用されます。 表 53.
IP サマリ画面 、p.
グラフィカルサーバー状態画面 [グラフィカルサーバー状態] 画面には、シャーシに取り付けられている各サーバーのアイコンが表示され、それぞれの全般的な 正常性状態が示されます。サーバー正常性は、サーバーアイコンの色によって示されます。 ● ● ● ● ● 灰色 — サーバーがオフで障害なし 緑色 — サーバーがオンで障害なし 黄色 — サーバーに 1 つまたは複数の重要ではないエラーがある 赤色 — サーバーに 1 つまたは複数の重要なエラーがある 黒色 — サーバーが存在しない サーバーアイコンを囲んで点滅する水色の長方形は、そのモジュールがハイライト表示されていることを示します。 [グラフィカルモジュール状態] 画面を表示するには、交替アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 サーバーの状態画面を表示するには、矢印ボタンを使用して希望のサーバーをハイライト表示し、中央ボタンを押します。[サー バー状態] 画面が表示されます。 メインメニュー に戻るには、矢印ボタンを使用して [戻る] アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 グラフィカルモジュール状態画面 [グラフィカルモジュール
エンクロージャ状態画面 [エンクロージャ状態] 画面には、エンクロージャについての情報およびエラーメッセージが表示されます。この画面に表示され る可能性のあるメッセージについては、「LCD エラーメッセージ」を参照してください。上下矢印キーを使用して、メッセージ間 を移動します。 画面に収まらないメッセージは、左右矢印キーを使ってスクロールします。 [エンクロージャ状態] 画面に戻るには、[戻る] アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押します。 IP サマリ画面 [IP サマリ] 画面には、取り付けられている各サーバーの CMC と iDRAC の IP 情報が表示されます。 上下矢印ボタンを使ってリスト内をスクロールします。画面に収まりきらない長さの選択済みメッセージをスクロールするには、 左右矢印ボタンを使用します。 [エンクロージャ] メニューに戻るには、上下矢印ボタンを使って [戻る] アイコンを選択し、中央のボタンを押します。 診断 LCD パネルはシャーシ内の任意のサーバーまたはモジュールの問題の診断に役立ちます。シャーシ、またはシャーシ内のサーバー やその他モジュールに問題または障害があ
図 20. LCD モジュールの取り外しと取り付け 表 54. LCD モジュール - コンポーネント 1 ケーブルカバー 2 LCD モジュール 3 リボンケーブル 4 ヒンジ(2) 5 ネジ(2) 表 55.
表 55. LCD ハードウェアのトラブルシューティング項目 (続き) ● The control panel cable is not connected, or is improperly connected.
表 57. エンクロージャ / シャーシ状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 重要 CMC の冗長性が失われました。 CMC は冗長ではなくなりました。これは、スタンバイ CMC が削除された場合に発生します。 重要 All event logging is disabled.(すべてのイベントのログ シャーシ / エンクロージャはこのログにイベントを保存で が無効化されています。) きなくなりました。これは通常、コントロールパネルまた はコントロールパネルケーブルの問題を示します。 警告 Log is full.(ログが満杯です。) あと 1 つエントリを追加すると CEL (ハードウェアログ) が満杯になることを、シャーシが検出しました。 警告 ログがほとんど満杯です。 シャーシイベントログは 75% 満杯です。 表 58.
表 61. PSU 状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 警告 Power supply <番号> is operating at 110 volts, and could 電源装置が 110 ボルトの電源に接続されています。 cause a circuit breaker fault. 表 62.
表 62. サーバー状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステムがリセ ットされました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシュしたこ とを検知しました(タイマーはホストからの応答がない ために切れました)。処置は再起動に設定されていま す。 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステムの電源 がオフになりました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシュしたこ とを検知しました(タイマーはホストからの応答がない ために切れました)。処置は電源オフに設定されていま す。 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステムのパワ ーサイクルが行われました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシュしたこ とを検知しました(タイマーはホストからの応答がない ために切れました)。処置はパワーサイクルに設定され ています。 重要 Log is full.
