Administrator Guide

Table Of Contents
ホーム共有フォルダの自動作成
ホーム共有フォルダの自動作成を使用すると、ユーザーが初めてログインするときに、そのユーザー用のフォルダが自動的に作成されます。ユーザー
にはホーム共有の所有権が自動的に割り当てられ、ドメイン
Administrator にはその共有への完全アクセスが自動的に付与されます。ホーム共
有フォルダの自動作成を有効にするには、次の手順を実行します。
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2.
ファイルシステム タブをクリックし、SMB 共有 を選択します。
3. 右ペインで SMB ホーム共有設定の編集 をクリックします。SMB ホーム共有の設定 ダイアログが表示されます。
4.
SMB ホーム共有 というラベルが付いている 有効 チェックボックスをオンにします。
5. 自動フォルダ作成 有効 チェックボックスを選択します。
6. OK をクリックします。
ホーム共有フォルダの手動作成
ホーム共有フォルダは、スクリプトユーザー作成、バッチファイル、またはストレージ管理者によって作成された PowerShell コマンドレットを使用し
て作成することができます。または、ストレージ管理者に対してより強固なアクセス制御を提供するため、ストレージ管理者がこれらのフォルダを手
動で作成することもできます。ストレージ管理者は、ユーザーの一部またはすべてにホーム共有を与えるかどうかを決定できます。
SMB 共有フォルダでの ACL の管理
NTFS および混合セキュリティ方式で Storage Manager から新しい共有ルートフォルダを作成すると、そのフォルダにはデフォルトの ACL が設定さ
れます。Storage Manager を使用して、SMB 共有のルートフォルダの所有者、SACLDACL を表示および変更することができます。
SMB ホーム共有の設定
SMB ホーム共有を有効にして、クライアントごとに特定のクライアントに限定される 1 つの共有を作成します。
1. ユーザーベースのディレクトリツリーが含まれている SMB 共有を作成します。
a. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
b. ファイルシステム タブをクリックし、SMB 共有 を選択します。
c. 右ペインで、SMB ホーム共有設定の編集 をクリックします。SMB ホーム共有の設定 ダイアログが表示されます。
d. SMB ホーム共有 オプションの 有効 チェックボックスにチェックを付けます。
e. NAS ボリューム領域で 変更 をクリックします。NAS ボリュームの選択 ダイアログボックスが表示されます。
f. SMB ホーム共有が配置されている NAS ボリュームを選択し、OK をクリックします。
g. 最初のパス フィールドに、すべてのユーザーフォルダのルートであるフォルダたとえば、/usersを指定します。
メモ: フォルダ名の長さは 100 文字未満にする必要があります。>"\|?* などの文字を含めることはできません。
既存のフォルダを入力するには、フォルダへのパスを 最初のパス フィールドに入力します。
既存のフォルダを参照するには、次の手順を実行します。
フォルダの選択 をクリックします。フォルダの選択 ダイアログボックスが表示され、NAS ボリュームの最上位のフォルダが示されます。フ
ォルダを探して選択し、
OK をクリックします。
特定のフォルダにドリルダウンを行い、サブフォルダを表示するには、フォルダ名をダブルクリックします。
特定のフォルダの親フォルダを表示するには、上へ をクリックします。
既存のディレクトリを参照し、新しいフォルダを作成するには、次の手順を実行します。
フォルダの選択 をクリックします。フォルダの選択 ダイアログボックスが表示され、NAS ボリュームの最上位のフォルダが示されます。
新規フォルダを作成するフォルダに移動し、
フォルダの作成 をクリックします。フォルダの作成 ダイアログボックスが表示されます。フォ
ルダ名 フィールドにフォルダの名前を入力し、OK をクリックして、フォルダの作成 ダイアログボックスを閉じます。新しいフォルダを選択
し、
OK をクリックします。
586
FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート