Dell Command | Intel vPro Out of Band バージョン 3.0 ユーザーズガイド December 2017 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2017 - 2019 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 5 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................5 対応オペレーティング システム.......................................................................................................................................5 対応クライアント オペレーティング システム.....................
レポートのスケジュール............................................................................................................................................. 24 レポートの取得.............................................................................................................................................................25 タスク キュー......................................................................................................................................................................
1 概要 Microsoft Windows Server 2011/2012/2012 R2/2016/2019 Essentials 用の Dell Command | Intel vPro Out of Band は、使いやすいア ウトオブバンド管理ソリューションのアプリケーションです。このアプリケーションは、システムの電源状態に関係なくクライアン トシステムをリモートで管理することができます。 Dell Command | Intel vPro Out of Band を使用すると、次のタスクを実行できます。 ● USB プロビジョニング:Intel AMT 対応クライアント システムをプロビジョニングしてセットアップします ● クライアントの選択:新たにプロビジョニングしたクライアント システムを検出および追加します ● インジケーション:Distributed Management Task Force(DMTF)フィルターを使用してクライアントをリモートから監視、診 断、管理します ● クライアントの設定:クライアント システムの次の設定を指定します ○ 電源プロファイル:優先する電源ポリシーを
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● Windows 8.1 64 ビット Windows 8.1 32 ビット Professional Windows 8.1 64 ビット Professional Windows 8.1 32 ビット Enterprise Windows 8.1 64 ビット Enterprise Windows 8 32 ビット Windows 8 64 ビット Windows 8 32 ビット Professional Windows 8 64 ビット Professional Windows 7 32 ビット Professional Windows 7 64 ビット Professional Windows 7 32 ビット Ultimate Windows 7 64 ビット Ultimate AMT で管理されたクライアント システムの対応オペレー ティング システム ● Windows 10 ● Windows 8.
2 Dell Command | Intel vPro Out of Band のイン ストール この章では、Windows Server 2011/2012/2012 R2/2016/2019 Essentials 用の Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール、 アンインストール、アップグレードを行う手順について説明します。 トピック: • • • • • Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストールの前提条件 Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール インストーラーの修復オプションの使用方法 Dell Command | Intel vPro Out of Band のアップグレード Dell Command | Intel vPro Out of Band のアンインストール Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール の前提条件 このセクションでは、Dell Command | Intel vPro O
メモ: [Windows インストーラーのログを表示する]オプションを選択して、インストールのログを確認します。 インストーラーの修復オプションの使用方法 Dell Command | Intel vPro Out of Band をインストールするときに発生する可能性のあるインストールの問題を修復します。 1. [コントロール パネル] > [プログラムと機能]の順に開きます。 2. Dell Command | Intel vPro Out of Band を右クリックして、修復 をクリックします。 3. DCIV_Setup_3_3_0.exe パッケージをダウンロードしたフォルダーで、パッケージを実行します。 Dell Command | Intel vPro Out of Band の ようこそ 画面が表示されます。 4. 次へ をクリックします。 5. 次のウィンドウで 修復 を選択して、次へ をクリックします。 プログラム変更の準備完了 画面が表示されます。 6. インストール をクリックします。 インストールプロセスが完了すると、インストールは正常に完了しました 画面が表示されます。 7.
3 Dell Command | Intel vPro Out of Band の使用 この章では、Microsoft Windows Small Business Server(SBS)2011/2012/2012 R2/2016 Essentials 用の Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール後に実行できるさまざまな操作について説明します。 トピック: • • • • • • • • • • Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動 Dell Command | Intel vPro Out of Band を使用する前に 設定 USB プロビジョニング クライアントの選択 インジケーション クライアントの設定 操作 レポートの生成 タスク キュー Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動 Windows Server 2011 Essentials を実行しているシステムの場合、次の手順に従います。 スタート > すべてのプログラム > Dell > Dell
クライアントシステムで、WinRm が設定されていない場合は、管理者のコマンドプロンプトに次のコマンドを入力します。 1. 「winrm quickconfig」と入力します。 2. 「Do you want to configure winrm?」というプロンプトが表示されたら、y を押します。 3. winrm set winrm/config/client @{AllowUnencrypted="false"} 4. winrm set winrm/config/client/auth @{Digest="true"} 5.
インジケーション 保持日数およびリスナー IP アドレスなどのインジケーション設定を設定します。 1. Dell Command | Intel vPro Out of Band アプリケーションを起動します。 2. 設定アイコンをクリックします。 設定 画面に、インジケーション タブが表示されます。 3.
2. ホーム 画面で、設定アイコンをクリックします。 3. 設定 画面で、タスクキュー をクリックします。 タスクキュー タブが表示されます。 4. 次を設定します。 ● タスク キュー:タスク キューを自動的に更新するには、スイッチを[オン]の位置にします。 ● 更新頻度:タスク キューの更新頻度を 15~900 秒の範囲で設定します。 ● 履歴制限:タスク キュー データベースに保存するタスクの数を 7~1095 の範囲で設定します。 メモ: 新規タスクが作成されるとき、完了済み、キャンセル済みまたは中止されたタスクだけが削除されます。 5. OK をクリックします。 ログ Dell Command | Intel vPro Out of Band によって取得するログ レベル、およびログの場所を設定します。 1. Dell Command | Intel vPro Out of Band を起動します。 詳細については、「Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動」を参照してください。 2. ホーム 画面で、設定アイコンをクリックします。 3.