表 62. サーバー状態画面 (続き) 重大度 Message(メッセージ) 原因 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> のコン PCIe バスに致命的なエラーが検知されました。 ポーネントで、バスの致命的なエラーが検出されま した。 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> のコン ポーネントで、ソフトウェア NMI が検出されまし た。 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> のコン このデバイスには FlexAddress をプログラムできます。 ポーネントで、仮想 MAC アドレスのプログラムに 失敗しました。 重要 Device option ROM on mezzanine card <番号> failed to support Link Tuning or FlexAddress.
表 64. シャーシまたはエンクロージャ状態 (続き) アイテム 説明 ピーク電力 ワット単位のピーク電力消費量です。 最小電力 ワット単位の最小電力消費量です。 周囲温度 現在の摂氏での周辺温度です。 Service Tag 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 CMC 冗長性モー ド 非冗長または冗長になります。 PSU 冗長性モー ド 非冗長、AC 冗長、または DC 冗長になります。 表 65. ファン状態 アイテム 説明 名前 / 場所 例:ファン 1、ファン 2 など。 エラーメッセー ジ エラーがない場合は、「エラーなし」表示されます。それ以外の場合は、エラーメッセージが重要エラー、警 告の順で表示されます。 RPM 現在のファン速度(RPM)です。 表 66.
表 68. iKVM の状態 (続き) アイテム 説明 モデル / メー カー iKVM モデルの説明です。 Service Tag 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 パーツ番号 メーカーのパーツ番号です。 Firmware Version(ファ ームウェアバ ージョン) iKVM ファームウェアバージョンです。 ハードウェア バージョン iKVM ハードウェアバージョンです。 メモ: この情報は動的にアップデートされます。 表 69.
● オプション「カスタム」= サーバー名の文字列が入力可能。 この情報は、iDRAC の起動が完了している場合にのみ表示されます。この機能の詳細については、dell.
18 よくあるお問い合わせ 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 ● ● ● ● ● ● RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus iKVM IOM トピック: • • • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus iKVM IOM シングルサインオン RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージが表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは、別のコマンドの発行は CMC がリセットを完了した後に行う必要があることを示しています。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 ● ローカルエラーメッセージ — 構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題。例:ERRO
このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロードします。証明書の 発行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネーム(CN)が CMC の IP アドレス(例えば 192.168.0.120)または登録済み DNS CMC 名に一致することを確認してください。 CSR を登録済み DNS CMC 名と一致させるには、次の手順を実行します。 1. CMC ウェブインタフェースでシステムツリーに移動し、 [シャーシ概要] をクリックします。 2. [ネットワーク] タブをクリックしてから [ネットワーク ]をクリックします。 [ネットワーク設定] ページが表示されます。 3. [DNS]オプションの[CMC を登録]を選択します。 4. [DNS CMC 名] フィールドに CMC 名を入力します。 5.
デル拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインはモードをチェックし、混合モードであれば、ドメイン間でオブジ ェクトを作成するためにユーザーを制限します。 CMC と Active Directory の併用は、複数のドメイン環境をサポートしますか? はい。ドメインフォレスト機能レベルはネイティブモードまたは Windows 2003 モードである必要があります。さらに、関連オブ ジェクト、RAC ユーザーオブジェクト、および RAC デバイスオブジェクト(関連オブジェクトを含む)間のグループは、ユニバ ーサルグループである必要があります。 これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェクト)をいくつかのドメ インに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインは、これらの 2 つのオブジェクトを同じドメインでのみ作成することができます。その他のオブジェクトは異なるド メイン
● FlexAddress 機能は本来バインドされていたシャーシでアクティブ状態が維持されます。そのシャーシ機能のバインディング は、新規サービスタグを反映するようにアップデートされます。 2 つの機能カードが冗長 CMC システムに取り付けられた場合、エラーメッセージが表示されますか? いいえ、エラーメッセージは表示されません。アクティブ CMC の機能カードがアクティブで、シャーシに取り付けられます。2 番目のカードは CMC によって無視されます。 SD カードには、書き込み防止ロック機能はありますか? はい、あります。SD カードを CMC モジュールにインストールする前に、書き込み防止ラッチがアンロックの位置にあることを確 認してください。SD カードが書き込み防止されていると、FlexAddress 機能をアクティブ化することはできません。この場合、 [$racadm feature -s] コマンドが次のメッセージを返します。 No features active on the chassis.
