Dell Command | Configure バージョン 4.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2009 - 2017 Dell Inc. or its subsidiaries.All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。 その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 12 Rev.
目次 1 はじめに............................................................................................................................ 5 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................. 5 その他の必要マニュアル.........................................................................................................................................................5 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス.........
Dell Command | Configure に関するフィードバック Dell Command | Configure .............................................................. 20 4 トラブルシューティング.......................................................................................................21 Dell Command | Configure を実行するとエラーメッセージが表示される...................................................................................21 32 ビットおよび 64 ビット Windows 対応システムでの Dell Command | Configure の実行.......................................................
はじめに 1 Dell Command | Configure は、ビジネスクライアントシステムの設定に使用するパッケージソフトウェアです。グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) またはコマンドラインインタフェース (CLI) を使用して、クライアントシステムを設定することができます。 CLI の詳細については、Dell.com/DellClientCommandSuiteManuals の『Dell Command | Configure Command Line Interface Reference Guide』(Dell Command | Configure コマンドラインインタフェースリファレンスガイド)を参照してください。Dell Command | Configure は、次の Windows および Linux オペレーティングシステムをサポートします:Windows 7、Windows 8、Windows 8.
さらに、『Release Notes』(リリースノート)ファイルを Dell Command | Configure ダウンロードの一部としてご利用いただけます。これには、 Dell Command | Configure のインストールと操作についての最新情報が記載されています。 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • Dell EMC Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals • Dell EMC OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals • Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals • iDRAC および Dell EMC Lifecycle Controller マニュアル — Dell.
2 Windows SMM Security Mitigations Table(WSMT) 準拠 Windows(SMM)Security Mitigations Table には、Windows オペレーティングシステム用に作成された ACPI テーブルについての情報が記載 されています。ACPI テーブルは、Windows 仮想化ベースセキュリティ(VBS)機能をサポートします。Dell Command | Configure は WSMT に 対応しています。Dell Command | Configure は、WSMT 対応 BIOS を通じてデルクライアントシステムのプラットフォーム機能を設定する場合に 使用します。 WSMT 準拠により変更になった動作は、次のとおりです。 • WMI/ACPI をサポートする互換性のあるバージョンの BIOS を搭載したデルクライアントプラットフォームで、設定機能を使用できます。プラット フォームの一覧については、対応プラットフォームの一覧を参照してください。 • システムが互換性のない BIOS を搭載している場合、使用できる機能は以下に限定されます。
3 Dell Command | Configure グラフィカルユーザーインタ フェース Dell Command | Configure グラフィカルユーザーインタフェース(Dell Command | Configure GUI)には、Dell Command | Configure がサポー トする BIOS 設定がすべて表示されます。Dell Command | Configure GUI で実行できる操作は次のとおりです。 • クライアントシステムの BIOS 設定を作成できます。詳細については、「GUI を使用した BIOS パッケージの作成」を参照してください。 • ホストシステムの BIOS 設定との比較で、BIOS 設定を検証できます。詳細については、「BIOS オプション検証」を参照してください。 • カスタマイズされた BIOS 設定を、設定ファイル(INI または CCTK)、自己完結型の実行可能ファイル(SCE)、シェルスクリプト、またはレポ ートとしてエクスポートできます。詳細については、「BIOS 設定のエクスポート」を参照してください。 メモ: Dell Com
ファイル / フォルダ 説明 Dell Command | Configure WINPE ブータブルイメージ作成のために、Windows PE スクリプトにアクセスする場合に使用します。詳細につ いては、dell.com/dellclientcommandsuitemanuals の『Dell Command | Configure Installation Guide』(Dell Command Configurre インストールガイド)を参照してください。 オンラインのユーザーズガイド dell.
• 起動順序の設定 • プライマリバッテリ充電の設定 • 高度なバッテリ充電の設定 • ピークシフトバッテリ充電の設定 • キーボードバックライトカラーオプションの設定 設定オプション 次の表で説明されている使用可能な設定オプションを使用して、BIOS 設定のカスタマイズと設定パッケージの作成を行うことができます。 表 2.
