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5. バックアップ完了後、NMDP サーバは一時スナップショットを削除します。
NDMP 環境変数
NDMP 環境変数は、バックアップおよび復元セッションごとの NDMP サーバーの動作を制御するメカニズムです。次の表に、サポートされている環
境変数をまとめます。
DMA サーバーがこれらの環境変数の設定をサポートしているかどうかを確認するには、お使いの DMA サーバーのマニュアルを参照してください。
DMA サーバーで所定の環境変数を設定できない場合、NDMP サーバーはデフォルト値で動作します。
環境変数 説明 用途 デフォルト値
TYPE
バックアップおよび復元アプリケーションのタイプを指定します。有効な値は次
のとおりです。
dumpNDMP サーバーは i ノードベースのファイル履歴を生成します。
tarNDMP サーバーはファイルベースのファイル履歴を生成します。
バックアップ
と復元
dump
FILESYSTEM
バックアップに使用されるパスを指定します。このパスはディレクトリである必要
があります。
バックアップ なし
レベル バックアップ動作のダンプレベルを指定します。有効な値は 09 です。 バックアップ
0
HIST
ファイル履歴の生成方法を指定します。有効な値は次のとおりです。
dノード /dir 形式のファイル履歴が生成されることを指定します。
fファイルベースのファイル履歴が生成されることを指定します。
yデフォルトのファイル履歴タイプノード /dir 形式が生成されること
を指定します。
nファイル履歴が生成されないことを指定します。
バックアップ
y
DIRECT
復元が直接アクセス検索であるかどうかを指定します。有効な値は Y および
N です。
バックアップ
と復元
Y
UPDATEアップデート バックアップ操作のダンプレベルとダンプ時刻を NDMP サーバーで更新し、後
続のバックアップが前のバックアップのダンプレベルを参照できるようにするかど
うかを指定します。有効な値は Y および N です。
バックアップ
Y
EXCLUDE
バックアップしないディレクトリ名およびファイル名に一致するパターンを指定し
ます。この環境変数は、カンマで区切られた文字列のリストです。各エントリ
は、バックアップ時に検出されたノードと照合されます。文字列には、ワイルド
カード文字としてアスタリスク*を含めることができますが、アスタリスクはパ
ターンの先頭または最後の文字にする必要があります。最大 32 個のコンマ
区切り文字列がサポートされています。
バックアップ デフォルトでは
除外パターンは
指定されませ
ん。
RECURSIVE
復元を再帰的にするかどうかを指定します。有効な値は Y および N です。
この環境変数を
N に設定すると、復元ターゲットの直下のファイルのみが復
元されます。
復元
Y
RESTORE_OVERWRITE
復元動作により、既存のファイルをバックアップデータで上書きするかどうかを
指定します。有効な値は Y および N です。
復元
Y
LISTED_INCREMENTAL
増分バックアップ間で削除されたファイルやディレクトリを復元操作で処理で
きるよう、追加のディレクトリリストを増分バックアップ中にバックアップストリー
ムに追加するかどうかを指定します。この環境変数は、tar アプリケーションの
「表示された増分」オプションに似た動作を制御します。有効な値は Y およ
N です。
バックアップの実行中にこの変数が Y に設定されている場合は、追加のディ
レクトリリストがバックアップデータストリームに追加されます。追加処理が必
要であるため、このオプションはバックアップデータストリームのサイズとパフォー
マンスに影響する可能性があります。
バックアップ
と復元
N
620
FluidFS データプロテクション