Dell Command | Configure バージョン 4.5 ユーザーズ ガイド 2021 年 5 月 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: Dell Command | Configure 4.5 の概要........................................................................................ 5 本リリースの新機能............................................................................................................................................................5 その他の必要マニュアル................................................................................................................................................... 5 Dell EMC サポートサイトからの文書へのアクセス..........................
ログ詳細の削除............................................................................................................................................................ 24 のフィードバックの提供 Dell Command | Configure ............................................................................................24 章 4: Dell Command | Configure 4.5 のトラブルシューティング事例....................................................25 Dell へのお問い合わせ.................................................................................................
1 Dell Command | Configure 4.5 の概要 Dell Command | Configure は、Dell クライアント システム向けの BIOS 設定機能を提供するソフトウェア パッケージです。IT 管理者 は、このツールを使用して、Dell Command | Configure ユーザー インターフェイス(UI)またはコマンド ライン インターフェイス (CLI)から BIOS 設定を行い、BIOS パッケージを作成することができます。 Dell Command | Configure 次の Windows および Linux オペレーティング システムに対応しています。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● Windows 7 Windows 8 Windows 8.1 Windows 10 Windows Preinstallation Environment(Windows PE) Red Hat Enterprise Linux 7 Red Hat Enterprise Linux 8 Ubuntu Desktop 16.
リリース ノートは、Dell Command | Configure のダウンロードの一部として[dell.com/support]から入手できます。リリース ノー トには、Dell Command | Configure のインストールと操作に関する最新情報が記載されています。 Dell EMC サポートサイトからの文書へのアクセス 製品を選択して、必要なマニュアルにアクセスできます。 1. www.dell.com/manuals にアクセスします。 2. [すべての製品を参照]をクリックし、[ソフトウェア]をクリックして、クライアント システム管理をクリックします。 3. マニュアルを表示するには、必要な製品名とバージョンをクリックします。 6 Dell Command | Configure 4.
2 Dell Command | Configure 4.
3 Dell Command | Configure 4.
のファイルとフォルダ Dell Command | Configure 次の表は、Windows オペレーティング システムを実行しているシステムでの Dell Command | Configure のファイルとフォルダーを 示しています。 表 1. のファイルとフォルダ Dell Command | Configure ファイル / フォルダ 説明 Dell Command | Configure コマンド Dell Command | Configure コマンド プロンプトにアクセスできます。 プロンプト Dell Command | Configure ウィザー Dell Command | Configure GUI にアクセスできます。 ド Dell Command | Configure WINPE オンラインのユーザーズガイド ブータブルイメージ作成のために、Windows PE スクリプトにアクセスする場合に使用しま す。詳細については、 [dell.
メモ: 保存したパッケージを開くには、 [保存されたパッケージを開く] をクリックし、ファイルの場所を参照して [開 く] をクリックします。 2. 必要なオプションをクリックします。 設定に使用できる全オプションが表示されます。詳細については、「設定オプション」を参照してください。 3. [編集] をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 4. [設定する値] ドロップダウンリストから必要なオプションの値を選択します。 選択すると、編集されたオプションの[設定を適用する]チェックボックスが表示されます。 5.
c. Optionames_.xml ファイルを Dell Command | Configure で使用可能なファイルに置き換えます。イン ストール パスは、C:\Program Files (x86)\Dell\Command Configure\Localization.です。 設定オプション 次の表で説明されている設定オプションを使用すると、BIOS 設定をカスタマイズして設定パッケージを作成することができます。 表 2.
セットアップ、システム、およびハードディスクドライブパスワードの設 定 BIOS パスワードとしても知られるセットアップパスワード(setuppwd)、システムパスワード(syspwd)、およびハードディスク ドライブパスワード(hddpwd)は、設定または変更することができます。 セットアップ、システム、またはハードディスクドライブパスワードを編集するには、次の手順を実行します。 1. [編集] モードで必要なオプションの [設定する値] テキストボックスをクリックします。 対応するパスワード画面が表示されます。 メモ: パスワードをクリア テキストとして表示するには、[パスワードを表示する]を選択します。[パスワードを表示す る]を選択した場合、 [パスワードの確認]テキスト ボックスは表示されません。 [パスワード]テキスト ボックスにパス ワードを入力します。 メモ: セットアップパスワード、およびシステムパスワードには少なくとも 4 文字が含まれている必要があります。 2.
● ● ● ● [マルチプラットフォームパッケージの作成] [ローカルシステムパッケージの作成] [Dell 推奨パッケージを開く] [ 保存されたパッケージを開く] メモ: 保存したパッケージを開くには、 [保存されたパッケージを開く] をクリックし、ファイルの場所を参照して [開 く] をクリックします。 2. [編集] をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 3. [autoon] オプション行で、[設定する値] 列の [表示 / 変更] をクリックします。 autoon 画面が表示されます。 4. [autoon] 画面から、次のいずれかのオプションを選択します。 ● ● ● ● 無効 - 機能をオフにします。 平日 - 平日のみ自動でターゲットシステムをオンにします。 毎日 - 毎日自動でターゲットシステムをオンにします。 選択した曜日 — 自動でターゲットシステムをオンにする曜日を選択します。 5. [OK] をクリックします。 6. 変更を適用するには、設定を ini または.