オプション 説明 メモ: このオプションを表示できるのは 詳細ビュー のみです。 ロードされた設定のオプションのステータスを表示します。 ステータス メモ: ステータス 列が表示されるのは、検証時のみです。 セットアップ、システム、およびハードディスクドライブパスワードの設定 BIOS パスワードとしても知られるセットアップパスワード(setuppwd)、システムパスワード(syspwd)、およびハードディスクドライブパスワード (hddpwd)は、設定または変更することができます。 セットアップ、システム、またはハードディスクドライブパスワードを編集するには、次の手順を実行します。 1.
autoon オプションの設定 電源およびパフォーマンス管理 カテゴリから autoon オプションを使用して、自動でシステムをオンにする日を設定することができます。 日を設定するには、次の手順を実行します。 1. 必要なオプションをクリックします。 • マルチプラットフォームパッケージの作成 • ローカルシステムパッケージの作成 • 保存されたパッケージを開く メモ: 保存したパッケージを開くには、保存されたパッケージを開く をクリックし、ファイルの場所を参照して 開く をクリックします。 2. 3. 編集 をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 autoon オプション行で、設定する値 列の 表示 / 変更 をクリックします。 autoon 画面が表示されます。 4.
• 起動順序への新しいデバイスの追加 • 起動順序タイプ 起動順序画面 次の表には、Dell Command | Configure - 起動順序 画面で使用できるオプションが記載されています。 表 3. 起動順序画面上のオプション オプション 説明 Device Type(デバイ デバイスのタイプが表示されます。 スタイプ) デバイスインスタンス システム上のデバイスを識別するための一意の番号が表示されます。 省略名 デバイス名の省略名が表示されます。システムに同じデバイスタイプのデバイスが多数ある場合、デバイスの省略名は .< 番号> 表記と共に表示されます。たとえば、システムに内蔵 HDD、eSATA HDD、eSATA ドック HDD がある場合、省 略名はそれぞれ hdd.1、hdd.2、hdd.
プライマリバッテリ充電オプションを設定するには、次の手順を実行します。 1. 必要なオプションをクリックします。 • マルチプラットフォームパッケージの作成 • ローカルシステムパッケージの作成 • 保存されたパッケージを開く メモ: 保存されたパッケージを開くには、保存されたパッケージを開く をクリックし、ファイルの場所を参照してから 開く をクリックし ます。 2. 編集 をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 3. primarybatterycfg オプション行で、設定する値 列の 表示 / 変更 をクリックします。 プライマリバッテリ 画面が表示されます。 4.
9. 変更を適用するには、.ini または .exe フォーマットで設定をエクスポートします。 「BIOS 設定のエクスポート」を参照してください。 peakshiftcfg オプションの設定 ピークシフトバッテリ充電モードは、電源およびパフォーマンス管理 カテゴリから peakshiftcfg オプションを使用して設定することができます。ピー クシフト設定を使用すると、1 日のピーク電力使用時間帯に AC 電源の消費を最小限に抑えることができます。ピークシフト時間帯には開始時 刻および終了時刻を設定することができます。この時間帯では、バッテリの充電残量が設定されたバッテリしきい値を上回る場合、システムがバッ テリで稼動します。ピークシフト時間帯の後はバッテリの充電は行わず、システムは AC 電源で実行されます。システムは AC 電源を使用し、指 定された充電開始時刻にバッテリを再充電して、通常どおりに機能します。 ピークシフトバッテリ充電オプションを設定するには、次の手順を実行します。 1.
メモ: 保存されたパッケージを開くには、保存されたパッケージを開く をクリックし、ファイルの場所を参照してから 開く をクリックし ます。 2. 編集 をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 3. keyboardbacklightcolor オプション行で、設定する値 列の 表示 / 変更 をクリックします。 4. 有効化 リストからキーボードバックライト用に有効化する色を選択します。 キーボードバックライトカラー 画面が表示されます。 メモ: 5. • 一度に複数の色を選択して有効にすることができます。 • なし を選択した場合、どの色も有効になりません。オプション なし を選択すると、他の色は選択できません。 アクティブ リストからキーボードバックライトのアクティブカラーとして設定する色を選択します。 メモ: キーボードバックライトのアクティブカラー用に選択できる色は、一度に 1 色のみです。 6.
