Administrator Guide

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4. 計画した DR のアクティブ化を許可するかどうかを選択します。
a. オプション、レプリケーションのみレプリケーションが正常に機能しているときに、DR のアクティブ化を許可するには、計画した災害復旧
のアクティブ化を許可する チェックボックスにチェックを付けます。
b. 次へ をクリックします。次のウィザードページが表示されます。
5. 使用可能な復元ポイント ペインで、アクティブにする復元ポイントを選択し、次へ をクリックします。次のウィザードページが表示されます。
6. 各復元ポイントに対する DR の設定を行います。
a. 変更する復元ポイントを選択し、設定の編集 をクリックします。災害復旧のアクティブ化 ダイアログボックスが表示されます。
復元ポイントが同期レプリケーションに対応している場合、ダイアログボックスにレプリケーションの状態について追加情報が表示されま
す。
Sync データステータス フィールドには、復元ポイントが検証された時点のレプリケーションの同期化ステータスが表示されます。
現在、宛先ボリュームがソースボリュームと同期されているかどうかについての推奨事項が、Sync データステータス フィールドの下に
緑色または黄色の文字で表示されます。
メモ: 現行の高整合性モードの同期レプリケーションでは、アクティブなスナップショットの使用 チェックボックスが自動的に選
択されます。
91. 災害復旧のアクティブ化 ダイアログボックス
b. Live VolumeStorage Center 6.5 以降のみLive Volume の保持 チェックボックスにチェックを付けて、Live Volume を削除せずに
IO リクエストをセカンダリボリュームに送信します。Live Volume がレプリケーションを管理している場合、管理されたレプリケーションを後の
復元プロセスで保持するため、
Live Volume の保持 を選択する必要があります。
Live Volume の保持 を選択している場合、Storage Center は、セカンダリボリュームをプライマリに昇格することによって IO リクエス
トをセカンダリボリュームに送信します。Live Volume は削除されず、元のプライマリ Storage Center がオンラインに戻ったときに修復
される可能性があります。ボリューム
ID が維持されるため、ボリュームにマップされたサーバに対して管理者が介入する必要はありま
せん。レプリケーションが Live Volume によって管理されている場合、レプリケーションは新たに昇格したプライマリボリュームに従って移
動します。既存の
Live Volume 設定が使用されるので、使用できるボリューム設定は少なくなります。
Live Volume の保持 が選択されていない場合、Storage Manager により Live Volume が削除され、ビューボリュームが作成され
てサーバにマップされます。復元プロセス中に、
Live Volume が再作成されます。レプリケーションが Live Volume によって管理される
場合、管理されたレプリケーションは後の復元プロセスで削除されます。
c. サーバ ラベルの横にある 変更 をクリックして、リカバリボリュームをマップするサーバを選択します。
サーバは各復元ポイントに対して必要です。
詳細マッピング をクリックして、LUN の設定、マッピングパスの制限、またはボリュームの読み取り専用としての保持を行います。
このオプションは、Live Volume の保持 チェックボックスにチェックが付いている場合には使用できません。
d. アクティブ化されたボリュームに使用するスナップショットを選択します。
Live Volume の保持 が使用できない、または選択されていない場合、アクティブなスナップショットの使用 を選択してボリュームの
現在の状態を使用するか、スナップショットの横にある 変更 をクリックして凍結されたスナップショットを選択します。デフォルトでは、
最後に凍結された
スナップショットが使用されます。
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Storage Center DR の準備とアクティブ化