Dell Command | Intel vPro Out of Band バージョン 3.1 ユーザーズガイド June 2019 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 - 2019 Dell Inc.その関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 5 新機能.....................................................................................................................................................................................5 対応オペレーティングシステム........................................................................................................................................5 対応クライアント オペレーティング システム...
レポートのスケジュール............................................................................................................................................. 24 レポートの取得.............................................................................................................................................................25 タスクキュー.......................................................................................................................................................................
1 概要 Dell Command |Intel vPro Out of Band for Microsoft Windows Server 2011/2012/2012 R2/2016/2019 Essentials は、帯域外管理ソリ ューションを提供する使いやすいアプリケーションです。このアプリケーションによって、クライアント システムを、システムの 電源状態に関係なくリモートで管理できます。 Dell Command | Intel vPro Out of Band を使用すると、次のタスクを実行できます。 ● USB Provisioning — インテル AMT 対応クライアント システムをプロビジョニングしてセットアップします。 ● Client Selection - 新しくプロビジョニングされたクライアント システムを検出して追加します。 ● Indications — Distributed Management Task Force(DMTF)フィルターを使用して、クライアントのリモート監視、診断、およ び管理を実施します。 ● Client Configuration — 次のクライア
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● Windows 8.1 Professional 32 ビット Windows 8.1 Professional 64 ビット Windows 8.1 Enterprise 32 ビット Windows 8.1 Enterprise 64 ビット Windows 8 32 ビット Windows 8 64 ビット Windows 8 Professional 32 ビット Windows 8 Professional 64 ビット Windows 7 Professional 32 ビット Windows 7 Professional 64 ビット Windows 7 Ultimate 32 ビット Windows 7 Ultimate 64 ビット AMT で管理されたクライアント システムの対応オペレーティング シス テム ● Windows 10 ● Windows 8.
2 Dell Command | Intel vPro Out of Band のイン ストール 本章では、Microsoft Windows Server 2011/2012/2012 R2/2016/2019 Essentials 用の Dell Command | Intel vPro Out of Band をインスト ール、アンインストール、アップグレードする手順について説明します。 トピック: • • • • • Dell Command | Intel vPro Out of Band をインストールするための前提条件 Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール インストーラの修復オプションの使用 Dell Intel vPro AMT プラグイン バージョン 1.1 または 1.
メモ: Windows インストーラのログを表示する オプションを選択して、インストールログを確認します。 インストーラの修復オプションの使用 この機能は、Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール時に発生した可能性のあるインストールに関する問題を修復しま す。 1. Control Panel > Programs and Features を開きます。 2. Dell Command | Intel vPro Out of Bandを右クリックしてから Repair をクリックします。 3. パッケージをダウンロードしたフォルダから DCIV_Setup_3_1_0.exe パッケージを実行します。 Dell Command | Intel vPro Out of Band の Welcome 画面が表示されます。 4. Next(次へ) をクリックします。 5. 次のウィンドウで Repair を選択し、Next をクリックします。 Ready to Modify the Program 画面が表示されます。 6.
3 Dell Command | Intel vPro Out of Band の使用 この章では、Microsoft Windows Small Business Server(SBS)2011/2012/2012 R2/2016 Essentials 用の Dell Command | Intel vPro Out of Band のインストール後に実行できるさまざまな操作について説明します。 トピック: • • • • • • • • • • Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動 Dell Command | Intel vPro Out of Band を使用する前に 設定 USB プロビジョニング クライアントの選択 インジケーション クライアントの設定 操作 レポートの生成 タスクキュー Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動 Windows Server 2011 Essentials を実行しているシステムの場合、次の手順に従います。 スタート > すべてのプログラム > Dell > Dell C
1. Winrm quickconfig を入力します。 2. プロンプト「Do you want to configure winrm?」が表示されたら、y を押して続けます。 3. winrm set winrm/config/client @{AllowUnencrypted="true"} 4. winrm set winrm/config/client/auth @{Digest="true"} 5. winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts="MANAGEMENT_SERVER_IP_ADDRESS"} WinRM が設定されました。 設定 設定 ウィンドウでは、次のような、アプリケーションのさまざまなコンポーネントのプリファランスを設定できます。 ● ● ● ● ● アカウントのセットアップ インジケーション KVM タスクキュー ロギング アカウントのセットアップ AMT 対応クライアントシステムを管理するために使用するアカウントをセットアップおよび設定できます。 1.
