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スケールアウト NAS の主な機能
次の表は、スケールアウト NAS の主な機能の概要を示しています。
機能 説明
共有バックエンドインフラストラクチャ Storage Center SAN およびスケールアウト NAS は、同じ仮想ディスクプールを使用します。
ファイル管理 Storage Manager を使用した Storage Center SAN とスケールアウト NAS の管理およびレポー
ト。
高パフォーマンスのスケールアウト NAS 最大 4 つの NAS アプライアンス8 つの NAS コントローラにまたがる単一の名前空間のサポ
ート。
容量の拡張 2 つの Storage Center で最大 4 PB の容量まで単一の名前空間を拡張できる機能。
接続オプション クライアントネットワークに接続する場合の 1 GbE および 10 GbE のオプションと銅線および光ファ
イバのオプションを提供。
高可用性およびアクティブアクティブ設計 NAS アプライアンスごとの冗長なホットスワップ対応 NAS コントローラ。NAS アプライアンスの両
方の
NAS コントローラ I/O を処理します。
自動負荷バランシング ネットワークポートと NAS コントローラ全体でのクライアント接続と、Storage Center ボリュームで
のバックエンド
I/O の自動バランシング。
マルチプロトコルサポート SMBWindows の場合プロトコル、NFSUNIX および Linux の場合プロトコル、および
FTP プロトコルがサポートされ、両方のプロトコルでユーザーデータを共有できます。
クライアント認証 ローカルおよびリモートクライアント認証LDAPActive Directory、および NIS を含むを使用
してファイルへのアクセスを制御します。
クォータルール クライアントの容量使用状況を制御します。
ファイルセキュリティスタイル NAS ボリュームのファイルセキュリティモードの選択UNIXWindows、または混合
Storage Center Data Progression
非アクティブデータの安価なドライブへ自動的に移行。
Storage Center の動的容量 NAS プールと NAS ボリュームに割り当てられたブロックレベルストレージのシンプロビジョニングを行
い、書き込みが発生したときのみ容量を使用します。
キャッシュミラーリング 書き込みキャッシュは、NAS コントローラ間でミラーリングされます。これによって、クライアント要求
への高パフォーマンスな応答が保証され、
NAS コントローラの障害発生時にデータの整合性が維
持されます。
ジャーナリングモード NAS コントローラの障害発生時に、残りの NAS コントローラのキャッシュがストレージに書き込ま
れ、
NAS コントローラがストレージへの直接的な書き込みを続行します。これにより、データ損失
を防ぐことができます。
バックアップ電源装置 電源障害が発生した場合にデータ整合性が維持できるよう、キャッシュを内部ストレージデバイス
に書き込むのに十分な時間、NAS コントローラ をオンラインのままにします。
NAS ボリュームシンクローン データセットを物理的にコピーせずに NAS ボリュームをクローンします。
重複排除 使用していない冗長データを排除するポリシー駆動のポストプロセス重複除外テクノロジー。
圧縮 使用していないデータをインテリジェントに圧縮する LZ77 圧縮アルゴリズムのタイプ。
メタデータの保護 メタデータについては、データの整合性とプロテクションを目的として絶えずチェックサム処理が行わ
れ、Storage Center 上と FS Series アプライアンス内の両方の複数の場所に保存されます。
スナップショット ネットワークを介してユーザーがアクセスできるリダイレクトオンライト方式のスナップショット。
FluidFS 搭載の FS8x00 スケールアウト NAS の概要
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