Release Notes
Data Progression の向上
Storage Center バージョン 7.0 Data Progression では、Storage Center のパフォーマンスの影響を軽減するように変更されました。
Data Progression は毎日指定した時間に実行され、すべてのタスクが完了するまで続行されます。すべてのタスクが完了していない場合、それら
のタスクは、次の Data Progression サイクルで完了されます。Data Progression は引き続き、Storage Center で設定されたスケジュールに従い
ます。データ削減を向上させるには、Data Progression の最大実行時間 フィールドを 無制限 に設定します。
ドライブスペアライトサイジング
Storage Center でスペアドライブが使用されている場合、ドライブスペアライトサイジングを行うと、Storage Center で容量が大きいスペアドライブ
のサイズを変更して、階層内の交換先ドライブの容量と一致させることができます。
Storage Center でドライブのサイズが変更されると、その後は
Dell Technical Support のサポートを受けずにドライブを元のサイズに戻すことはできなくなります。Storage Center バージョン 7.2.11 以降を実行
しているすべてのコントローラで、ドライブスペアライトサイジングはデフォルトで有効になっています。
この機能により、Dell Technical Support では、同じサイズのドライブが使用できない場合に同じディスククラスの大容量ドライブのディスパッチが可
能になりました。その結果、納品にかかる時間が短縮されています。
ディスク電源の時間レポート
Dell Storage Manager 2016 R3 を使用してユーザーは、Storage Center バージョン 7.1 以降のドライブの経過時間およびステータスについてレポ
ートを表示できます。
Dell Storage Manager
の拡張性
パフォーマンスを最適化し、接続の問題を防止するために、デルでは 1 つの Data Collector で管理する Storage Center は 10 以下にすることを
推奨しています。Data Collector は、ネットワークの遅延、I/O 負荷、およびボリュームの数によってこの推奨制限を超える場合があります。
FluidFS
バージョン
6
のサポート
Dell Storage Manager 2016 R3 には、FluidFS バージョン 6 のサポートが含まれます。FluidFS バージョン 6 には、次の新しい機能が含まれま
す。
• マルチテナンシー
• SMB3.1 および SMB3.1.1
• SMB3 マルチチャネル
• SMB3 動的アクセスコントロール
• SMB 変更通知の完全サポート
• NFSv4 補助ロック
• FTP および FTPS ユーザー認証および暗号化
• 接続された SMB セッションの詳細の表示
• 1 対多およびカスケードレプリケーション
• レプリケーション WAN 最適化
• Active Directory 組織単位
• ローカルアカウント UID および GID の制御
• メタデータの階層化
• 128 TB のファイル
• SNMP v3
• 自動スケジュールレポート
• NAS ボリュームのコンテンツの統計
詳細については、『Dell FluidFS Version 6 Release Notes』（Dell FluidFS バージョン 6 リリースノート）を参照してください。
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