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低優先度ティア 3
低優先度 プロファイルは、最もコスト効率の高いストレージを提供します。低優先度 プロファイルを使用するボリュームを作成すると、ティア 3
RAID 10 に書き込みデータが保存されます。スナップショットデータは、ティア 3 RAID 5/6 に保存されます。Storage Center は、ティア 3 ストレー
ジが満杯にならない限り、データを高位のティアに移行しません。
Progression によるフラッシュ最適化ティア 1 からすべてのティア
Progression によるフラッシュ最適化 ストレージプロファイルは、読み取り集中型 SSD と書き込み集中型 SSD の両方が搭載されたエンクロー
ジャ
で最も効率的なストレージを実現できます。ストレージタイプにこのプロファイルを使用すると、すべての新しいデータは書き込み集中型ティア 1
ドライブに書き込まれ、スナップショットデータはティア 2、アクティブでないデータはティア 3 に移動されます。
ティア 1 の使用量が容量の 95 % に達すると、Storage Center は容量管理スナップショットを作成し、それをただちにティア 2 へ移動してティア 1
の領域を解放します。容量管理スナップショットは、スケジュールされている Data Progression を待たずに即座に移動されます。容量管理スナッ
プショット
オンデマンドで作成 とマークされ、手動での変更や、ビューボリュームの作成に使用することはできません。容量管理スナップショット
は、次回にスケジュールされているスナップショットまたは手動のスナップショットに結合されます。Storage Center は、1 ボリュームにつき 1 度に 1
だけオンデマンド
スナップショットを作成します。
書き込み集中型ティア 1
書き込み集中型 ストレージプロファイルは、すべての初期書き込みをティア 1RAID 10の書き込み集中型 SSD に行います。このデータは、他
のティアに移動しません。このプロファイルは、トランザクションログおよび一時データベースファイルを保存するのに役立ちます。
Progression によるフラッシュ最適化ティア 1 からティア 2
フラッシュのみの Progression ストレージプロファイルは、ハイパフォーマンスなティア 1 ドライブで初回の書き込みを行います。アクティブでないデー
タはティア
2 に移動されますが、SSD 上にはそのまま留め置かれます。このプロファイルは、ゴールデンイメージ、リンクされたクローン、一部のデータ
ベースなど最適な読み取りパフォーマンスを必要とするデータがあるボリュームを保存するのに役立ちます。
Progression による低優先度ティア 3 からティア 2
Progression による低優先度 ストレージプロファイルは、低価なティア 3RAID 10ドライブに初回の書き込みを行います。その後、頻繁にアク
セスされるデータをティア 2 に移動することができます。このプロファイルは、ティア 1 SSD をオーバーロードさせずに大量のデータを Storage Center
へ移行する場合に役立ちます。
SCv2000 シリーズコントローラのストレージ仮想化
SCv2000 シリーズコントローラは、多くのストレージ仮想化オプションを自動的に管理します。
SCv2000 ストレージシステムでのディスク管理
SCv2000 シリーズコントローラを使用する Storage Center はディスクを自動的に管理し、ディスク管理オプションが制限されます。ディスクの追加
後、Storage Center が新しいディスクを認識し、必要に応じて新しいディスクフォルダを作成してから、そのディスクフォルダ内のディスクを管理しま
す。ディスクがテスト目的で意図的にダウン状態にされた後で削除された場合は、そのディスクを復元し、再びディスクフォルダで管理することができ
ます。
次のディスク管理オプションは、SCv2000 ストレージシステムでは使用できません。
ディスクフォルダの作成
ディスクのディスクフォルダへの追加
ディスクスペアの管理
関連リンク
ディスクの復元
SCv2000 シリーズコントローラのストレージタイプ
SCv2000 シリーズコントローラは、各ディスククラス用にストレージタイプを作成し、ストレージタイプを自動的に管理します。
Storage Center の概要
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