6. Hello パケットを直ちに送信する場合は、OOB のプロビジョニング(有効化すると hello パケットが直ちに起動します) オプシ ョンを選択します。 7. プロビジョニングされるシステムを記録するため、消耗品レコード オプションを選択します。 8. 証明書ファイルを作成するために使用した ハッシュアルゴリズム の種類を選択します。 9. AMT プロビジョニング用にクライアントシステムに適用する 証明書ファイル を参照して選択します。 10. 証明書ファイルの名前を入力します。 11.
● サブスクリプションのステータス:サブスクリプションを表示して管理します ● イベント:イベントを表示、管理、エクスポートします 推奨フィルターとオプション フィルター 一部のインジケーションは、メッセージ多用向けです。クライアントに適用される場合は、これらのフィルタで、大量のメッセージ が生成される可能性があるため、十分注意して使用する必要があります。ネットワークの輻輳を避けるために、一度にネットワー ク上の単一クライアントに 1 つのオプションのフィルタのみを適用することができます。サポートされているフィルタ: 推奨フィルタ ● Intel® AMT:CorePlatform オプションフィルタ 注意: 以下のオプションフィルタは、ネットワークパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるため、十分に注意して使用して ください。これらのフィルターの最適な使用方法として、単一のオプション フィルターを短期間、特定のクライアントに適用 することで問題の診断を行う、などがあります。 ● ● ● ● ● ● ● なし:デフォルト Intel® AMT:Platform Intel® AMT:ME Presence
メモ: 非アクティブのポリシーだけを編集できます。 編集ボタンがアクティブになります。 3. 編集 ボタンをクリックします。 ポリシーの編集画面が開きます。 4. ポリシーに必要な変更を加えます。 メモ: ポリシーを保存する前に、フィルタを少なくとも 1 つ選択する必要があります。 注意: オプションフィルタは、ネットワークのパフォーマンスに影響を与える可能性があるために、十分に注意して使用し てください。これらのフィルターの最適な使用方法として、単一のオプション フィルターを短期間、特定のクライアント に適用することで問題の診断を行う、などがあります。 5. OK をクリックします。 メモ: サブスクリプションに含まれるまで、ポリシーはアクティブではありません。 ポリシーの削除 1. 左側のペインで、インジケーション > ポリシー をクリックします。 2. 削除するポリシーを選択します。 メモ: 非アクティブのポリシーのみを削除することができます。 削除 ボタンがアクティブになります。 3.
サブスクリプションテーブルを更新するには、更新 ボタンをクリックします。 サブスクリプションの作成 メモ: サブスクリプションを作成する前に、少なくとも 1 つのポリシーを作成し、クライアントを利用可能にする必要がありま す。 1. インジケーション > サブスクリプションの設定 をクリックしてから、新規 ボタンをクリックします。 サブスクリプションの作成画面が表示されます。 2. サブスクリプションの名前を入力します。この名前は一意で、英数文字とスペースのみを含み、最大 64 文字とする必要があり ます。 3. サブスクリプションに含めるポリシーを選択します。 4. [次へ]をクリックします。 クライアントの選択 画面が表示されます。 5.
メモ: すべてのタスクのサブスクリプションを解除タスクが進行中の場合、サブスクリプションの実行、サブスクリプション の解除、またはサブスクリプションの停止を行うことはできません。 メモ: インジケーション サービス(DellAweSvc)が実行中でない場合、サブスクリプションの実行、サブスクリプションの解 除、またはサブスクリプションの停止を行うことはできません。サービスコンソールでサービスのステータスを確認します。 1. インジケーション > サブスクリプションの設定 をクリックします。 2. 適用するサブスクリプションを選択します。 3.
3. サブスクリプションの停止 をクリックします。 イベント イベント画面には、サブスクリプションの適用後に返されるインジケーションのリストが表示されます。この画面では、イベント のリストの表示のみが可能ですが、リストを*.
イベントのブラックリスト画面が表示されます。ブラックリストに登録されたイベントは、メッセージ ID または説明フィール ドによりソートできます。 3. メッセージ ID を選択して、適切なボックスにチェックマークを付けて、ブラックリストから削除します。 4. ブラックリストから削除 をクリックしてから 閉じる をクリックします。 削除されたメッセージ ID を含む新しいイベントが破棄されなくなり、イベントリストに表示されます イベントのエクスポート イベントのリストを *.cvs ファイルにエクスポートするには 1. 左側のペインで、インジケーション > イベント をクリックします。 2. 適切なボックスにチェックマークを付けて、エクスポートするイベントを選択します。 3. [エクスポート...]をクリックします。 4. イベント リスト ファイルを保存する場所に移動して、[保存]をクリックします。 選択したイベントが *.
