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1 つの復元ポイントに対する障害が発生したボリュームの復元
1 つのボリュームに障害が発生した場合は、対応する復元ポイントを使用してボリュームを復元できます。
1. レプリケーションと Live Volume ビューをクリックします。
2. 復元ポイント タブをクリックします。
3.
障害が発生したボリュームに対応する復元ポイントを右クリックし、DR ボリュームの復元 / 再スタート を選択します。DR ボリュームの復
/ 再スタート ダイアログボックスが表示されます。
4. Storage Center 6.5 以降、Live Volume のみ復元方法を選択します。
Live Volume の復元 チェックボックスを使用できる場合はそれをオンにして、オリジナルのソースボリュームとアクティブ化されたボリューム
間で接続を再確立し、Live Volume を修復します。ボリューム ID を維持するには、このオプションを選択する必要があります。Live
Volume
がレプリケーションを管理している場合は、管理されたレプリケーションを維持するためにこのオプションを選択する必要がありま
す。このオプションを選択すると、既存の Live Volume 設定が使用されるので、新規ソースボリュームの設定 レプリケーションの設定
は使用できません。
Live Volume の復元 チェックボックスが使用不可であるか選択されていない場合は、指定された 新規ソースボリュームの設定 レプ
リケーションの設定
を使用して Live Volume が再作成されます。ボリューム ID は失われ、Live Volume がレプリケーションを管理してい
る場合、管理されたレプリケーションは削除されます。
5. レプリケーションのみソースボリュームを復元する場合
ミラーバックのみ チェックボックスを選択して、元の方向でのレプリケーションの複製を省略し、DR サイトをソースとして使用します。
宛先を自動的に非アクティブにする チェックボックスを選択して、アクティブ化されたボリュームからサーバーマッピングを自動的に削除し
ます。管理者の介入は必要ありません。このオプションは、復元ポイントに対して
DR がアクティブ化されている場合のみ使用できます。こ
のオプションを選択すると、復元を実行する前に、アクティブ化されたボリュームへ I/O が停止されます。
6. 必要に応じて 新規ソースボリュームの設定 を変更します。これらの設定の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
7. 必要に応じて レプリケーションの設定 を変更します。これらの設定の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
8. OK をクリックします。
Storage Manager によってレプリケーションまたは Live Volume が復元されます。
復元の進捗状況 タブを使用して、レプリケーションまたは Live Volume を監視します。
9. 復元の進行状況 タブに ミラーが同期されました。宛先が非アクティブになるまで待機しています。 という復元ポイントメッセージが表示さ
れたら、宛先ボリュームへの IO を停止します。
10. 復元ポイントを選択し、宛先の非アクティブ化 をクリックして、宛先ボリュームを非アクティブ化します。宛先ボリュームが非アクティブ化されま
す。復元されたボリュームは、アクティブ化されて設定済みサーバーにマップされます。レプリケーションの方向は維持されるので、復元されたボ
リュームがソースになります。
復元ポイントの削除
レプリケーションまたは Live Volume が削除されたか、または機能しなくなって完全に削除したい場合、関連する復元ポイントを削除します。
前提条件
復元ポイントの状態が劣化またはダウンである必要があります。
手順
1. レプリケーションと Live Volume ビューをクリックします。
2. 復元ポイント タブをクリックします。
3. 復元ポイントを右クリックし、削除 を選択します。確認のダイアログボックスが表示されます。
4. OK をクリックして、復元ポイントを削除することを確認します。
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Storage Center DR の準備とアクティブ化