された値は、エクスポートされた.xml ファイルで[非表示]に設定されます。データ フィールドをプレーン テキストで保 存するには、[続行]を選択します。 次の表は、Dell Command | Configure を使用して[Biosconnect プロファイル]を設定するために提供される、使用可能なデータ フィールドを示しています。 表 3.
表 3.
bootorder オプションの設定 [起動管理]カテゴリーの[bootorder]オプションでクライアント システムの起動順序を設定できます。レガシーおよび UEFI (Unified Extensible Firmware Interface)の起動項目の起動順序の追加、削除、有効化、無効化、変更を行うことができます。 起動順序を設定するには、次の手順を実行します。 1. 必要なオプションをクリックします。 ● ● ● ● [マルチプラットフォームパッケージの作成] [ローカルシステムパッケージの作成] [Dell 推奨パッケージを開く] [保存されたパッケージを開く] メモ: 保存したパッケージを開くには、 [保存されたパッケージを開く] をクリックし、ファイルの場所を参照して [開 く] をクリックします。 2. [編集] をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 3.
起動順序への新しいデバイスの追加 起動順序に新しいデバイスを追加するには、次の手順を実行します。 1. [起動順序] 画面で [デバイスの追加] をクリックします。 2. [デバイスタイプ] ドロップダウンリストからデバイスを選択します。 [省略名] 、[説明]、 [ステータス]の各フィールドには自動的に値が入力されます。デフォルトでは、デバイスの[ステータ ス]は[オン]になっています。 3. [デバイスインスタンス] ドロップダウンリストからデバイスのインスタンスを選択します。 4.
6. 変更を適用するには、.ini または .exe フォーマットで設定をエクスポートします。 「BIOS 設定のエクスポート」を参照してくだ さい。 advbatterychargecfg オプションの設定 高度なバッテリー充電モードは、 [電源およびパフォーマンス管理]カテゴリーから[advbatterychargecfg]オプションを使用して 設定することができます。高度なバッテリー充電モードは、標準充電アルゴリズムと他のメソッドを使用して、非作業時間にバッ テリーの性能を最大限に高めます。作業時間中は、ExpressCharge を使用して、バッテリーをより早く充電します。バッテリーを 充電する必要がある曜日と作業時間を設定することができます。高度なバッテリー充電モードを有効にするには、充電する日、開 始時刻、および充電時間(最適な使用期間)を指定します。 高度なバッテリ充電オプションを設定するには、次の手順を実行します。 1.
[ピークシフト] 画面が表示されます。 4. ピークシフト設定オプションを有効にします。 5. 曜日を選択します。 メモ: すべての日に同じ設定を適用するには、[他の日にこれらの設定を適用する] オプションを選択します。 6. [バッテリのみで稼動] ドロップダウンリストから、システムをバッテリのみで稼動させる開始時刻を選択します。 7. [AC 電源のみで稼動] ドロップダウンリストから、システムを AC 電源のみで稼動させる開始時刻を選択します。 8. [通常の電源 / 充電の再開] ドロップダウンリストから、システムが AC 電源の使用とバッテリの再充電を開始する必要がある 時刻を選択します。 メモ: システムは次の条件を満たすためにドロップダウンリストの値を調整します。 ● [バッテリのみで駆動] 時間は、[AC 上のみで駆動] に指定された時間以下にする必要があります。 ● [バッテリのみで駆動] 時間と [AC 電源のみで駆動] 時間は、[通常の電源 / 充電の再開] 時間未満、またはそれよ り長くする必要があります。 9.
● [ローカルシステムパッケージの作成] ● [Dell 推奨パッケージを開く] ● [ 保存されたパッケージを開く] メモ: 保存されたパッケージを開くには、[保存されたパッケージを開く] をクリックし、ファイルの場所を参照してから [開く] をクリックします。 2. [編集] をクリック、またはオプションをダブルクリックします。 3. [keyboardbacklightcolor ]オプション行で、[設定する値] 列の [表示 / 変更] をクリックします。 [キーボードバックライトカラー] 画面が表示されます。 4. [有効化] リストからキーボードバックライト用に有効化する色を選択します。 メモ: ● 一度に複数の色を選択して有効にすることができます。 ● [なし]を選択した場合、色は有効化されません。[なし]を選択した場合は、他の色を選択することはできません。 5. [アクティブ] リストからキーボードバックライトのアクティブカラーとして設定する色を選択します。 メモ: キーボードバックライトのアクティブカラー用に選択できる色は、一度に 1 色のみです。 6.
● [マルチプラットフォームシステムパッケージの作成] の非重要しきい値を設定する場合、 [タイプ]、 [インデックス]、 [非重要上限しきい値]、[削除] 列が表示されます。システムにはプローブの値は表示されません。選択した各プロー ブの [インデックス] フィールドと [非重要上限しきい値] フィールドに、値を設定する必要があります。[インデ ックス] の値は、システム上で実行されているプローブのインスタンスの数に応じて設定します。[非重要上限しきい 値] は、重要上限しきい値の範囲内である必要があります。 4. 新しいプローブに非重要しきい値を設定するには、[プローブの 追加] をクリックし、必要なフィールドに値を入力します。 5. リストされたプローブに非重要しきい値を設定するには、それぞれの列に値を入力します。 6. プローブを削除するには、[X] マークをクリックします。 7. [OK] をクリックします。 8. 変更を適用するには、.ini または .
メモ: ユーザー インターフェイスでオプションを表示して設定するには、CCTK ファイルをダブルクリックします。 ● シェル スクリプト - シェル スクリプトは、SCE ファイルがエクスポートされた場所に生成され、SCE ファイルと同じ設定が含 まれます。シェル スクリプトは、Linux オペレーティング システムを実行しているシステムを設定するために使用されます。 SCE(.EXE)ファイルのエクスポート BIOS 設定をエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. [EXPORT.EXE] オプションをクリックして、BIOS 設定を .exe ファイルとしてエクスポートします。 2. [セットアップ、システムまたはハードディスクドライブパスワード] 画面が表示され、パスワードを入力するよう求められま す。 3. ターゲットシステムに設定されたパスワードのタイプに応じて、以下の表を参考にして入力するパスワードを決定します。 図 1.
ターゲットシステム設定 ターゲットクライアントシステムを設定するために、エクスポートされた INI、CCTK、SCE、およびシェルスクリプトファイルを 適用することができます。 関連リンク: ● INI または CCTK ファイルの適用 ● Linux システムへのシェルスクリプトの適用 ● SCE ファイルの適用 INI または CCTK ファイルの適用 INI ファイルまたは CCTK ファイルの適用に対する前提条件は次のとおりです。 ● システム管理者権限 ● Dell Command | Configure クライアントシステムにインストールされた INI ファイルまたは CCTK ファイルを適用するには、cctk -i .を実行します。 メモ: Ubuntu Core オペレーティング システムを実行しているシステムでは、var/snap/dcc/current にあるファイルをコ ピーして、dcc.cctk -i /var/snap/dcc/current/<ファイル名>.ini を実行します。 Linux へのシェルスクリプトの適用 1.
● ターゲット システムにセットアップまたはシステム パスワードを設定しており、SCE のエクスポート中に[セットアップ、シ ステム、またはハード ディスク ドライブ パスワード]画面で同じパスワードを入力しなかった場合、SCE をダブルクリックし てターゲット システムに適用することはできません。ただし、SCE をコマンドプロンプトから適用する際は、ターゲットシス テムのセットアップまたはシステムパスワードを提供できます。 メモ: セットアップ パスワードの指定例:C:\Windows\Command Configure\SCE>"" --valsetuppwd= メモ: システム パスワードの指定例:C:\Windows\Command Configure\SCE>"" --valsyspwd= 関連リンク: ● BIOS 設定のエクスポート ● 値設定なしでの設定のエクスポート パッケージ履歴内のログ詳細 [パッケージ履歴]画面では、BIOS 設定のエクスポートの詳細を表示することができます
4 Dell Command | Configure 4.5 のトラブルシュ ーティング事例 Dell Command | Configure を実行するとエラー メッセージ が表示される エラー メッセージ「 Required BIOS interface not found or HAPI load error.」が表示される場合は、Hardware Application Programming Interface(HAPI)をアンインストールして再インストールします。 32 ビットおよび 64 ビット Windows 対応システムでの Dell Command | Configure の実行 システムのアーキテクチャに基づいて cctk.exe が実行されていることを確認します。32 ビット対応システムで Dell Command | Configure を実行している場合は、インストール ディレクトリーの x86 ディレクトリーを参照して、Dell Command | Configure コマ ンドを実行します。64 ビット対応システムで cctk.
TPM のアクティブ化 Trusted Platform Module(TPM)は、認証、インテグリティメトリクスおよびレポート、さらにセキュアキー階層を提供する業界 標準の暗号化モジュールです。クライアントシステムは、TPM を使用してシステムの状態が 2 回の起動サイクルで変更されたかど うかを確認します。 TPM をアクティブにする、および TPM のアクティブ化をチェックするには、次の手順を実行します。 1. BIOS パスワードが設定されていない場合は、それをシステムに設定します。次のように入力します。 cctk --setuppwd= 2. 有効でない場合は、 TPM を有効にします。次のコマンドを入力します。 cctk --tpm=on 3. システムを再起動します。 4. TPM をアクティブにするには、次のコマンドを入力します。 cctk --tpmactivation=activate --valsetuppwd= 5. オペレーティングシステムがロードされるまで、システムを中断せずに再起動します。 6.
Dell へのお問い合わせ メモ: インターネットにアクセスできない場合には、注文書、配送伝票、請求書、または Dell 製品カタログにある、お問い合 わせ情報をご利用ください。 Dell では、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは国およ び製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。Dell のセールス、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. [Dell.com/support] にアクセスしてください。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの下部にある [国 / 地域の選択] ドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確認します。 4. 目的のサービスまたはサポートを選択します。 Dell Command | Configure 4.