4. 新しいプローブに非重要しきい値を設定するには、プローブの 追加 をクリックし、必要なフィールドに値を入力します。 5. リストされたプローブに非重要しきい値を設定するには、それぞれの列に値を入力します。 6. プローブを削除するには、X マークをクリックします。 7. OK をクリックします。 8. 変更を適用するには、.ini または .
• シェルスクリプト — シェルスクリプトは SCE ファイルがエクスポートされた場所に生成され、SCE ファイルと同じ設定が含まれています。シ ェルスクリプトは、Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムを設定するために使用されます。 SCE(.EXE)ファイルのエクスポート BIOS 設定をエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. EXPORT.EXE オプションをクリックして、BIOS 設定を .exe ファイルとしてエクスポートします。 2. セットアップ、システムまたはハードディスクドライブパスワード 画面が表示され、パスワードを入力するよう求められます。 3. ターゲットシステムに設定されたパスワードのタイプに応じて、以下の表を参考にして入力するパスワードを決定します。 図 1. パスワード参照表 たとえば、次のとおりです。 • • • • 4.
関連リンク: • INI または CCTK ファイルの適用 • Linux システムへのシェルスクリプトの適用 • SCE ファイルの適用 INI または CCTK ファイルの適用 INI ファイルまたは CCTK ファイルの適用に対する前提条件は次のとおりです。 • システム管理者権限 • Dell Command | Configure がクライアントシステムにインストールされていること INI ファイルまたは CCTK ファイルを適用するには、cctk -i . を実行します。 メモ: Ubuntu Core オペレーティングシステムを実行するシステムでは、var/snap/dcc/current にあるファイルをコピーして dcc.cctk i /var/snap/dcc/current/.ini を実行します。 Linux へのシェルスクリプトの適用 1. Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムにスクリプトをコピーします。 2. システムで dos2unix を実行します。 3. sh
メモ: セットアップパスワードの提供例: C:\Windows\Command Configure\SCE>"" --valsetuppwd= メモ: システムパスワードの提供例: C:\Windows\Command Configure\SCE>"" --valsyspwd= 関連リンク: • BIOS 設定のエクスポート • 値設定なしでの設定のエクスポート パッケージ履歴内のログ詳細 BIOS 設定のエクスポートの詳細は、パッケージ履歴 画面で表示することができます。パッケージの履歴 には、時間、日付、エクスポートのタイ プ、およびファイルのエクスポート先の場所などの詳細が表示されます。 関連リンク: • ログファイルの表示 • ログ詳細の削除 ログファイルの表示 Dell Command | Configure ページで パッケージ履歴 をクリックします。 ログ詳細の削除 パッケージ履歴 ページで、ログのクリア をクリックします。 Dell Command | Confi
トラブルシューティング 4 Dell Command | Configure を実行するとエラーメッセージが表示される エラーメッセージ Required BIOS interface not found or HAPI load error.が表示された場合は、Hardware Application Programming Interface (HAPI) をアンインストールおよび再インストールします。 32 ビットおよび 64 ビット Windows 対応システムでの Dell Command | Configure の実行 システムのアーキテクチャに基づいた cctk.exe が実行されていることを確認します。32 ビット対応システムで Dell Command | Configure を実行 する場合は、インストールディレクトリの x86 ディレクトリを参照して、Dell Command | Configure コマンドを実行します。64 ビット対応システムで cctk.
2. 有効でない場合は、 TPM を有効にします。次のコマンドを入力します。 cctk --tpm=on 3. システムを再起動します。 4. TPM をアクティブにするには、次のコマンドを入力します。 cctk --tpmactivation=activate --valsetuppwd= 5. オペレーティングシステムがロードされるまで、システムを中断せずに再起動します。 6. TPM のステータスをチェックするには、次のように入力します。 cctk --tpmactivation ステータスが アクティブ化 として表示されます。 Windows Preinstallation Environment(Windows PE)での SCE の実行 が失敗する GUI のエクスポートオプションを使用して生成された SCE は、Windows PE では実行できません。SCE を使用して BIOS を設定するには、 Windows PE オペレーティングシステムを実行しているターゲットシステムで: 1.