Microsoft System Center Operations Manager 2007 SP1/R2 および System Center Essentials 2007 SP1/ 2010 用 Dell Client Management Pack バージョン 4.
メモおよび注意 メモ : コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意 : ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するた めの方法を説明しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。 本書に使用されている商標:Dell™、DELL™ ロゴ、Latitude™、OpenManage™、Optiplex™、 Precision™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標です。Microsoft®、Vista®、Windows® および Windows Server® は米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。 商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていること があります。それらの商標や会社名は、一切 Dell Inc.
目次 1 概要 5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Dell Client Management Pack バージョン 4.1 の新機能 Dell Client Management Pack の主な機能 . . . . . . . . . 5 . . . . . . . . . . . . . . . . 6 Dell Client Management Pack v4.1 について . . . . . . Dell Management Pack によってモデル化された . . . . . . . . . 6 コンポーネントの詳細 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 サポートされている Dell クライアントシステム . . . . . . . . . . . . . 8 対応オペレーティングシステム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 管理ステーション .
Dell Client System Management Pack のカスタマイズ . . . . . . . . . ユニットモニター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . オブジェクト検出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ルール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . OMCI . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 関連文書およびリソース . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Operations Manager 2007 SP1/R2 用のパフォーマンスと 拡張性に関する Microsoft ガイドライン . . . . . . . . 27 . . . . . . . 27 その他の必要マニュアル . . . . . . . . . .
概要 Dell Client Management Pack バージョン 4.1 と Microsoft System Center Operations Manager (SCOM) 2007 SP1/R2、および System Center Essentials (SCE) 2007 SP1/2010 環境によって、ユーザーは Dell クライアント システムの稼動状態の管理、監視および確認を行うことができます。 注意 : データ損失および破損を防ぐため、この文書の手順を実行する前に製品を使 用する知識と経験があることを確認してください。 メモ : 自己解凍実行 Dell_Client_Management_Pack_v4.1_A00.exe ファイル に含まれる readme ファイルには、ソフトウェアおよび管理ステーションの要件に 関する最新情報および既知の問題に関する情報が含まれています。readme ファイ ルは、support.dell.com/manuals に掲載されています。 Dell Client Management Pack バージョン 4.
Dell Client Management Pack の主な機能 表 1-1 Dell Client Management Pack バージョン 4.1 の主な機能と機能性を記 載します。 表 1-1. 機能と機能性 機能 機能性 検出 サポートされている Windows オペレーティング システムを実行する Dell Latitude、Precision、 Optiplex クライアントシステムのインバンド検出 に対応します。 Dell Vostro クライアントシステム、OMCI サービ スがないクライアントシステム、7.
表 1-2. 管理パックの機能性と依存性 管理パック / ユーティリティ 説明 Dell Windows Client Management Pack 4.1 依存関係 サポートされている Dell クラ Base Folder Utility 4.0 イアントシステムおよびそのコ ンポーネントの検出、監視およ びアラート管理のための管理 パックです。 Dell Management Pack によってモデル化されたコンポーネントの詳細 Dell Client Management Pack バージョン 4.1 には、Dell Windows Client Management Pack が含まれます。 表 1-3 に管理パックの詳細とモデル化されたコンポーネントを記載します。 表 1-3.
サポートされている Dell クライアントシステム Dell Client Management Pack バージョン 4.1 は以下の Dell クライアントシ ステムに対応しています。 • • • Dell OptiPlex Dell Precision Dell Latitude • サポートされているクライアント Windows オペレーティングシステムが 実行される Dell Vostro システム。 メモ : Dell Vostro システムは 非管理 グループに分類されます。 対応オペレーティングシステム 管理ステーション Dell Client Management Pack バージョン 4.
• • • • • • • • • Windows Server 2008 SP2、Standard x86 Edition Windows Server 2008 SP2、Standard x64 Edition Windows Server 2008 SP2、Enterprise x86 Edition Windows Server 2008 SP2、Enterprise x64 Edition Windows Server 2008 SP2、Datacenter x86 Edition Windows Server 2008 SP2、Datacenter x64 Edition Windows Server 2008 R2、Standard x64 Edition Windows Server 2008 R2、Enterprise x64 Edition Windows Server 2008 R2、Datacenter x64 Edition 管理下ノード Dell Client Management Pack バージョン 4.
概要
Dell Client Management Pack の 操作 概要 この章では、Dell Client Management Pack バージョン 4.1 を使用して Microsoft Systems Center Operations Manager(SCOM)または Systems Center Essentials(SCE)で実行できるさまざまな操作について説明します。 Client Management Pack を使用すると、以下の操作を実行して Dell クライア ントシステムを管理できます。 • サポートされているクライアント Windows オペレーティングシステムを 実行する Dell Latitude、Precision、Optiplex および Dell Vostro ビジネ スコンピュータの検出。 メモ:Dell Vostro システムは 非管理 グループ下に表示されます。 Dell OpenManage Client Instrumentation (OMCI) 7.8 サービス、 OMCI 8.0 および OMCI 8.0.
