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FluidFS バージョン 5 以降では、SMB ACL 使用のすべてのオブジェクトが NFS クライアントから UNIX ワード 777 で示される表示のみオプシ
ョンが追加されました。このオプションは、デフォルトでは無効で、
NAS ボリューム設定に基づき設定できます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリュームを選択します。
4. 設定の編集 をクリックします。
5. NAS ボリューム設定の編集 パネルで、相互運用 をクリックします。
6. ACL NFS クライアントの UNIX 777 としての表示を有効にする チェックボックスをオンにします。
メモ: この場合も、FluidFS での実際のアクセスチェックは、元のセキュリティ ACL に対して行われます。
この機能は Windows または混合セキュリティ形式の NAS ボリュームWindows ACL を持つファイルにのみ適用されます。
SMB 共有での ACL の設定
ACL を設定するには、Windows Explorer の手順を使用します。ローカルユーザーアカウントの ACL を定義するときは、
client_vip_or_name\local_user_name の形式を使用する必要があります。
MMC を使用した SMB 共有での SLP の設定
SLP を設定するには、アクセス許可を設定する共有フォルダスナップインとともに Microsoft Management ConsoleMMCを使用できます。管
理者は、あらかじめ定義された
MMC ファイル.msc Windows Server 2003/2008/2012 のスタートメニューから使用して、FluidFS クラスタ
に接続する共有フォルダスナップインを追加できます。
このタスクについて
MMC では、リモートコンピュータに接続するユーザーを選択できません。デフォルトでは、MMC はマシンにログインしているユーザーによって接続さ
れます。別のユーザーによる接続を行うには、次の手順を実行します。
管理しようとしている FluidFS クラスタが Active Directory に参加している場合は、domain\Administrator で管理ステーションにログ
インします。
MMC を使用する前に、Windows エクスプローラのアドレスバーにクライアント VIP アドレスを入力して、FluidFS クラスタに接続します。管理
者アカウントでログインしてから
MMC に接続します。
メモ: ローカル管理者パスワードを先にリセットしなければならない場合があります。
手順
1. スタート実行 の順にクリックします。
2. mmc」と入力して OK をクリックします。コンソール 1 - [コンソールルート] ウィンドウが表示されます。
3. ファイルスナップインの追加と削除 の順に選択します。
4. 共有フォルダ を選択して 追加 をクリックします。
5. 共有フォルダ ウィンドウで 別のコンピュータ を選択し、FluidFS クラスタ名DNS で設定されているを入力します。また、クライアントアクセ
VIP を使用することもできます。
6.
完了 をクリックします。新規共有ツリーが コンソールルート ウィンドウに表示されます。
7. 必要な SMB 共有を右クリックし、プロパティ を選択します。
8. 共有のプロパティ ウィンドウで、共有のアクセス許可 タブをクリックして、SLP を設定します。
セキュリティ監査イベントの表示
Storage Manager では、SACL イベントが設定されているボリュームで生成されたセキュリティ監査イベントの一元的なビューが表示されます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックし、クライアントアクティビティ を選択します。
3. SACL 監査イベント タブをクリックします。
4. イベント パネルで、表示するセキュリティ監査イベントを選択します。
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FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート