Administrator Guide

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権限 Fluid Cache クラスタの機能
システム管理者 Fluid Cache API オブジェクトのすべての新しい API メソッドにフルアク
セスできます。
ボリュームマネージャ Storage Center ボリュームを作成し、クラスタへのボリュームのマッピン
グで
Fluid Cache のオプションを編集することができます。クラスタ全体
での設定はできません。
レポーター Data Collector からのデータの取得のみを実行できます。Fluid Cache
クラスタの設定または変更はできません。
Fluid Cache クラスタの追加、消去、および削除
次のタスクは、Fluid Cache クラスタを追加および削除する方法について説明しています。
メモ: ユーザーインタフェースの参照情報については、ヘルプ をクリックしてください。
Fluid Cache クラスタの作成
Storage Manager を使用して、Fluid Cache クラスタを作成します。
前提条件
少なくとも 1 つのキャッシュサーバがインストールおよび配線され、Storage Center と通信できるようになっている必要があります。
完全に冗長なクラスタを作成するには、少なくとも 3 台のサーバを使用します。
ライトバックキャッシュを使用するには、少なくとも 2 つのキャッシュデバイスがクラスタ内に存在し、個別のサーバにインストールされている必
要があります。
ライトスルーキャッシュを使用するには、少なくとも 1 つのキャッシュデバイスがクラスタ内に存在する必要があります。
お使いの Storage Manager ユーザーアカウントは、管理者またはボリュームマネージャの権限を持っている必要があります。さらに、少なくとも
1 つのキャッシュサーバへの管理者ルートアクセスが許可されている必要があります。
Dell Storage Manager Client を実行しているシステムに、Fluid Cache ライセンスファイルが存在し、そのファイルがクラスタまたは利用可能な
共有の作成に使用されている必要があります。
少なくとも 1 つの Storage Center Storage Manager に追加する必要があります。
手順
1. ストレージ ビューをクリックします。
2. ストレージ ペインで Dell ストレージ を選択します。
3. サマリ タブで Fluid Cache クラスタの設定 をクリックします。Fluid Cache クラスタの設定 ウィザードが開き、Fluid Cache サーバの検出
ページが表示されます。
4. Fluid Cache サーバの検出 ページを完了します。
a. ホストまたは IP アドレス フィールドに、利用可能なキャッシュサーバの管理ホスト名または IP アドレスを入力します。
b. ポート フィールドには、デフォルトの Fluid Cache 通信ポートが自動的に入力されています。別のポートを使用するように Fluid Cache
サーバソフトウェアが設定されている場合のみ、このフィールドを変更します。
c. ユーザー名 フィールドに、キャッシュサーバの管理者またはルートアカウントを入力します。
d. パスワード フィールドに、キャッシュサーバの管理者またはルートアカウントのパスワードを入力します。
e. 次へ をクリックします。サーバの選択 ページが表示されます。
5. デフォルトでは、利用可能なサーバがすべて選択されています。不要なキャッシュサーバの横にあるチェックボックスをオフにします。あるいは
べて選択解除
をクリックし、含めるキャッシュサーバを 1 つまたは複数選択します利用可能なすべてのサーバを再度使用する場合は すべ
て選択 をクリックします
メモ: 完全に冗長なクラスタを作成するには、少なくとも 3 台のサーバを使用します。
6. 次へ をクリックします。クラスタの設定 ページが表示されます。
7. クラスタの設定 ページを完了します。
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Dell Fluid Cache for SAN クラスタの管理