Administrator Guide

SMB 共有に対する共有レベル権限の設定
Administrator は Windows を使用して共有にログインし、フォルダのセキュリティプロパティを設定しなくても、SMB 共有の初期アクセス権を設定
できます。ユーザーに SMB 共有に対する共有レベルのアクセス権（完全な制御、変更、または読み取り）を付与するには、次の手順を実行し
ます。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックし、SMB 共有 を選択します。
3. 右ペインで、SMB 共有を選択して、設定の編集 をクリックします。設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
4. 縦型タブの セキュリティ を選択します。SMB 共有設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
5. アクセス権テーブルの 追加、編集、または 削除 リンクをクリックします。
6. アカウントの選択 ダイアログボックスが表示されます。
7. 必要な情報を入力し、OK をクリックします。
SMB 共有のアクセスベースの共有列挙の有効化または無効化
SLP アクセスベースの共有列挙が有効になっている場合、特定の SMB 共有に対して共有レベルのアクセス許可を持っていないユーザーまたは
グループには、その SMB 共有（およびそのフォルダとファイル）が表示されません。SLP アクセスベースの共有列挙が無効になっている場合、SMB
共有（およびそのフォルダとファイル）は、ユーザーとグループがその SMB 共有のアクセス許可を持っているかどうかに関係なく表示されます。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックし、SMB 共有 を選択します。
3. 右ペインで、SMB 共有を選択して、設定の編集 をクリックします。SMB 共有設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
4. 縦型タブの コンテンツ を選択します。
5. アクセスベースの共有列挙を有効または無効にします。
• アクセスベースの共有列挙を有効にするには、アクセスベースの列挙 チェックボックスを選択します。
• アクセスベースの共有列挙を無効にするには、アクセスベースの列挙 チェックボックスのチェックを外します。
6. OK をクリックします。
SMB 共有の AES ベース暗号化の有効化または無効化
暗号化には SMBv3 以降が必要です。v3 よりも前のバージョンの SMB を使用している場合は、暗号化が有効になっている共有へのアクセスは
拒否されます。SMB 共有で Advanced Encryption Standard（AES）ベースの暗号化を有効または無効にするには、次の手順を実行します。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックし、SMB 共有 を選択します。
3. 右ペインで、SMB 共有を選択して、設定の編集 をクリックします。SMB 共有設定の編集 ダイアログボックスが表示されます。
4. 縦型タブの 詳細設定 を選択します。
5. AES ベース暗号化が必要 フィールドで、有効 チェックボックスをオンまたはオフにします。
6. OK をクリックします。
SMB メッセージ署名の有効化または無効化
移行中の SMB パケットを改変する攻撃を防ぐため、SMB プロトコルは SMB パケットのデジタル署名をサポートしています。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックして、認証 を選択します。
3. プロトコル タブをクリックします。
4. SMB プロトコル セクションで、SMB セキュリティ設定の編集 をクリックします。ダイアログボックスが表示されます。
5. 必要なメッセージ署名を有効にするには、SMB クライアント署名を強制 チェックボックスをオンにします。
6. 必要なメッセージ署名を無効にするには、SMB クライアント署名を強制 チェックボックスをオフにします。
7. OK をクリックします。
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FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート