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リモート Storage Center およびレプリケーション QoS
リモート Storage Center は、Fiber Channel または iSCSI、あるいはその両方の転送プロトコルを介してローカル Storage Center と通信するよう
に設定された Storage Center です。レプリケーションサービス品質QoSの定義は、ローカルとリモートの Storage Center 間で、レプリケーショ
ンと Live Volume のデータを送信するための帯域幅の使用を制御します。
リモート Storage Center への接続
リモート Storage Center は、Fiber Channel または iSCSI、あるいはその両方の転送プロトコルを介してローカル Storage Center と通信するよう
に設定された Storage Center です。
Storage Center は、Fiber Channel iSCSI、またはその両方を使用して相互に接続できます。接続されると、Storage Center から別の
Storage Center へボリュームを複製したり、両方の Storage Center を使用して Live Volume を作成したりすることができます。
Fiber Channel を使用した Storage Center の接続
Storage Center が同一の Fiber Channel ファブリックに接続されて、ゾーニングが正しく設定されている場合は、各 Storage Center は自動的に
リモート Storage Center と見なされ、追加の設定手順は必要ありません。
1. 両方の Storage Center を同じ Fiber Channel ファブリックに接続します。
2. Storage Center の通信を許可するよう Fiber Channel ゾーニングを設定します。通信が確立されたると、各 Storage Center が自動的に
リモート Storage Center として表示されます。
iSCSI を使用した Storage Center の接続
次のタスクは、リモート Storage Center での iSCSI 接続の追加と削除の方法について説明しています。
メモ: ユーザーインタフェースの参照情報については、Helpヘルプをクリックしてください。
リモート Storage System iSCSI 接続の設定
iSCSI プロトコルを使用してレプリケーションまたは Live Volume データを転送したい場合は、iSCSI 接続をリモート Storage Center または PS
ループに追加します。
前提条件
iSCSI 接続を設定する Storage Center または PS グループが Storage Manager に追加されている必要があります。
Storage Center から PS グループへのリモート接続には、仮想フォールトドメインが必要です。
ローカル Storage Center iSCSI ポートが仮想ポートモードに設定され、それらのポートが、ネットワークアドレス変換NATを実行するル
ーターの背後に配置されている場合、iSCSI フォールトドメインに NAT ポート転送を設定する必要があります。
iSCSI レプリケーショントラフィックでチャレンジハンドシェーク認証プロトコルCHAPを使用する場合は、各 Storage Center でのレプリケー
ションに使用する
iSCSI フォールトドメインは CHAP を有効化します。
このタスクについて
メモ: PS グループは Live Volume をサポートしていません。
手順
1. ストレージ ビューをクリックします。
2. ストレージ ペインで、 Storage Center または PS グループを選択します。
3. iSCSI 接続の設定 ウィザードを開きます。
Storage Center から次の手順を実行します。
リモート Storage Center およびレプリケーション QoS
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