インジケーション 保持日数およびリスナー IP アドレスなどのインジケーション設定を設定します。 1. Dell Command | Intel vPro Out of Band アプリケーションを起動します。 2. 設定アイコンをクリックします。 設定 画面に、インジケーション タブが表示されます。 3.
詳細については、「Launching Dell Command | Intel vPro Out of Band」(Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動)を参照して ください。 2. ホーム 画面で、設定 アイコンをクリックします。 3. 設定 画面で、タスクキュー をクリックします。 タスクキュー ウィンドウが表示されます。 4. 次の詳細を設定します。 ● タスクキュー - タスクキューを自動的に更新するには、スイッチを オン の位置にします。 ● 更新頻度 - タスクキューの更新頻度を 15~900 秒の範囲で設定します。 ● 履歴制限 - タスクキューデータベースに保存するタスクの数を 7~1095 の範囲で設定します。 メモ: 新規タスクの作成時に、完了、キャンセル、中断したタスクのみ削除されます。 5. OK をクリックします。 ロギング ログレベルの設定と、Dell Command | Intel vPro Out of Band を使用してキャプチャするログの場所の設定を行います。 1.
4. USB ストレージデバイスのドライブのフォーマットを選択します。 5. 管理者がクライアントシステムのユーザー同意ポリシーを上書きできるようにするには、ユーザー同意ポリシーのリモート設定 を有効にする オプションを選択します。 6. Hello パケットをすぐに送信する場合は、OOB のプロビジョニング(有効にすると、Hello パケットがすぐに開始します) オプ ションを選択します。 7. 消耗レコード を選択して、プロビジョニングされているシステムを記録します。 8. 証明書ファイルを作成するために使用した ハッシュアルゴリズム の種類を選択します。 9. AMT プロビジョニング用にクライアントシステムに適用する 証明書ファイル を参照して選択します。 10. 証明書ファイルのファイル名を入力します。 11.
インジケーション機能には、次の機能があります。 ● 設定 - 機能の設定データを設定します ● ポリシー - フィルタを 1 つ、または複数のクライアントに適用可能なポリシーに関連付けます。 ● サブスクリプションの設定 - ポリシーをネットワーク上のクライアントに関連付け、ポリシーをクライアントに適用します ● サブスクリプションのステータス - サブスクリプションを表示して管理します ● イベント - イベントを表示、管理、およびエクスポートします 推奨フィルタとオプションフィルタ 一部のインジケーションは、メッセージ多用向けです。クライアントに適用される場合は、これらのフィルタで、大量のメッセージ が生成される可能性があるため、十分注意して使用する必要があります。ネットワークの輻輳を避けるために、一度にネットワー ク上の単一クライアントに 1 つのオプションのフィルタのみを適用することができます。サポートされているフィルタ: 推奨フィルタ ● Intel® AMT: CorePlatform オプションフィルタ 注意: 以下のオプションフィルタは、ネットワークパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるた
ポリシーの編集 1. 左側のペインで インジケーション > ポリシー をクリックします。 2. 編集するポリシーを選択します。 メモ: 非アクティブのポリシーだけを編集できます。 編集ボタンがアクティブになります。 3. 編集 ボタンをクリックします。 ポリシーの編集画面が開きます。 4. ポリシーに必要な変更を加えます。 メモ: ポリシーを保存する前に、フィルタを少なくとも 1 つ選択する必要があります。 注意: オプションフィルタは、ネットワークのパフォーマンスに影響を与える可能性があるために、十分に注意して使用し てください。これらのフィルタの最適な使用方法として、単一のオプションフィルタを短期間、特定のクライアントに適 用することで問題の診断を行う、などがあります。 5. OK をクリックします。 メモ: サブスクリプションに含まれるまで、ポリシーはアクティブではありません。 ポリシーの削除 1. 左側のペインで、インジケーション > ポリシー をクリックします。 2.