iKVM 前面パネルに接続されているモニタに 「CMC コントロールによってユーザーが無効化されました」 というメッセージが表示され ます。なぜですか? 前面パネル接続が CMC によって無効化されています。CMC ウェブインタフェースまたは RACADM のいずれかを使用して前面パ ネルを有効化します。 CMC ウェブインタフェースを使用して前面パネルを有効化するには、 [iKVM ] > [セットアップ ] タブと進み、[前面パネル USB/ ビデオ有効] オプションを選択して、[適用] をクリックして設定を保存します。 RACADM を使用して前面パネルを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインして 次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccesToCMCEnable 1 背面パネルアクセスが機能しません。なぜですか? 前面パネルの設定が CMC によって有効になり、現在前面パネルにモニタが接続されています。 接続は一度に 1 接続のみが可能です。ACI および背面パネルよりも前面パネル接続が
60 秒後、OSCAR にスロットが初期化中であることが引き続き表示される場合は、シャーシ内のサーバーを取り外して再び挿入し ます。この処置により、iDRAC が初期化されます。 IOM 設定変更後、CMC に IP アドレスが 0.0.0.0 と表示されることがあります。 [更新] アイコンをクリックして、IP アドレスがスイッチで正しく設定されているかどうかを確認します。IP/ マスク / ゲートウ ェイの設定でエラーがあった場合、スイッチは IP アドレスを設定せず、すべてのフィールドで 0.0.0.0 を返します。 一般的なエラーには、次が含まれます。 ● 帯域外 IP アドレスを帯域内管理 IP アドレスと同じ IP アドレス、または同じネットワーク上のアドレスに設定。 ● 無効なサブネットマスクを入力。 ● デフォルトゲートウェイ を、スイッチに直接接続されているネットワークにないアドレスに設定。 IOM ネットワーク設定の詳細については、dell.
19 使用事例シナリオ 本項は、本ガイドの特定の項に移動して、典型的な使用事例のシナリオを実行するために役立ちます。 トピック: シャーシの基本設定とファームウェアアップデート CMC 設定およびサーバー設定のバックアップ サーバーのダウンタイムを伴わない管理コンソールのファームウェアのアップデート 拡張電源パフォーマンスのシナリオ - ウェブインタフェースを使用 拡張電源パフォーマンスのシナリオ - RACADM を使用 • • • • • シャーシの基本設定とファームウェアアップデート このシナリオは、以下のタスクを実行するガイドとなります。 ● 基本設定でのシャーシの起動。 ● CMC によってハードウェアがエラーを伴わずに検出されていることの検証。 ● CMC、IOM、およびサーバーコンポーネントのファームウェアのアップデート。 1.
この情報については 「プロファイルの追加または保存」の項を参照してください。 4. CMC ウェブインタフェースを使用して、外部ストレージカードに保存された設定を必要なサーバーに適用します。 この情報については 「プロファイルの適用」の項を参照してください。 サーバーのダウンタイムを伴わない管理コンソールのファ ームウェアのアップデート CMC、iDRAC、Lifecycle Controller の管理コンソールのファームウェアは、サーバーのダウンタイムを伴わずにアップデートするこ とができます。 1. プライマリおよびスタンバイ CMC の両方が存在するシナリオでは、サーバーまたは IOM のダウンタイムを伴わずに CMC ファ ームウェアをアップデートすることができます。 2.
● チェックボックスを選択して、最大節電モード(MPCM)を有効にすると、次のメッセージが表示されます。 Enabling Max Power Conservation Mode option will force servers into a low power, limited performance mode and disable server power up. Press OK to continue.
● 3000W AC PSU で電源冗長性ポリシーをグリッド冗長性ポリシーから冗長性ポリシーなしに変更する racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 0 This feature is not supported while Extended Power Performance is enabled. ● システム入力電力上限値を 13300W 以下に変更する racadm config –g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap 12500 System Input Power Cap cannot be set to less than or equal to while Extended Power Performance is enabled.