Administrator Guide

Table Of Contents
元の Data Collector がデータの格納に外部データベースを使用するように設定されている場合、宛先サーバーはデータベースに接続できる
必要があります。外部データベースが同じサーバーでホストされている場合は、
Data Collector localhost ではなくデータベースの IP アドレ
スまたはホスト名を使用するよう設定する必要があります。
手順
1. インストールされている Data Collector バージョンに一致する Data Collector セットアップファイルを持っていない場合は、Data Collector
ットアップファイルをダウンロードします。
a. www.dell.com/support にアクセスします。
b. Dell カスタマサポートまたは Dell パートナーサポートにログインします。
c. ナレッジセンター をクリックした後、Storage Manager Data Collector セットアップファイルをダウンロードします。
2. Storage Manager Data Collector を宛先サーバにインストールします。Data Collector セットアップ ウィザードで次の選択を行います。
Data Collector タイプ 領域で、プライマリ Data Collector として設定 を選択します
Data Source Typeデータソースタイプドロップダウンメニューから、File Systemファイルシステムを選択します。
画面の指示に従って、一時的な管理者アカウントを作成します。
詳しい手順については、『Storage Manager Installation GuideStorage Manager インストールガイドを参照してください。
3. Data Collector が宛先サーバーにインストールされた後で、Data Collector Manager を使用して Data Collector サービスを停止します。
4. ソースサーバーで、Data Collector Manager を使用して Data Collector サービスを停止します。
5. \etc フォルダを元の Data Collector から 宛先 Data Collector にコピーします。etc フォルダのデフォルトの場所は次のとおりです。
64 ビット WindowsC:\Program Files (x86)\Compellent Technologies\Compellent Enterprise Manager\msaservice\etc
32 ビット WindowsC:\Program Files\Compellent Technologies\Compellent Enterprise Manager\msaservice\etc
メモ: Storage Manager 6.3 以降の場合、Data Collector は、32 ビットのオペレーティングシステムをサポートしません。ただ
し、Data Collector 32 ビットサーバから 64 ビットサーバに移行できます。
6. 元の Data Collector がバージョン 6.x である場合、次のフォルダの内容を宛先サーバー上の適切な場所にコピーします。
Windows Server 2008 およびそれ以降C:\ProgramData\Compellent\EMDC
7. Data Collector Manager を使用して、宛先サーバーで Data Collector サービスを開始します。
Microsoft SQL サーバーデータベースの移行
データベースサーバーが Microsoft SQL Server 20082012、または 2014 の場合、Data Collector データベースを新しい Microsoft SQL
Server
に移行できます。
1. 元の Microsoft SQL サーバーのデータベースのバックアップを取っておきます。
2. 新しい Microsoft SQL Server をセットアップし、混合モード認証SQL Server および Windows 認証モードを使用するように設定しま
す。
3. 新規 Microsoft SQL サーバーで、データベースの復元を実行します。
4. データベースが復元されたら、必要なデータベースユーザーを作成します。
a. compmsauser という名前のデータベースユーザーを作成します。この時点ではこのユーザーをスキーマに割り当てないでください。
b.
compmsauser データベースユーザーのパスワードを、前のデータベースで割り当てられていたパスワードに設定します。
以前にパスワードを変更しなかった場合、デフォルトのパスワードは R3p0r!cty4sgs となります。
パスワードを覚えていない場合や、別のパスワードを使用したい場合は、手順 6 データソースの変更ウィザードを実行するときに
新規のパスワードを入力する必要があります。
5. compmsadb で次のクエリを実行します。
sp_change_users_login ‘update_one’, ‘compmsauser’, ‘compmsauser’
6. クエリの実行後、Data Collector Manager を使用して、データソースを新しいデータベースに変更します。
メモ: パスワードを変更した場合は、Use Custom Passwordカスタムパスワードを使用するチェックボックスにチェックを付け、
Custom Passwordカスタムパスワードフィールドにパスワードを入力します。
関連リンク
Data Collector データソースの変更
842
Data Collector の管理