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制限
類似していないレプリケーションのカスケードレプリケーションを使用すると、別のレプリケーションがカスケードレプリケーションではない場合にレプリケ
ーションを制限することができます。
1 対多およびカスケードレプリケーションの表示
このタスクについて
NAS 管理者は、ボリュームに対する以下の変更を確認することで、1 対多およびカスケードレプリケーションが構成されているかを判別できます。
レプリケーションソースリストとレプリケーション宛先リストに同じ NAS ボリュームがある
NAS ボリュームのステータスが次のように新しくなっている可能性がある。source and destination
どちらか一方のみではなく、各レプリケーションのレプリケーションとステータス両方の表がある
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、レプリケーション を展開し、クラスタを選択します。
右側のペインに、レプリケーションのソースと送信先として定義されている NAS ボリュームが表示されます。
NAS ボリュームのレプリケーションの追加
レプリケーションを追加することにより、ソース NAS ボリュームとターゲット NAS ボリュームの間にレプリケーション関係が作成されます。レプリケーショ
ンを追加した後は、設定されたスケジュールに従って、またはオンデマンドで実行するようにレプリケーションポリシーをセットアップすることができます。
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開して NAS ボリュームを選択します。
4. レプリケーションの作成 をクリックします。レプリケーションの作成 ウィザードが起動します。
レプリケーション最適化のためのインラインデータ削減 が有効になっている場合、NAS ボリュームレプリケーションでは、コピーするデータ量
を減らすことでネットワーク使用率を最適化する試みが行われます。デルではインラインデータの削減方法として、条件付きの圧縮 または
複排除と条件付きの圧縮
のいずれかを推奨しています。これで移動中のデータの圧縮がシステム使用率に基づいて動的に行われるため
です。このオプションは、通常の FluidFS データ削減重複排除と圧縮から完全に独立しています。すでに削減されたデータはリハイドレー
トされてから、リモートの宛先への移動中に削減されます。
5. リモート FluidFS クラスタ、宛先のスナップショット保持ポリシー からポリシー、QoS ノードに応じてレプリケーション帯域幅を制限する から
ノードを選択し
有効な場合次へ クリックします。
リモート NAS ボリュームの選択 ページが開きます。
6. 次のいずれかのオプションを使用して、ターゲット NAS ボリュームを指定します。
ターゲット FluidFS クラスタ上で既存の NAS ボリュームを選択します。
ターゲット FluidFS クラスタ上で NAS ボリュームを作成します。
リモートボリュームの作成 をクリックします。NAS ボリュームの作成 ダイアログボックスが開きます。名前 フィールドに NAS ボリュームの
名前を入力します。サイズ フィールドに NAS ボリュームのサイズソース NAS ボリューム以上のサイズを入力します。フォルダ フィール
ドで
NAS ボリュームの親フォルダを選択します。OK クリックしてダイアログボックスを閉じ、新しく作成された NAS ボリュームを選択しま
す。
7. 終了 をクリックします。
NAS ボリュームのレプリケーションの削除
NAS ボリュームのレプリケーションの削除は、他の NAS ボリュームのレプリケーション操作、またはソースとターゲットの FluidFS クラスタ間のレプリケ
ーションパートナーシップを中断しないという点で、NAS ボリュームのレプリケーションを無効にする操作と似ています。レプリケーションを削除した
後、ターゲット
NAS ボリュームはスタンドアロンの書き込み可能な NAS ボリュームとなります。ソースとターゲットのどちらの FluidFS クラスタからもレ
プリケーションを削除できます。
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FluidFS データプロテクション