● ポリシー名 ● ポリシーフィルタ ● クライアント - 1 つのクライアントがサブスクリプションに含まれている場合は、その完全修飾ドメイン名(FQDN)がテーブ ルにリストされます。サブスクリプションに含まれるクライアント FQDN が 2 つ以上あるときにリストを表示するには、列の 複数... ハイパーリンクをクリックします。 サブスクリプションテーブルを更新するには、更新 ボタンをクリックします。 サブスクリプションの作成 メモ: サブスクリプションを作成する前に、少なくとも 1 つのポリシーを作成し、クライアントを利用可能にする必要がありま す。 1. インジケーション > サブスクリプションの設定 をクリックしてから、新規 ボタンをクリックします。 サブスクリプションの作成画面が表示されます。 2. サブスクリプションの名前を入力します。この名前は一意で、英数文字とスペースのみを含み、最大 64 文字とする必要があり ます。 3. サブスクリプションに含めるポリシーを選択します。 4. 次へ をクリックします。 クライアントの選択 画面が表示されます。 5.
メモ: 既存のアクティブなサブスクリプションと同じ 1 つ、または複数のフィルタまたは 1 つ、または複数のクライアントを含 む新しいサブスクリプションを適用することはできません。 メモ: メッセージ多用向けフィルタのいずれかを含む別のサブスクリプションがアクティブな場合に、オプションフィルタのい ずれかを含むサブスクリプションを適用することはできません。 メモ: すべてのタスクのサブスクリプションを解除 タスクが進行中の場合、サブスクリプションの実行、サブスクリプション の解除、またはサブスクリプションの停止を行うことはできません。 メモ: インジケーションサービス(DellAweSvc)が実行中でない場合、サブスクリプションの実行、サブスクリプションの解 除、またはサブスクリプションの停止を行うことはできません。サービスコンソールでサービスのステータスを確認します。 1. インジケーション > サブスクリプションの設定 をクリックします。 2. 適用するサブスクリプションを選択します。 3.
メモ: 1 つのクライアントでサブスクリプションを停止すると、その停止がそのサブスクリプションが適用されていたすべての クライアントに適用されます。 1. インジケーション > サブスクリプションのステータス をクリックします。 2. 停止するサブスクリプションを選択します。 3. サブスクリプションの停止 をクリックします。 イベント イベント画面には、サブスクリプションの適用後に返されるインジケーションのリストが表示されます。この画面からは、イベン トのリストは表示のみが可能ですが、リストを *.
ブラックリストからのイベント削除 ブラックリストからメッセージ ID を削除して、それらのタイプのイベントが破棄されることがないようにするには、次の作業を行 います。 1. 左側のペインで インジケーション > イベント をクリックします。 2. ブラックリストの管理 をクリックします。 イベントのブラックリスト画面が表示されます。ブラックリストに登録されたイベントは、メッセージ ID または説明フィール ドによりソートできます。 3. メッセージ ID を選択して、適切なボックスにチェックマークを付けて、ブラックリストから削除します。 4. ブラックリストから削除 をクリックしてから 閉じる をクリックします。 削除されたメッセージ ID を含む新しいイベントが破棄されなくなり、イベントリストに表示されます イベントのエクスポート イベントのリストを *.cvs ファイルにエクスポートするには 1. 左側のペインで インジケーション > イベント をクリックします。 2. 適切なボックスにチェックマークを付けて、エクスポートするイベントを選択します。 3. エクスポート... をクリックします。 4.
タスクキュー ウィンドウが起動し、タスクのスケジュールに応じて、タスクが即座に実行開始されるかキューに入れられます。 起動順序の設定 対象クライアントシステムの起動順序を変更または設定します。レガシー起動デバイス搭載のクライアントシステムでは、永続的 または一回限りの起動順序の変更を行うことができます。 メモ: この起動順序機能は、UEFI 起動モードではサポートされていません。 1. Dell Command | Intel vPro Out of Band を起動します。 詳細については、「Launching Dell Command | Intel vPro Out of Band」(Dell Command | Intel vPro Out of Band の起動)を参照して ください。 2. クライアントの設定 > 起動順序 の順にクリックします。 3.
