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FluidFS クラスタは次の LDAP 設定をサポートしています。
匿名 LDAP - FluidFS クラスタから LDAP サーバへの接続は認証されません。データはプレーンテキストで送信されます。
認証済み LDAP - FluidFS クラスタから LDAP サーバーへの接続は、ユーザー名とパスワードを使用して認証されます。データはプレーンテキ
ストで送信されます。
TLS/SSL 経由の LDAP - FluidFS クラスタから LDAP サーバーへの接続は、認証および暗号化されます。LDAP サーバーが使用する証明
書を検証するには、SSL 証明書を LDAP サーバーからエクスポートし、それを FluidFS クラスタにアップロードする必要があります。
検索するサブツリー数の削減
FluidFS では、検索に使用される LDAP ツリー内のサブツリーの数を絞り込むことができます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントアクセシビリティ を選択します。
4. ディレクトリサービス タブをクリックします。
5. NFS ユーザーのリポジトリNIS または LDAP領域で、設定の編集 をクリックします。Active Directory 設定の編集 ダイアログボックスが
開きます。
6. LDAP ラジオボタンを選択します。
7. フィルタが適用されたブランチ フィールドで、検索する LDAP 名を入力して追加 をクリックします。
8. Active Directory 拡張スキーマに LDAP を使用するには、次の手順を実行します。
a. 拡張スキーマ フィールドに 有効 を選択します。
9. TLS 経由での LDAP を使用して LDAP サーバとのすべての通信を暗号化するには、次の手順を実行します。
a. TLS 経由での LDAP フィールドに、有効 を選択します。
10. LDAP 証明書をインストールするには、次の手順を実行します。
a. LDAP 証明書のインストール フィールドに、有効 を選択します。
b. LDAP 証明書 フィールドで証明書を指定します。
c. 証明書のアップロード をクリックします。
11. 非匿名 LDAP バインドを使用するには、次の手順を実行します。
a. 非匿名 LDAP バインド フィールドに、有効 を選択します。
b. バインド DN および バインドパスワード の各フィールドに適切な情報を入力します。
12. OK をクリックします。
LDAP 認証の有効化
FluidFS クラスタが LDAP ディレクトリサービスと通信するように設定します。複数の LDAP サーバーを追加することで、LDAP サーバーの障害が発
生した場合に、ユーザーの認証が継続されます。FluidFS クラスタが優先サーバーとの接続を確立できない場合は、他の残りのサーバーとの接続
が順番に試行されます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントアクセシビリティ を選択します。
4. ディレクトリサービス タブをクリックします。
5. NFS ユーザーリポジトリ セクションの 設定の編集 をクリックします。外部ユーザーデータベースの編集 ダイアログボックスが開きます。
6. LDAP を選択します。
7. ベース DN フィールドに、ユーザーの検索を開始するディレクトリ内の場所を表す LDAP ベース識別名を入力します。通常、この名前の書
式は dc=domain, dc=com のようになります。
8. LDAP サーバー テキストフィールドに、LDAP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力し、追加 をクリックします。追加の LDAP サーバー
に対してこの手順を繰り返します。
9. オプション必要に応じて残りの LDAP の属性を設定します。これらのオプションについては、オンラインヘルプを参照してください。
FluidFS アカウントの管理および認証
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