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ドライブのサイズ 冗長性レベル
メモ: SCv3000 シリーズ、SC7020SC7020FSC5020 およ
SC5020F ストレージシステムでは、このサイズのドライブ
を、新規または既存のページプールに追加するにはデュアル冗
長性が必要です。
2.79 TB 以上 このサイズのドライブを、既存のページプールに追加するにはデュアル冗
長性が必要です。
3. SSD の冗長性の推奨事項および要件
ドライブのサイズ 冗長性レベル
最大 1.7 TBWI および RI Storage Center のほとんどのモデルでは、このサイズのドライブを新規ま
たは既存のページプールに追加するときには、シングル冗長性がデフォ
ルトです。
メモ: このサイズのドライブの場合、SCv3000 シリーズ、
SC7020SC7020FSC5020 および SC5020F ストレージ
システムのデフォルト冗長性レベルはデュアル冗長です。
1.8 TB、最大 3.9 TBWI および RI このサイズのドライブを新規または既存のページプールに追加するとき
は、デュアル冗長性がデフォルトです。
4 TB 以上WI および RI このサイズのドライブを、新規または既存のページプールに追加するに
はデュアル冗長性が必要です。
Data Progression
Storage Center Data Progression を使用して、仮想化ストレージ環境でデータを移動します。Data Progression は、ティア間、ドライブタイ
プ間、および同じティア内の複数の
RAID レベル間でデータを移動し、パフォーマンスとコストをバランスよく維持します。
Data Progression の動作
Storage Center は、24 時間ごとにディスクの使用状況を評価し、データの使用状況に対してより効率的なディスク容量にデータを移動させま
す。デフォルトでは、Data Progression は毎日システム時間の午後 7 時に実行されますが、実行のタイミングは Storage Center 設定で変更す
ることができます。
Data Progression の動作は、各ボリュームに適用された Storage Prole によって決定されます。
メモ: SCv2000 シリーズコントローラを使用すると、Data Progression RAID タイプ間でデータを移動させ、RAID の再ストライプ
を行いますが、ストレージティア間ではデータを移動させません。
Data Progression およびスナップショット
Storage Center では、スナップショットの移動に Data Progression も使用します。スケジュール通り、または手動によってスナップショットが作成さ
れると、データが凍結し、
スナップショットを保持するようにストレージプロファイルで指定されたティアに移動されます。
スナップショットは、スナップショットプロファイルに準じてスケジュールされたイベントとして、スナップショットを手動で作成することによって、または
Storage Center Flash Optimized ストレージタイプのティア 1 からデータを移動させるためにオンデマンドで行われる場合があります。
低容量モード
Storage Center は、空き容量が著しく低下すると節約モードに入り、空き容量が不足してシステムが動作できなくなると緊急モードに入ります。
節約モード
Storage Center は、空き容量が著しく低下すると節約モードに入ります。緊急モードに入るのを防ぐためには迅速なアクションが必要です。
メモ: 節約モードのしきい値が緊急モードの値に近くなっているため、これをツールとして使用してストレージを管理したり、Storage
Center にディスクを追加することを計画したりすることはできません。
Storage Center の概要
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