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512 KB 高いパフォーマンスが要求されるアプリケーションや、IO の負荷が高いスナップショットが頻繁に取得される環境に適しています。この
サイズを選択するとオーバーヘッドが増加し、ストレージタイプで使用できる最大容量は減少します。
Flash Optimized ストレージタイプはデフ
ォルトで 512 KB を使用します。
4 MBスナップショットの頻度が低く、大容量のディスク領域を使用するシステムに適しています。
注意: データページ設定を変更する前に、Dell Technical Support に連絡し、パフォーマンスに対する影響について話し合い、シス
テムリソースのバランスを保つ方法についてアドバイスを受けてください。
冗長性
冗長性レベルにより、ドライブの障害に対するフォールトトレランスが提供されます。
非冗長すべてのクラスとティアで RAID 0 を使用します。データはストライピングされますが、冗長性はありません。 台のドライブが故障する
と、すべてのデータが失われます。データを別の場所にバックアップしていない限り、ボリュームに非冗長ストレージを使用しないでください。
シングル冗長 いずれか 1 台のドライブ喪失に対する保護を提供します。シングル冗長ティアでは、次の RAID ストレージタイプのいずれかを
使用できます。
RAID 10各ドライブをミラーリング
RAID 5-55 台のドライブ間でストライピング
RAID 5-99 台のドライブ間でストライピング
デュアル冗長任意の 2 台のドライブの喪失に対する保護を提供します。デュアル冗長ティアでは、次の RAID ストレージタイプのいずれかを
使用できます。
RAID 10 デュアルミラーデータが 3 台の個別ドライブに同時に書き込まれる
RAID 6-6ストライプごとにデータセグメント 4、パリティセグメント 2
RAID 6-10ストライプごとにデータセグメント 8、パリティセグメント 2
冗長性オプションは、ドライブのサイズによって制限される場合があります。たとえば、特定の階層がデュアル冗長性でなければならず、非冗長また
はシングル冗長化であってはならない場合があります。これらの制限は「冗長性レベルの推奨事項および要件」で説明されています。
冗長性レベルの推奨事項および要件
ドライブのティアに適用する冗長性レベルを判別するために、ドライブのサイズを使用します。
ティア内の任意のドライブがしきい値サイズを超えた場合、そのドライブを含むティアに特定の冗長性レベルを適用できます。次の表では、Storage
Center
7.1 HDD SSD の冗長レベルのデフォルトおよび要件について説明します。冗長性レベルが必要な場合は、Storage Center オペレー
ティングシステムによりレベルが設定され、変更できません。
メモ: デュアル冗長性は、SCv3000 シリーズ、SC7020SC7020FSC5020 および SC5020F ストレージシステムにある全ドライブ
のデフォルト冗長性レベルです。Storage Center の他のモデルでは、デフォルトの冗長性レベルは単一冗長性になっています。
2. HDD の冗長性の推奨事項および要件
ドライブのサイズ 冗長性レベル
最大 966 GB Storage Center のほとんどのモデルでは、このサイズのドライブを新規ま
たは既存のページプールに追加するときには、シングル冗長性がデフォ
ルトです。
メモ: このサイズのドライブの場合、SCv3000 シリーズ、
SC7020SC7020FSC5020 および SC5020F ストレージ
システムのデフォルト冗長性レベルはデュアル冗長です。
967 GB、最大 1.93 TB このサイズのドライブを新規または既存のページプールに追加するとき
は、デュアル冗長性がデフォルトです。
1.94 TB 以上 このサイズのドライブを、新しいページプールに追加するにはデュアル冗
長性が必要です。
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Storage Center の概要