1. Dell Command | Intel vPro Out of Band を起動します。 詳細については、「Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動」を参照してください。 2. クライアントの設定 > 起動順序 をクリックします。 3. テーブルに可能なすべての起動デバイスがリストされます。起動順序を以下により変更します。 ● テーブルの下部にある上向きまたは下向きの矢印をクリックして、起動デバイスの順序を上または下に移動します。 ● 起動デバイスの横にあるチェック ボックスをオンまたはオフにして起動デバイスを無効にします。 4.
7. [使用可能なクライアント]リストから管理するクライアント システムを選択し、 ボタンをクリックすると、選択したシステ ムが[選択済みクライアント]リストに移動します。 ボタンを押すと、検出されたすべての Dell クライアントが移動します。 8. [次へ]をクリックします。 タスクのスケジュール タブが表示されます。 9. 変更をすぐに適用するか、スケジュールしておいて後で適用するかを選択できます。 スケジュールに応じて、次のいずれかのオプションを選択します。 ● 今すぐ実行:BIOS 設定は直ちに適用され、[タスク キュー]には[実行中]というステータスが表示されます。 ● 実行待ち:BIOS 設定は[タスク キュー]で待ち状態になります。 メモ: タスクキュー を起動して、完了したタスクおよび保留中のタスクのリストを表示できます。 メモ: Dell クライアントシステムがネットワークに接続されていない場合、タスクを再度実行します。 10. BIOS 属性変更の簡単な説明を入力して、次へ をクリックします。 サマリ タブが表示されます。 11.
操作 この機能により、KVM セッションの設定、電源のオフ / オフ、Dell クライアントシステムの再起動、および Dell クライアントシス テムのハードドライブのリモートワイプができます。 KVM セッションの確立 この機能により、Intel グラフィックスカードが搭載されたクライアントシステムのプライマリまたはセカンダリ(ある場合)のモ ニターをリモートで表示できます。詳細に関しては、dell.com/support/manuals にあるクライアントシステムのマニュアルを参照 してください。 メモ: リモート KVM セッションを確立する前に、Intel Management Engine BIOS Extension(MEBx)インタフェースを介して KVM を有効にします。 メモ: 操作が一定の時間行われず、KVM セッションがタイムアウトした場合は、再度セッションを確立してください。タイム アウト期間を指定するには、「KVM」を参照してください。KVM 、p. 11 リモートクライアントシステムと KVM セッションを確立するには、次の手順に従います。 1.
クライアント データの消去 注意: この操作は、クライアントシステム上のすべてのデータを削除します。 メモ: クライアントのハードドライブのリモート消去では、完了するまでにしばらく時間がかかる場合があります。 クライアント データの消去機能では、サポート対象のクライアント システムのハード ドライブのデータをリモートから削除できま す。 1. Dell Command | Intel vPro Out of Band を起動します。 詳細については、「Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動」を参照してください。 2. 操作 > クライアントデータの消去 をクリックします。 3.
クライアントの選択 タブが表示されます。 2. クライアントデータ消去のステータスを取得するクライアントシステムを選択します。 3. [利用可能なクライアント]リストから、管理するクライアント システムを選択し、 ボタンをクリックして選択したシステム を移動するか、 ボタンを押してすべての検出された Dell クライアントを[選択したクライアント]リストに移動します。 4. [次へ]をクリックします。 5. タスクのスケジュール タブが表示されます。 6. タスクを直ちに適用するか、後で実行するようにスケジュールするか、いずれかを選択できます。スケジュールに応じて、次の いずれかのオプションを選択します。 ● 今すぐ実行 - クライアント データ消去操作のステータスがすぐに取得され、タスク キューに実行中ステータスが表示されま す。 メモ: お使いのクライアントシステムがネットワークに接続されていない場合、タスクを再度実行します。 ● 実行待ち - ステータスは、タスク キューの中で待機中です。 メモ: タスクキュー を起動して、完了したタスクおよび保留中のタスクのリストを表示できます。 7.
メモ: タスクキュー を起動して、完了したタスクおよび保留中のタスクのリストを表示できます。 6. タスクの名前を入力して 次へ をクリックします。 サマリ タブが表示されます。 7. 終了 をクリックします。 [タスク キュー]ウィンドウが開き、タスクのスケジュール設定に応じて直ちに実行が開始されるか、待機状態になります。 レポートの取得 メモ: レポートの取得では、スケジュールされたレポートを介して収集されたデータのレポートを要求します。 既存のレポートを表示します。レポートを取得するには、次の手順を実行します。 1. 取得 をクリックします。 クライアントの選択 タブが表示されます。 2. レポートを表示したいクライアントシステムのリストを検索します。 3. [使用可能なクライアント]リストから、管理するクライアント システムを選択し、 ボタンをクリックして、選択したシステ ムを移動します。または ボタンを押して、検出されたすべての Dell クライアントを[選択済みクライアント]リストに移動し ます。 4. 次へ をクリックします。 5.