Administrator Guide

Table Of Contents
38
Storage Center しきい値アラート
しきい値アラートは、ストレージオブジェクト使用状況に対するユーザー定義のしきい値を超えると自動的に生成されます。しきい値クエリを使用す
ると、しきい値基準に基づいて履歴データを問い合わせることができます。
しきい値の定義の設定
しきい値の定義は、ストレージオブジェクトの使用状況メトリックを監視し、ユーザー定義しきい値に達した場合にアラートを生成します。
監視できる使用状況メトリックのタイプは IO 使用状況、ストレージ、およびレプリケーションです。Storage Manager は、管理対象の Storage
Center から使用状況メトリックデータを収集します。デフォルトでは、Storage Manager IO 使用状況およびレプリケーションメトリックデータを
15 分おきに収集し、ストレージ使用状況メトリックデータを毎日 12 AM に収集します。Storage Center 上のストレージオブジェクトにはしきい値
の定義が割り当てられ、各しきい値の定義には 1 つ以上のしきい値が含まれます。監視対象のメトリックの値がしきい値に達すると、アラートが生
成されます。
Data Collector SMTP サーバが設定されている場合、Storage Manager はしきい値アラートが含まれた電子メールを送信しま
す。電子メールのアラートは 24 時間に 1 件だけ送信されます。
次の項のタスクを実行して、しきい値の定義をセットアップおよび表示します。
しきい値の定義のセットアップ
しきい値の定義へのストレージオブジェクトの割り当て
ストレージオブジェクトへのしきい値の定義の割り当て
しきい値の定義のしきい値アラートの表示
しきい値の定義のセットアップ
しきい値の定義は、作成、表示、編集、および削除できます。
しきい値の定義の作成
IO 使用状況、ストレージ、またはレプリケーションを監視するために、しきい値の定義を作成します。
前提条件
しきい値アラートの電子メール通知を受信するには、次の電子メール設定を指定する必要があります。
Data Collector SMTP サーバー設定
ユーザーアカウントの電子メールアドレス
ユーザーアカウントの通知設定
このタスクについて
Storage Usage が使用状況メトリックを確認し、しきい値の定義を超えていることを通知すると、Storage Manager はしきい値アラートを生成し
ます。デフォルトでは、
Storage Usage は毎日 12 AM に実行されます。
手順
1. しきい値アラート ビューをクリックします。
2. 定義 タブをクリックします。
3. しきい値の定義の作成 をクリックします。しきい値の定義の作成 ダイアログボックスが表示されます。
4. しきい値の定義の名前を 名前 フィールドに入力します。
5. タイプ ドロップダウンメニューから、作成するしきい値の定義のタイプを選択します。
IO 使用状況読み取りおよび書き込み IO パフォーマンス。
ストレージストレージの使用と拡張。
Storage Center しきい値アラート
765