4. オプションで、タスク処理のオプションを選択できます。 ● 処理を続行します。エラー時に停止しない - アプリケーションは、次に選択された BIOS 設定を現在および後続のクライアン トに適用し続けます。 ● 次のクライアントに続行するが、エラー時にこのクライアントの処理を停止する - アプリケーションは、エラーが発生した クライアントに BIOS 設定を適用せず、その他の選択したクライアントに移動します。 ● 変更適用後にクライアントを再起動 5. 次へ をクリックします。 クライアントの選択 タブが表示されます。 6. BIOS 設定を適用するクライアントシステムを検索します。 7. 利用可能なクライアント の一覧から管理するクライアントシステムを選択し、 ボタンをクリックすると、選択したシステム が 選択されたクライアント の一覧に移動されます。 ボタンを押すと、検出されたすべての Dell クライアントが移動されま す。 8. 次へ をクリックします。 タスクのスケジュール タブが表示されます。 9.
● 今すぐ実行 - BIOS パスワードの設定はすぐに適用され、タスクキュー に 実行中 のステータスが表示されます。 メモ: Dell クライアントシステムがネットワークに接続されていない場合、タスクを再度実行します。 ● 実行スケジュール - BIOS パスワードの設定は、タスクキューに入れられます。 メモ: タスクキュー を開いて、完了済みおよび保留中のタスクの一覧を表示できます。 11. 適用する変更の簡単な説明を入力して、次へ をクリックします。 サマリ タブが表示されます。 12.
8. タスクをすぐに適用するか、スケジュールしてあとで実行するかを選択できます。 スケジュールに応じて、次のいずれかのオプションを選択します。 ● 今すぐ実行 - 電源管理の変更はすぐに適用され、タスクキュー に 実行中 のステータスが表示されます。 メモ: Dell クライアントシステムがネットワークに接続されていない場合、タスクを再度実行します。 ● 実行スケジュール - 電源管理の変更は タスクキュー に入れられます。 メモ: タスクキュー を開いて、完了済みおよび保留中のタスクの一覧を表示できます。 9. 適用する変更の簡単な説明を入力して、次へ をクリックします。 サマリ タブが表示されます。 10. 終了 をクリックします。 クライアントデータの消去 注意: クライアントシステム上のすべてのデータを削除します。 メモ: クライアントのハードドライブをリモートで消去するには、完了まで数時間かかる場合があります。 クライアントデータの消去 機能は、サポート対象クライアントシステムのハードドライブのデータをリモートで削除します。 1.
クライアントデータ消去ステータスの取得 メモ: 取得 を使用すると、クライアントデータ消去操作のステータスを要求します。 メモ: リモートハードドライブ消去コマンドをサーバからクライアントシステムに発行したあと、タスクのステータスは 完了 に 変化します。クライアントシステムのフォーマット処理は、このステータスが 完了 に変化したあとでのみ開始します。 ステータスを取得するには、次の作業を行います。 1. 取得 を選択し、次へ をクリックします。 クライアントの選択 タブが表示されます。 2. クライアントデータ消去のステータスを取得するクライアントシステムを選択します。 3. 使用可能なクライアント リストから、管理するクライアントシステムを選択し、 ボタンをクリックして、選択したシステム を移動します。または ボタンを押して、発見されたすべての Dell クライアントを 選択済みクライアント リストに移動しま す。 4. 次へ をクリックします。 5. タスクのスケジュール タブが表示されます。 6.
3. 利用可能なクライアント リストから、管理するクライアントシステムを選択し、 ボタンをクリックして選択したシステムを 移動するか、 ボタンを押してすべての検出された Dell クライアントを 選択したクライアント リストに移動します。 4. 次へ をクリックします。 タスクのスケジュール タブが表示されます。 5. タスクを直ちに適用するか、後で実行するようにスケジュールするか、いずれかを選択できます。スケジュールに応じて、次の いずれかのオプションを選択します。 ● 今すぐ実行 - レポートのスケジュールタスクは直ちに適用され、タスクキュー に 実行中 ステータスが表示されます。 メモ: お使いのクライアントシステムがネットワークに接続されていない場合、タスクを再度実行します。 ● 実行待ち - レポートのスケジュールタスクが タスクキューで待ち状態になります。 メモ: タスクキュー を起動して、完了したタスクおよび保留中のタスクのリストを表示できます。 6. タスクの名前を入力して 次へ をクリックします。 サマリ タブが表示されます。 7.