ウェブコンソール ウェブコンソールを使用すると、Operations Manager 2007 コンソールの 代わりに、ブラウザを使用して Dell Client Management Pack で Dell デバイ スの監視と管理ができます。操作コンソールをインストールせずに、ウェブコン ソールを使用できます。ウェブコンソールには次の使用制限があります。 • • • • すべての管理パックの 監視 機能しかない。 コンソール起動タスクを使用できない。 個人 ビューを使用できない。 警告 ビューに表示される警告は最初の 200 個のみ。 検出およびグループ化 Dell クライアントの検出 ネットワーク上の Dell クライアントシステムを検出するには、SCOM 操作コン ソール の 管理 セクションにある エージェント管理 ビューにデバイスが表示され ることを確認してください。オーバーライドを使用して、特定の Dell ハードウェ アの検出や監視の間隔を増減すると、実装のニーズを満たすことができます。 メモ : クライアント検出プロセスは、次の 3 つの条件のいずれかを満たすシステム を 非管理 として
5 Dell クライアントシステムを検出するには、Advanced discovery(詳 細検出)を選択します。 6 a Computer and Device Classes(コンピュータおよびデバイスク ラス) ドロップダウンリストで Clients Only(クライアントのみ)を 選択します。 b Next(次へ)をクリックします。 Discovery Method(検出方法)画面が表示されます。 Discovery Method(検出方法)画面で以下の 2 つのオプションの 1 つ を選択します。 a Scan Active Directory(アクティブディレクトリのスキャン):こ のオプションを使用すると、Active Directory から選択したオブジェ クトを指定できます。 i.Configure(設定) をクリックして、スキャンするオブジェクトを 見つけるためのクエリを作成します。 ii.
9 Discover (検出)をクリックします。Select Objects to Manage (管理対象の選択)ページに選択した Dell Client システムのリストが表示さ れます。 10 管理したい Dell Client システムを選択して Next(次へ)をクリックしま す。 11 概要 画面で、Agent Installation Directory(エージェントインストー ルディレクトリ)のパスを指定し、Agent Action Account(エージェ ントアクションアカウント)の資格情報を入力して、Finish(終了)をク リックします。 Dell ハードウェアの検出とグループ化 表 2-4 に、Dell Client Management Pack によるハードウェアの検出およびグ ループ化の詳細を表示します。 表 2-4.
表 2-5. Dell オブジェクトの検出 検出オブジェクト 説明 サービスの検出 Dell OpenManage Client Instrumentation Service を検出します。 Dell ハードウェアグループ群の検出 Dell ハードウェアグループおよび Dell クラ 非管理下クライアントグループ群の検出 Dell Instrumentation がない、または必要 な Instrumentation より古いバージョンの Instrumentation であるもの、あるいは OMCI サービスが無効化または停止してい るかにいずれかにより、Dell ビジネスクラ イアントが監視されていない、Dell 非管理 イアントグループを検出します。 下グループを検出します。 Dell クライアントグループ群の検出 管理下および非管理下クライアントグループ の Dell クライアントグループを検出します。 監視 Dell Client Management Pack v4.
表 2-6.
クライアントダイアグラム 図 2-1.
完全ダイアグラムビュー 図 2-2.
Dell Client Hardware Health ロールアップの表示 Dell Client Hardware Health を Windows Computer Health にロールアッ プして表示できます。Dell Client Hardware Health ロールアップを表示するに は、次の手順を実行します。 1 操作コンソールで、My Workspace をクリックします。 2 選択した Favorite Views(お気に入りビュー) で右クリックし、ポップ アップメニューから、New(新規)→ Diagram View(ダイアグラム ビュー)の順に選択します。 Create Diagram View(ダイアグラムビューを作成)ウィンドウが表示 されます。 3 Create Diagram View(ダイアグラムビューを作成)ウィンドウで、次 を実行します。 a b c Name(名前)テキストボックスで希望の名前を入力します Description(説明) テキストエリアに、望ましい説明を入力します Choose Target(ターゲットを選択)セクションで Browse
操作コンソールでは、監視しているすべての Dell クライアントシステムの 状態が右ペインに表示されます。 4 詳細ビュー ペインで詳細を表示する状態を選択します。 タスク タスクは、操作コンソールの 処置 / タスク ペインから実行できます。ダイアグラ ムビューまたは状態ビューでクライアントシステムを選択した場合、関連タスク は 処置 / タスク ペインに表示されます。 クライアントの再起動とシャットダウン クライアントを再起動またはシャットダウンするには、次の手順を実行します。 1 操作コンソール で、状態ビュー または ダイアグラムビュー に移動します。 2 検出された任意の Dell クライアントシステムを選択します。 3 Actions(処置)ペインで、クライアントの Reboot(再起動)または Client Shutdown(クライアントのシャットダウン)をクリックします。 Run Tasks(タスクの実行)ダイアログが開きます。Run(実行)をクリッ クします。 Dell クライアントシステム用リモートデスクトップの起動 クライアントシステムのリモートデスクトップを起動するこ
レポート Dell Client Management Pack バージョン 4.
