Administrator Guide

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パスワードを使用した SSH 経由での FluidFS クラスタ CLI への接続
FluidFS クラスタを管理するために、SSH CLI にログインします。
1.
次のいずれかのオプションを使用します。
SSH クライアントを使用する Windows からは、クライアント VIP に接続します。コマンドラインからは、login as プロンプトに次のコマンド
を入力します。
cli
UNIX/Linux システムからは、プロンプトに次のコマンドを入力します。
ssh cli@client_vip_or_name
2. login as プロンプトで FluidFS クラスタの管理者ユーザー名を入力します。デフォルトユーザー名は Administrator です。
3. FluidFS クラスタの管理者パスワードを user_name のパスワード プロンプトに入力します。デフォルトのパスワードは Stor@ge! です。CLI
へのログインが完了し、ようこそ ウィンドウが開き、メインメニューに使用可能なコマンドが表示されます。
SSH キー認証を使用した FluidFS クラスタ CLI への接続
SSH キー交換を実行することによって、特定のマシンおよびユーザーに信頼を付与できます。
1. RSA SSH キーを生成します。
メモ: 次の例では、ssh-keygen ユーティリティを使用します。RSA SSH キーを生成する手順は、オペレーティングシステムによって
異なる場合があります。詳細については、それぞれのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
a. SSH キー認証を使用する UNIX/Linux ワークステーションにログインします。
b. コマンドラインで次のように入力します。
ssh-keygen -t rsa
c. キーの保存先を指定するファイルの入力/home/
user_name
/.ssh/id_rsa プロンプトで Enter を押します。
d. パスフレーズの入力パスフレーズがない場合は空白 プロンプトで Enter を押し、同じパスフレーズの再入力 プロンプトで再び
Enter を押します。SSH キーが /home/user_name/.ssh/id_rsa.pub に生成されます。
2. SSH キーをクリップボードにコピーします。
3. パスワードを使用して SSH FluidFS クラスタ CLI にログインします。
4. 次のコマンドを入力し、コピーした SSH キーを貼りつけます。
system administrators passwordless-access add-ssh-keys Administrator add-ssh-keys
ssh_key
ここでは、次のコマンドを使用して、パスワードを使用せずにワークステーションから FluidFS クラスタにログインできます。
ssh fluidfs_administrator_user_name@client_vip_or_name
また、次の形式を使用して、パスワードを使用せずにワークステーションからコマンドを実行することもできます。
ssh fluidfs_administrator_user_name@client_vip_or_name cli_command
セキュアな管理
デフォルトでは、すべての FluidFS クラスタ管理ポートが、クライアントアクセスSMB/NFS/FTP、レプリケーション、および NDMP に必要な他の
ポートとともにすべてのサブネットで開きます。セキュアな管理を有効にすると、すべての管理トラフィックが 1 つの特定のサブネットにのみ制限されま
す。また、セキュアな管理が有効なサブネットでも、クライアントアクセス、レプリケーション、
FTP、および NDMP トラフィックに必要なポートが開きま
す。他のサブネットではこれらのトラックをリッスンする管理ポートがなく、クライアントアクセス、レプリケーション、および NDMP トラフィックにのみこれ
らの管理ポートを使用できます。この設定により、クライアント
データアクセスサブネットのユーザーがすべての FluidFS クラスタの管理機能にア
クセスできなくなります。
FluidFS では、以下の表にリストされた管理ポートは SMB/NFS 通信に参加しませんが、デフォルトによってクライアントネットワークで公開されま
す。セキュアな管理を有効にすると、管理サブネット上でのみ管理ポートを公開できます。
FS Series アプライアンス用 FluidFS システム管理
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