Dell Client System Management Pack のカスタ マイズ Dell クライアント管理パックを使用すると、Dell クライアントシステムに対して 以下ができるようになります。 – – – – 検出のカスタマイズ モニタ イベント処理の管理 オーバーライドを使用しての、SCOM または SCE オペレータの特定の Dell ハードウェア管理ニーズに合わせた間隔の増減 Dell クライアント管理パックの以下のコンポーネントをカスタマイズできます。 • Monitors(監視):監視しているオブジェクトで発生するさまざまな状況 を評価します。この評価により、ターゲットの正常性と生成される警告が決 定されます。 • Object Discoveries(オブジェクトの検出):ネットワークで監視が必要 • Rules(ルール):管理下オブジェクトによって生成されるイベントなどの なオブジェクトを見つけます。 データを収集します。 ユニットモニター オーバライドを使用すると、Dell クライアント管理パックユニットモニターの以 下のパラメータをカスタマイズできます。
表 2-7 に、各種 Dell ユニットモニターおよびユーザーの Dell クライアントシス テムに対応するパラメータを表示します。 表 2-7.
オブジェクト検出 オーバーライドを使用すると、以下の Dell クライアント管理パックの検出パラ メータをカスタマイズできます。 • Enabled(有効):検出を有効または無効にできます。オーバライド設定を True(正)または False(誤)に設定できます。デフォルト設定は True (正)です。 • Interval in Seconds(秒数間隔): Dell 管理パックが Dell クライアント システムのコンポーネント インスタンスおよびその属性を検出する頻度 (秒数)。この属性のデフォルト値は、86400 秒(24 時間)です。 表 2-8.
ルール Dell システムイベント処理のルール Dell Client Management Pack は OMCI からのルールを処理します。ルール のオーバーライドパラメータを設定して、ルールをカスタマイズできます。 ルールをカスタマイズするには、次の手順を実行します。 1 操作コンソール で Authoring(オーサリング)タブをクリックします。 2 Authoring(オーサリング)ペインで 管理パック の Rules(ルール)を 選択します。 3 Rules(ルール)ペインで、Dell Client instance(Dell クライアント 4 ルールを右クリックし、Overrides(オーバーライド)オプションを選択 します。 5 Disable the Rule(ルールを無効にする)とサブオプションをどれか選択 インスタンス)を選択し、ルールを選択します。 して、ルールを無効にします。 6 Override the Rule(ルールのオーバーライド)とサブオプションを選択 し、使用するオーバーライドパラメーターを設定します。 ルールの 重大度 を変更することもできます
Dell Client Management Pack の操作
関連文書およびリソース この章では、Dell Client Management Pack バージョン 4.1 の操作に役立つ文 書および参考資料に関する詳細を説明します。 Operations Manager 2007 SP1/R2 用のパフォー マンスと拡張性に関する Microsoft ガイドラ イン 最適なパフォーマンスのため、異なる管理ステーションにはデバイス固有の Dell 管理パックを展開します。 拡張性に関する Microsoft の推奨については、Microsoft のウェブサイト support.microsoft.com/kb/975057 を参照してください。 メモ : パフォーマンス向上のため、Autogrow Option(オートグローオプショ ン)が Operations Manager Database で有効化されていることを確認してくだ さい。 その他の必要マニュアル この『ユーザーズガイド』以外にも、デルサポートサイト support.dell.
テクニカルサポートの利用法 本書に記載した手順に不明な点がある場合や、お使いの製品が予想どおりに動 作しない場合は、さまざまなヘルプを利用できます。詳細については、ご利用 システムの『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「困ったときは」を参照し てください。 また、Dell Enterprise Training and Certification もご利用いただけます。詳 細については、dell.
付録 問題とその解決 次の表では、既知の問題、解決法、および問題の対象となるアプリケーションを 一覧表示します。 表 A-1. 問題とその解決 問題 解決 該当アプリケーション Dell の警告が時刻順に この問題が発生している管理下システム SCOM 2007 SP1、 表示されない。 のレジストリを確認します。ソートフラ SCE 2007 SP1 グが「false」に設定されたままの ビュー定義が残っている可能性がありま す。ソートフラグに変更が加えられてい る管理パックをインポートすると、ソー トフラグがレジストリ内で更新されない 場合があります。ビューの設定をレジス トリから削除すると、同じビューに再び アクセスしたときに、新しい管理パック が再作成されます。レジストリでその ビューのソートフラグを編集することも 可能です。 レジストリの編集 HKEY_CURRENT_USER¥Software ¥Microsoft¥Microsoft Operations Manager¥3.0¥Console¥%GUID.
表 A-1. 問題とその解決 (続き) 問題 解決 該当アプリケーション 特定の状況下で、イベ ント ID が 623 でイベ ントソースが Health support.microsoft.com にある Microsoft KB975057 がこの問題を SCOM 2007 SP1、 SCE 2007 SP1 Service ESE Store 解決します。 のエラーメッセージが 管理サーバーの操作コ ンソールに表示される 場合がある。 System Center support.microsoft.
表 A-1. 問題とその解決 (続き) 問題 解決 該当アプリケーション 正常性サービスがク support.microsoft.
表 A-1.